進化を遂げた“ZEGNA(ゼニア)”。身にまとえばキマると断言できる4の理由とは?

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進化を遂げた“ZEGNA(ゼニア)”。身にまとえばキマると断言できる4の理由とは?

ファッション通の読者であればご存知かもしれないが「ゼニアといえばスーツ」のイメージは過去のものとなっている。過去から現在に至るまで、そしてこれからも卓越したスーツと生地を供給する存在であることに疑いの余地は無い。しかし実は、2021年NY株式市場への上場と同時に、スーツをメインとした「エルメネジルド ゼニア」、スポーティな「ジー ゼニア」、コレクションラインの「エルメネジルド ゼニア XXX」という3つのラインの統合を経たリブランディング以来、その枠にとらわれない進化を続けている。

理由①新定番の「トリプルステッチ™ スニーカー」があらゆるスタイルの足元に洗練をもたらす

王道のスーツやカジュアルの着こなしだけでなく、ジャケットにジーンズ、Tシャツにスラックスなど、ドレスやカジュアルといった垣根を取り除いたスタイルが浸透し、当たり前となった現代。そんな幅広いスタイルの足元にフィットする新感覚スタイルで2020年の発売以来、人気を博しているのが「トリプルステッチ™ スニーカー」だ。

左上から時計回りにゼニアのスニーカー(オフホワイト ディアスキン)11万9900円、スニーカー(ブラック ディアスキン)11万9900円、スニーカー(ホワイト ディアスキン)11万9900円、スニーカー(ライトブルー スエード)11万9900円(ゼニア カスタマーサービス 03-5114-5300

イタリアに構えるシューズ工場で完成された最上級のルックスと履き心地に注目

幅広いスタイルに合う理由は、ラグジュアリーな素材使いと無駄のない洗練されたフォルムにある。アッパーにはディアスキン(鹿革)をはじめとした上質素材を採用。必要最低限のパーツで構成された、ほどよい丸みのあるカーブを描いたトゥや、フィット感を高める土踏まずのシェイプしたシルエットは、ドレスシューズのような品を演出する。この完成度の高さを実現できるのは、イタリアに構えるシューズ工場で培った豊富な生産ノウハウがあるからこそ。

シュータン部分の象徴的な3つの「X」はクロスゴムとなっており、スリッポン感覚でスムーズな着脱を実現。ソールには軽量ラバーが採用されているため、足への負担が少なく長時間の使用でも疲れにくい。フーディとジョガーパンツのスポーティなスタイルの足元に「トリプルステッチ™ スニーカー」をチョイスすれば、大人の品よきワンマイルコーデが完成する。

ゼニアのスニーカー11万9900円、フーディ12万3200円、キャップ5万1700円、パンツ16万8300円、ウォッチ9万6800円(ゼニア カスタマーサービス 03-5114-5300

理由②オンオフの概念にとらわれない「シャツジャケット」というジャケットスタイルの新提案

ビジネススタイルのカジュアル化に伴い、平日から休日まで着まわせるキレイめアイテムへの需要が年々高まりをみせている。そんな時代背景にあわせて、大人の着こなしの鉄板アイテムであるジャケットにも進化が必要だ。新生ゼニアが推すこのシャツジャケットは、まさに新時代のジャケットスタイルに相応しい仕上がり。もともとテーラーだったアトリエで、職人の手によって作られた素材の質感や美しい色彩が際立つテーラリングによって、カジュアルやドレスアップといった枠にとらわれない、洗練されたスタイルを実現する。

ゼニアのシャツジャケット17万6000円、ニット17万3800円、カットソー5万5000円、デニム12万3200、サングラス7万4800円(ゼニア カスタマーサービス 03-5114-5300

このシャツジャケットのような、トレンドを加味したカジュアルスタイルに上質素材とテクノロジー、軽やかなテーラリング、職人のクラフツマンシップを融合させたスタイルを、新生ゼニアは“ラグジュアリーレジャーウェア”と呼ぶ。2023春夏の新作シャツジャケットはリネン素材を用いた鮮やかな5つのカラーに加え、オアジカシミヤとリネンをミックスした商品も展開。リネン素材は3本の糸を強撚にして高い密度で織り上げることでシワの復元性を高めているため、キレイな見た目をキープしやすい。

