
2025年6月17日、Pitti Uomo 108が開幕し、例年通り世界中からスタイリッシュなメンズが集結した。OTOKOMAE 編集部員が撮り下ろしたばかりの新着スナップから、今っぽさを取り入れた洒脱な着こなしのメンズスナップを厳選して紹介。今回は3日目!
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Pitti Uomo 108 DAY3 厳選スナップ1バギージーンズを合わせたシンプルな夏コーデ
今回のピッティウオモ3日間を通して、バギージーンズを取り入れたコーデが散見された。モードファッションが好きな層には既に浸透しているが、オーセンティックなドレスウェアが中心のピッティウオモ来場者にもその影響がジワジワときている。会場内で多く見受けられたバギージーンズの着こなし方は、ジャストフィットの無地Tシャツとカジュアルな革靴との組み合わせ。こちらの男性は、白T&太めジーンズの足元にブラウンのモカシンをセット。武骨なコーデの中に、どこかリラックスした雰囲気がほんのり漂う。
Pitti Uomo 108 DAY3 厳選スナップ2ローファーを合わせてジーンズコーデに上品な雰囲気をプラス
Tシャツ&バギージーンズといったラフな装いに、「大人ならではの上品さを添えたい」と考える方は、足元にローファーを合わせてほしい。こちらの男性は、デザイン性のある太めジーンズコーデの足元にローファーをセット。黒のコインローファーが、上品なムードをさりげなく演出している。ピッティウオモ1日目の記事でも言及したが、Tシャツやジーンズ、ワークパンツなどカジュアル色強めなアイテムとローファーを合わせたコーデに今夏は注目だ。
Pitti Uomo 108 DAY3 厳選スナップ3リラックス・テーラードの勢いが加速
今回のピッティウオモでは、OTOKOMAEがたびたび取り上げてきたリラックス・テーラードの勢いが一段と加速していた。その時々の空気感をコーデに巧みに取り入れるのが得意なダニエレ・ビアジョーリ氏は、1日目に続いて3日目でも、ルーズシルエットのジャケパンスタイルを披露。チノ素材のような質感のストレートシルエットのパンツからは、ワークウェアのような武骨な雰囲気がほのかに漂う。今夏、リラックス・テーラードを取り入れる方は、テーラリングされているパンツに限らず、ワークからミリタリー、スポーツまで様々なアイテムから選んでほしい。
Pitti Uomo 108 DAY3 厳選スナップ4ほど良くトレンドを取り入れた大人カジュアルスタイルの好例
こちらはバーバリーのバイイング部門とマーチャンダイジング部門のディレクターを務めるリー・ゴールドアップ氏の半袖シャツコーデ。彼は、ファッションウィークで、半袖シャツにショートパンツ、ソックス、そしてスニーカーあるいは革靴を合わせた軽快な着こなしをたびたび披露している。そんな彼が、ピッティウオモ3日目のコーデに選んだシャツはOUR LEGACY、そしてシューズはASICSのメッシュスニーカー。自身のスタイルの軸は崩さずに、トレンドのエッセンスをほどよく加味しながら各ピースを選ぶその姿勢は、大人のカジュアルスタイルの好例だ。
Pitti Uomo 108 DAY3 厳選スナップ5ナイロンパンツ&メッシュスニーカーの組み合わせでスポーティーなAラインコーデを
スポーティーな雰囲気をまとったAラインコーデにも注目したい。ナイロン素材のゆったりとしたシルエットのパンツと、いま勢いのあるメッシュスニーカーを合わせたスタイルは、スポーティーな雰囲気を演出するにはもってこいだ。こちらの男性は、軽やかな生地を採用したルーズシルエットのパンツと、シルバーのメッシュスニーカーをチョイス。ともすれば大人の日常着としてはアクティブ過ぎるコーデになってしまいそうな組み合わせだが、トップスにベージュのニットTシャツを合わせることで、落ち着きと品格を演出している。
下記のギャラリーで、他の注目スナップもぜひチェックしてほしい。
PITTI UOMO 108 1日目の着こなしを見たい方はこちら
PITTI UOMO 108 2日目の着こなしを見たい方はこちら
そもそもピッティウオモとは?気になる歴史や魅力を知りたい方はこちら