伝統的なスタイルとして多くのファッショニスタから愛されている「トラッド コーデ」。クラシック回帰が注目を集めるいまこそ、基本的な要素をおさえておきたい。今回はそんなトラッド コーデに欠かせない3大アイテムにフォーカス!
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トラッド コーデの鉄板品①「紺ブレザー」
トラッド コーデと言われて、真っ先に「紺ブレ」を思い浮かべる方は多いはず。ネイビーのウールサージファブリックに段返り3B仕様の金ボタンが配されたそのスタイルは、いつの時代も色褪せることなく幅広い世代から愛されている。テーラードジャケットの中でもスポーティな空気感があるため、タイドアップシャツだけでなくニットやカジュアルシャツとの重ね着が自在で幅広いコーディネートを組み立て可能。ちなみにブレザーは、シングルかダブルかの前立ての打ち合わせの違いで期限が異なる。気になる方はブレザー特集の記事でぜひ詳細をチェックしてみてほしい。
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トラッド コーデの鉄板品②「ボタンダウンシャツ」
イギリスの上流階級がたしなむポロ競技で、選手が着用していたポロシャツの衿が浮くのを固定するためにボタンで固定している仕様を一般的なシャツに落とし込んだことから生まれたと言われている「ボタンダウンシャツ」。生みの親はアメリカのシャツブランンドである「BrooksBrothers(ブルックス・ブラザーズ)」創業者の孫にあたる3代目ジョン・E・ブルックス氏。その起源からブランド内ではボタンダウンシャツを“ポロカラーシャツ”と呼んでいる。美しくロールを描く襟羽根の長さを8.6cmと定めており、完成度の高いブルックス・ブラザーズのボタンダウンシャツは現在でも多くの洒落者が好んで着用するほど人気だ。着こなし方の自由度は高く、1枚でTシャツ感覚の着こなしを楽しむも良し、アウターとして羽織るのにもちょうど良い。
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トラッド コーデの鉄板品③「チノパン」
「チノ・クロス」と呼ばれる綿やポリエステル(稀に麻)の生地で出来たズボンの一種である「チノパン」。当時のアイビーリーグでは、1970年代までデニムを穿くことを禁止されていたこともあり、アクティブにもキレイめにも穿けるチノパンが主流であったと言われている。シルエットは、足元まで太さが変わらずストンと落ちるようなパイプドステムが基本。パンツ丈はジャストレングスで合わせ、カジュアルに穿く場合はロールアップを取り入れて軽快な印象を演出するのが王道だが、みゆき族を意識してあえてショートレングスで穿くのもアリだ。
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