理由③「オアジカシミヤ」に代表される傑出した高級素材と信頼のトレーサビリティ

素材の上質さだけでなく、環境に配慮された生産背景まで視野に入れた選択が求められはじめている現代。あらゆる考え方があるが、トレーサビリティの取り組みに積極的なブランドのアイテムを意識的に選ぶのが正道だ。例えば、ゼニアの”オアジカシミヤ”コレクション。カシミヤ原毛の生産からイタリアで熟練の職人たちによってウェアを創り出すまでの道のりをクリアにする試みに基づいたアイテムが展開されている。

“オアジカシミヤ”に使用されるのは、情熱的で勤勉なゼニアの熟練職人が厳選した素材のみ。実際の製品の仕上がりはもちろん、生産背景にまでこだわるゼニアは2022秋冬より、カシミヤ農場から製品製造、店舗に至るまでの全行程を示す動画二次元バーコードをすべてのカシミヤ製品に同封し、トレーサビリティへの取り組みを紹介している。“オアジカシミヤ”コレクションの代表的なアイテムのひとつであるセーターは、幅広いカラーバリエーションを展開。ブラック、グレー、ネイビーといったベーシックカラーはもちろん、鮮やかなイエロー、ブルー、レッドといったコーデのポイントとなるようなカラーアイテムまで充実している。

ゼニアのカシミヤセーター(ブラック、ネイビーブルー、グレーメランジュ)19万2500円、カシミヤリネンセーター(ライトベージュ メランジュ、イエロー メランジュ)16万8300円(ゼニア カスタマーサービス 03-5114-5300

他にもカシミヤ100%はもちろん、シルク混といったMIX素材の展開も。下のコーディネートで着用しているのは、2023春夏から新たに展開されているカシミヤリネンのセーターだ。サイドにスリットが施された軽快感のあるデザインのため、カットソー感覚で着用できる。毎日着たくなるような心地良い肌触りの良さも“オアジカシミヤ”コレクションの魅力のひとつだ。

ゼニアのセーター16万8300円、カットソー5万5000円、デニム12万3200円(ゼニア カスタマーサービス 03-5114-5300

理由④これで誰でもスタイリッシュに!ワントーンorツートーンのスタイリング提案とアイテム展開

ゼニアに革新をもたらす立役者としてアーティスティック ディレクターを務めるアレッサンドロ・サルトリ氏は、大胆にもワントーンとツートーンのスタイルのみに絞った提案をしている。色数を絞り、素材とテーラリングの魅力を際立たせたスタイリングは、誰でも現代的でスタイリッシュな着こなしを実現できることうけあいだ。こちらのスタイリングでメインカラーに採用したのは、ゼニアを象徴する色であるビキューナ。ワントーンはもちろん、ブラックやホワイトといったモノトーンを差し込んだツートーンのコーディネートも洒脱にキマる。

ゼニアのブルゾン21万7800円、半袖シャツニット20万5700円、中に着たクルーネックニット17万3800円、ニットパンツ25万8500円(ゼニア カスタマーサービス 03-5114-5300

コレクションの鮮やかなカラーパレットは、どれも北イタリアのピエモンテの山地にあるオアジ・ゼニア自然保護区域からインスピレーションを受けたもの。このオアジ・ゼニア区域は、起業家エルメネジルド・ゼニアが、1930年代に立ち上げた大規模な環境回復プロジェクトによって誕生した土地だ。

Credit: courtesy of Zegna

ちなみに下の画像は、2021年のリブランディングより刷新されたロゴとブランドマーク。ビキューナカラーとブラックで構成されたダブルストライプデザインは、オアジ・ゼニア自然保護区域を横断する国道232号線を表現している。

新生「ゼニア」の世界観を体感できる伊勢丹新宿店ポップアップストアが開催中!

2月8日(水)~2月21日(火)の期間、伊勢丹新宿店 メンズ館1階 ザ・ステージにて「Spring in Oasi Zegna」ポップアップが開催中だ。会場では、今回の記事でフォーカスした鮮やかな新色の「トリプルステッチ™ スニーカー」や「シャツジャケット」、“オアジカシミヤ”コレクションの「ニットウェア」、伊勢丹新宿店先行アイテムなど、さまざまな素材を取り揃えて登場。2023年春夏コレクションが一堂に会する貴重な機会のため、気になる方はぜひチェックを!

Credit: courtesy of Zegna

ゼニア ポップアップストア「Spring in Oasi Zegna」詳細情報

開催場所:伊勢丹新宿店 メンズ館1階 ザ・ステージ
問い合わせ先:03-3352-1111(大代表)
期間:2月8日(水)〜2月21日(火)
営業時間:午前10時~午後8時
ゼニア公式サイトはこちら

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