カジュアルからキレイめ、ドレススタイルまで幅広いコーディネートと高い親和性を有するトートバッグ。とりわけ着飾るアイテム数が減る夏においては、コーディネートの主役的な存在になると言っても過言ではない。今回はそんな「トートバッグ」をテーマに、その魅力と選び方のポイント、海外の洒落者によるコーデ術を紹介!
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トートバッグはメンズの夏コーデのアップデートにうってつけ!
1年の中でもっとも着飾るアイテムが少ない夏は、いつも似たようなコーディネートになってしまいがち。そんなマンネリ化した夏コーデを刷新するなら、トートバッグに頼るのがおすすめだ。あらゆるバッグの種類の中でも、とりわけ素材やカラーなどデザインのバラエティに富んだトートバッグであれば、個性をプラスしつつ周囲と差別化するのも容易いはず。しかもメンズ用のトートはほとんどA4サイズ以上と大きめであるため、夏コーデにおいては主役級に映えるのだ。この夏のコーデの雰囲気をガラリと変えるなら、ぜひトートバッグの取り入れを検討してみてはいかがだろうか。
トートバッグをコーデに取り入れる上で押さえておきたい選び方のポイントとは?
トートバッグの選び方①「普段の荷物が余裕で入るサイズ感がベスト!」
トートバッグで最も使い勝手が良いとされ男女を問わず人気なのは、コピー用紙や標準的な書類の入るA4サイズか、それよりも一回り大きめなB4サイズくらいのモノ。それ以上にサイズが大きいトートバッグは、シーンとスタイルを選んでしまいコーデに取り入れづらく、それよりも小さいサイズでマチのないタイプはかなり容量が限られてしまう。とくに、小さいトートバッグに荷物を詰め込みパンパンに膨らんでいると、スマートでカッコいい印象をプラスできないので注意しよう。また、トートバッグには縦長と横長のタイプがあるため、スタイリッシュなルックスを狙うなら縦長のトートバッグを、脇で抱えるように持ちやすくカジュアルな印象を狙うなら横長タイプが有力な選択肢となるだろう。
トートバッグの選び方②「どんな服装に合わせるのか想定した素材選びを!」
カジュアルコーデに馴染みやすくエコバッグとしても普段使いに最適なのは、帆布と呼ばれるコットンキャンバス地だ。そしてスーツやキレイめスタイルにマッチするのは高級感のあるレザー素材のトートバッグ。シーンを問わず使うのであれば、ナイロン素材で出来たベーシックなデザインのトートバッグが良いだろう。
トートバッグの選び方③「夏コーデをアップデートするなら色選びも重要!」
クリーンさやナチュラルな雰囲気を狙うなら白や生成り、アイボリーなどニュートラルカラーが最適で、シックな雰囲気ならブラックやブラウン、ネイビーが定番とされている。一般的にカジュアルなトートバッグはコットンやジュートのニュートラルカラー系が主力となり、高級感のあるレザーのタイプはダークカラーが定番となる。もちろんカジュアルなコットンキャンバスの素材でも、高感度なブランドの打ち出すトートバッグはブラックやカラーモデルも数多く、脱・量産型や他との差別化を狙うならそれらも選択肢から外せない。
メンズコーデでトートバッグをどう活かす?着こなし事例をチェック!
