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ジャケットの種類③「中綿ジャケット」
ダウンジャケットと近似した見た目をしている「中綿ジャケット」だが、こちらにはポリエステルやコットンなどの人工繊維で作られた綿を詰めているのが大きな違い。水鳥の羽毛から作られているダウンジャケットは、その素材の貴重さから値段が高価になる傾向があるが、人工的な素材を使用している中綿ジャケットは、比較的リーズナブルな価格で入手できるのが魅力。しかし、リーズナブルといえど保温効果は非常に高く、さらに防水性と軽量性にも優れており、自宅の洗濯も可能なアイテムも多いのが嬉しい。ちなみに、キルティングジャケットも中綿ジャケットの一種だ。
中綿ジャケット おすすめ①「Columbia(コロンビア) オークハーバーインシュレイテッドジャケット」
中綿ジャケット おすすめ②「Patagonia(パタゴニア) ナノ・パフ・ジャケット」
ジャケットの種類④「レザージャケット」
ワイルドな雰囲気を醸し出すレザージャケットは、大人のスタイリングを武骨に仕上げるのに欠かせないアイテム。その名の通り皮革で作られたジャケットの総称で、レザー素材ならではの高級感あるムードを漂わせる。見た目のカッコよさだけでなく、皮革ならではの耐久性や防寒性も特徴。レザージャケットの誕生には諸説あるが、軍服として採用されたことが起源というのが世界的な定説であるとされている。現在では、様々なデザインや普段使いしやすい柔らかな皮革を採用したレザージャケットなども登場しており、より身近なアイテムとして親しまれている。レザージャケットは、種類が豊富にあるが大きく分けて「フライトジャケット」と「ライダースジャケット」の２つに分類される。以下で詳しい内容を説明しよう。
「フライトジャケット(レザー)」
空軍の軍服として生まれた「フライトジャケット」は、レザー素材からナイロンなどの人工素材まで展開は多岐に渡る。昔の航空機の操縦席は気密性が高くなく、衣服に高い防風性が必要とされたため、そんな中でも、風を通さない皮革素材がフライトジャケットに採用されることが多かった。最初に誕生したレザーのフライトジャケットは、アメリカ軍が夏季に着るために開発した「タイプA-1 サマーフライングジャケット」。襟、袖、裾にはリブが配され、風の侵入を防ぐ仕様で後のフライトジャケットに多大な影響を及ぼしたデザインだ。その後、数あるフライトジャケットの中でも際立つ存在のA-1の後継モデル「A-2 サマーフライングジャケット」が誕生。こちらのモデルは現在でもアメリカ軍にて使用されている。また、映画『トップガン』の主人公マーヴェリックが着用していたG-1ジャケットもレザー製フライトジャケットの名作。2022年に続編が公開されたことから、レプリカモデルがアヴィレックスから発売されている。
フライトジャケット おすすめ①「AVIREX(アヴィレックス) G-1ジャケット 」
フライトジャケット おすすめ②「AVIREX(アヴィレックス) B-3ジャケット」
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フライトジャケット おすすめ③「Buzz Rickson’s(バズリクソンズ) A-2」
「ライダースジャケット」
「ライダー」とは、バイクに乗る「バイカー」のことを指しており、ライダースジャケットとはまさにバイカーのために作られたジャケット。運転中に風が入らないよう防風性に優れており、前身頃にはボタンではなくジップアップを施して風をシャットアウトする。腰や袖にも隙間を作らないようベルトが付いてたり、ヘルメットの邪魔にならないために襟は外側に折り畳まれていたりと、バイカー仕様のこだわりをギュッと詰め込んだジャケットだ。1928年でアメリカのメーカー「Schott(ショット)」が販売した「パーフェクト」という、ジップアップ式のジャケットが世界最初のライダースジャケットとされている。その後、ロックやパンクなどのミュージックシーンでも人気を博し、ミュージックカルチャーと深い関係を持つジャケットのひとつとして、今でも根強い人気を誇っている。
ライダースジャケット おすすめ①「JAMES GROSE(ジェームス グロース) ドーヴァージャケット」
ライダースジャケット おすすめ②「Schott(ショット) 613US ワンスターライダース 日本別注モデル」
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