最近流行しているオーバーサイズのキーワードから注目を集めている、ダボダボな着こなし。一歩間違えるとだらしない、ダサいファッションに見られてしまうものの、ポイントをおさえれば低身長やガリガリなど、どんな体型であっても洒落者感のある着こなしを実現可能だ。今回はダボダボなコーディネートをテーマに、おしゃれに見せるコツについて紹介!
スポンサーリンク
ダボダボなコーデは好き嫌いの差が激しいスタイルのひとつ
ダボダボという表現は、ネガティブなニュアンスを込めて使われることが多く、どちらかというと大衆受けしづらいコーディネートであることは前提として心得ておきたい。また、単にサイズアップしたダボダボの服を着ているだけでは、お洒落と言われることはまず無い。周りからどう見られたいかの目的が明確な場合に、ヘアスタイルや装飾品まで作り込みながら取り入れることで、ようやくひとつのスタイルとして認められ、一部から絶賛されるようなコーディネートが実現できる。例えば「70年代ニューヨークにてカウンターカルチャーとして誕生したHIPHOPの典型的なスタイルをリスペクトするような着こなし」や「年上から可愛がられる少年感を意識した可愛いコーデ」など。自分の中でのコンセプトを明確にした上で、理想のダボダボコーデを突き詰めたい。
「クール系」「可愛い系」で自分の理想とするダボダボコーデを実現せよ!
ここでは、ダボダボコーデを大きく「クール系」「可愛い系」の2パターンに分けて解説。自分の理想とするダボダボコーデがどちらか判断する要素のひとつとして参考にしてみてほしい。
「クール系」ヒップホップやスケート、ストリート界隈のカルチャーを反映したダボダボコーデ
骨太な男らしさをコーディネートに取り入れたいとお考えなら「クール系」のダボダボコーデが有力。上記で軽く触れたHIPHOPをはじめとしたストリートカルチャーを強く反映したスタイルだ。注目を集める90年代や2000年代のスタイルを参考にするなら「2Pac」「The Notorious B.I.G.」「Snoop Dogg」「DMX」「JAY-Z」といったアーティスト界隈の着こなしをチェックするとわかりやすい。現代的なスタイルに仕上げるのであれば、下の画像の「Ye」のような着こなしが気分だ。
「可愛い系」K-POPアイドルをはじめとした美意識の高い愛されルックを反映したダボダボコーデ
可愛い系のダボダボコーデは、K-POPアイドルの着こなしを参考にした美意識の高さを感じさせるスタイリングが多い。着用しているブランドは、バレンシアガやセリーヌ、フィア オブ ゴッドなどといった「クール系」と通ずる部分があるのも興味深いポイントだ。それでいて印象が大きく違って見えるのはヘアスタイルの作り方の違いだろう。“センター分け”や“ウルフヘア”をはじめ、カラーを取り入れたヘアスタイルなど、自由で中性的なヘアスタイルが可愛い系のダボダボコーデでは散見される。
ダボダボなコーデのメリットは?
ダボダボなコーデを実践すると得られるメリットは3つ挙げられる。上手にメリットを活かしながら洒脱なコーディネートを実現していきたい。
・動きやすい
ゆとりのあるサイズ感の服を選ぶため、服のひっかかりがなく動きやすい。
・体型をカバーできる
オーバーサイズは身体のラインを拾わないため、気になるお腹周りなどをカバーできる。
・トレンドコンシャスな服装を実現できる
最近流行しているオーバーサイズの着こなしに当てはまるため、旬なムードを演出可能。