ネイビートートバッグと柄スカーフの色味をマッチさせ夏のメンズコーデにアクセントをオン
肉厚なアイボリーのニットTシャツとベージュチノパンを合わせたカジュアルコーデに、色味をマッチさせたコットンキャンバスのネイビートートバッグと柄スカーフでアクセントをオン。キャラ立ち必死なゴーグルスタイルのサングラスと足元にセットしたヴァレンティノのクロシェスニーカーでモードなムードを味付けし、脱量産型の着こなしに。コンサバなアイテムとモード系アイテムの組み合わせが面白い。
CAMPER(カンペール) トートバッグ
ナチュラルな生成りのトートバッグでメンズコーデにクリーンさをプラス
夏のカジュアルコーデにクリーンさを後付けするには、白よりも肌馴染みしやすいナチュラルな生成りのトートバッグが最適だ。コチラの御仁はブルーTシャツとカーキのワイドチノパン、ナイキの黒スニーカーを合わせた夏コーデに、生成りのトートバッグでクリーンさをプラス。くすんだ色味のトップスとボトムスの組み合わせにトートバッグを合わせることで、地味な印象を解消しながら若々しさを演出している。
Discord Yohji Yamamoto(ディスコード ヨウジヤマモト) トートバッグ
黒×白の配色がスタイリッシュなトートバッグでコーデをアーバンな印象に
黒×白のカラーリングとグラフィックがスタイリッシュなトートバッグを肩掛けし、白tシャツとネイビーのイージーパンツのメンズコーデをアーバンな印象に。トップスとボトムスだけではもっさりとしたルックスだが、モノトーンのトートバッグを加えることで都会的なムードをモノにしている。夏のシンプルコーデのスタイルアップを図るなら、こんな配色とグラフィックをあしらったトートバッグがうってつけ。
MAISON KITSUNÉ(メゾンキツネ) トートバッグ
夏のメンズコーデにナードな雰囲気を演出するなら、帆布のトートバッグが有力な一手
夏のメンズコーデにナードな雰囲気を演出するなら、アンクルパンツと白ソックスのペアリングと同様に帆布のトートバッグも有力な一手。コチラにピックアップしたスナップでは白の半袖オープンカラーシャツとブルーのワイドパンツのメンズコーデに、モカ系グレイッシュな帆布のトートバッグを持ちナード感たっぷりの着こなしに。オーバーサイズのアイウェアとベースボールキャップの味付けで、ナードなムードを際立たせている。
ButlerVernerSails(バトラーバーナーセイルズ) トートバッグ
ビビッドイエローのトートバッグでアクセントをプラスした淡色でまとめたメンズコーデ
白やニュートラルカラーなど泡色でまとめがちな夏コーデ。コチラの御仁はそんな淡色でまとめたメンズコーデにビビッドイエローのトートバッグでアクセントを効かせ、夏の強い日差しの中でもコーデの輪郭がぼやけないようインパクト抜群の着こなしに。他のバッグでは得難いビビッドカラーによるフックをプラスするにも、トートバッグは絶好だ。
Palm Angels(パームエンジェルス) トートバッグ
定番色の生成りのトートバッグなら、カジュアルな夏のメンズコーデに◎
カジュアルな夏のメンズコーデに馴染みやすいバッグと言えば、生成りのコットンキャンバス製やジュート製のトートバッグが◎ レザー素材では暑苦しく、ナイロン製ではナチュラルさに欠けてしまうため、コーデとの親和性を優先するなら綿やジュートのトートが筆頭だ。とりわけアイボリーや淡いベージュのタイプなら、若々しさやクリーンなイメージをプラスするにもうってつけ。
MUSEUM OF PEACE & QUIET (ミュージアム オブ ピース アンド クワイエット) トートバッグ
アイボリーとネイビーのコントラストが爽やかなトートバッグで大人メンズの夏コーデに若々しさを演出
インナー使いしたクルーネックのナンバリングと白パンツを同調させて清潔感を際立たせ、アイボリーとネイビーのコントラストが爽やかなトートバッグをハンドキャリーして若々しさを演出。男らしさと武骨さを醸すオリーブグリーンのシャツジャケットでミリタリーな雰囲気をプラスして、骨太感とクリーンさを同居させたスタイリングに。とのバッグのアイボリーとネイビー、インナーとボトムスによる白とネイビーの対比も◎
MUSEUM OF PEACE & QUIET (ミュージアム オブ ピース アンド クワイエット) トートバッグ