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ニットポロとは?その起源からスタイル別の着こなし事例&おすすめ品を紹介

ニットポロとは?その起源からスタイル別の着こなし事例&おすすめ品を紹介

スポーティーでカジュアルな鹿の子素材のポロシャツよりも上品で、キレイめな印象を底上げできるニットポロ。今回は、その起源から一般的な鹿子ポロとの違い、スタイル別の着こなし、おすすめ品を紹介する。

ニットポロとは?スポーツ由来のポロシャツに薄手のニット素材を使用した上品なトップス

ニットポロとは、ポロシャツのデザインをベースに、セーターのようなニットの質感を取り入れたトップスだ。ポロシャツらしい端正な佇まいはそのままに、ニット素材特有の柔らかな表情を備えている。

そんなニットポロの起源をたどると、1850年代のインドに行き着く。当時、高温多湿の環境でポロをプレーするために、軽量かつ通気性のあるユニフォームが必要とされていた。そこで用いられたのが、コットンの半袖ニットだ。このスタイルは1920年代に英国へ伝わり、ポロだけでなくテニスやゴルフといったスポーツシーンにも広がっていく。1930年代には、LACOSTEがテニスウェアとして現代において一般的なポロシャツにつながる一着を広め、英国の老舗ニットメーカーJohn Smedleyでは半袖ニットポロ「ISIS」が生まれた。ISISは、ポロシャツらしいスポーティな型をベースに、滑らかな薄手のニット素材を採用した一着。現在まで続くこのモデルは、ニットポロの元祖的な存在として知られている。

そして、戦後になると、合成繊維の発展も後押しとなりニットポロはカジュアルウェアとしてさらに広がっていく。かつてはスポーツやリゾートといった印象と結びついていたニットポロは、日常着として取り入れられる存在になった。

ニットポロの豆知識ニットポロと一般的な鹿子ポロの製法の違い

一般的にポロシャツと言われて多くの方が思い浮かべるのは、表面に細かな凹凸のある鹿子ポロだろう。鹿子ポロとニットポロは同じ形でありながら、見た目だけでなく基本的には作り方も異なる。

まず押さえておきたいのは、鹿子ポロもニットポロも、どちらも広い意味では「ニット」に分類されるという点だ。鹿子生地は、糸をループ状に編んで作る編み地の一種。そのため、鹿子ポロも“編み地を使用した服”という意味ではニットに属する。ただし、服としての成り立ちは違う。多くの鹿子ポロは、まず鹿子編みの生地を作り、その生地を前身頃、後身頃、袖などの形に裁断し、縫製して仕上げる。Tシャツやスウェットと同じく、いわゆるカットソーと呼ばれるカット&ソーイングを取り入れた作り方だ。一方、ニットポロは、成形編みあるいはリンキングによって前身頃、後身頃、袖、襟などを服のパーツとして編み立て、それらをつなげて仕上げるものが多い。

ここからはニットポロを取り入れた海外スナップをスタイル別に紹介!

1. クワイエットラグジュアリースタイル色のコントラストを抑えた着こなしが肝!

大人らしく上品なポロシャツコーデを実践するなら、ニットポロを取り入れたクワイエットラグジュアリースタイルが筆頭候補に。一般的な鹿子ポロと比較してスポーティな印象は抑えつつ、落ち着いたムードを演出できる。そんな着こなしにおいて、パンツはドレッシーなスラックス、そして足元にはローファーを筆頭とした革靴を選びたい。また、ニットポロ、パンツ、シューズは同系色から選び、コントラストをなるべく抑えるのもポイントだ。

こちらのコーデには、Loro Piana「サバン・ポロシャツ」とJOHN SMEDLEY「ISIS」がオススメ。どちらも素材や製法にこだわり抜かれた老舗ブランドの間違いない一着だ。

2. ドレススタイルジャケットのインナー使いをするなら襟の出し入れでコーデに変化を!

インナーにニットポロを合わせたドレススタイルは、ジャケットならではの品格はそのままに、リラックスした雰囲気を演出できるのが魅力。会食など、品格は求められるが肩肘張った印象は避けたいシーンに最適だ。そんなスタイルにおいて、ギャラリー3枚目の男性のようにスキッパータイプのニットポロを選び、ジャケットの外に襟を出すとこなれた印象に導ける。

そんなドレススタイルのインナーに合わせるニットポロとして、ボタン付きならBrooks Brothers「コットン ハイゲージ ショートスリーブ ポロセーター」、スキッパータイプならCOS「ニットリネンポロシャツ」がオススメだ。

3. リゾートスタイル攻め色や大胆な編み地の一着をチョイス!

ニットポロを取り入れた上品な着こなしに夏らしい遊びを加えるなら、リゾートスタイルを意識してみてはいかがだろうか。ニットポロはリラックスした雰囲気に加え、端正な印象も兼ね備えているので、装いが過度にラフへ傾く心配も不要。そんなリゾートスタイルではアイテム選びがポイントに。ギャラリーの男性たちのように、ペールグリーンやイエローなど攻めた色や、透かし編みや凹凸のある編み地を採用した生地の一着を選びたい。また、パンツは白や生成り、ベージュなど明るいトーンがオススメだ。

こちらの着こなしに合わせるなら、GENTLEMAN PROJECTS「CARTER」がオススメ。シンプルな装いを退屈にしないケーブル編み仕様となっている。

4. ストリートスタイルニットポロをTシャツ感覚で取り入れて大人らしさを演出!

ストリートスタイルは好きだが、カジュアル過ぎて子供っぽく見えてしまうのは避けたいという方にもニットポロはオススメ。ニットポロが持ち合わせる上品な印象が、コーデを大人っぽく格上げしてくれる。ギャラリーのメンズのように、キャップや、ショートパンツ&ソックスといったオーセンティックなストリートスタイルにTシャツ感覚でニットポロ取り入れるだけで大人ストリートコーデが完成する。

そんなストリートな着こなしに合わせるニットポロなら、BATONER「KNIT POLO SHIRT HORIZONTAL MICRO STRIPE」がオススメ。ベーシックなポロシャツの形をベースに、マイクロボーダーが取り入れられている。

5. コンテンポラリーカジュアルスタイルシンプルな着こなしを軸にスニーカーで色味をプラス!

ニットポロを取り入れて万人ウケ間違いナシの着こなしを実践するなら、コンテンポラリーカジュアルスタイルを意識してみてはいかがだろうか。ギャラリーのメンズのように、無地でベーシックカラーのニットポロを軸に、スラックスやチノパンといったキレイめパンツ、スニーカーを合わせるだけで完成する。モノ足りなさを感じる方は、2枚目や3枚目の男性のようにスニーカーで色味を取り入れてみてほしい。

こちらの装いには、ROBERTO COLLINA「コットン ニットポロシャツ」がオススメ。洗練されたシンプルなデザインに、上質な素材使いとなっている。

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