定番色との差別化を図り、新鮮な印象を作る緑ジャケット。カジュアルなアウターの中ではオリーブ系・カーキ系、迷彩柄など比較的馴染みのある色味ではあるが、テーラードジャケットではなかなか手が出しづらい色味ゆえ、スタイリングの変化球として個性を打ち出すのに有力な一手となるだろう。今回はそんな「緑ジャケット」にフォーカスし、コーデを成功に導くコツと参考となるメンズコーデを紹介!
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緑ジャケットには何色のパンツが合うか?
ひと口に緑(グリーン)と言っても、発色の良い鮮やかな緑からダークグリーンやモスグリーン、カーキ系を含むオリーブグリーンまでその色味は様々で、ジャケットの明度・彩度によっても相性の良いパンツの色味は若干異なる。一般的には暗めの深緑系のジャケットであればダークカラーやアースカラーのボトムスが馴染みやすく、明るい黄緑系のジャケットであれば黒・白・ベージュなどのベーシックカラーのパンツを合わせるのが常道だ。
緑ジャケットのコーディネートを成功させるコツは?
緑ジャケットのコーディネートを成功に導くには、あくまでジャケットを悪目立ちさせることないスタイリングに落とし込むこと。何より主張の強いビビッドな色味や派手なグリーンではなく、新鮮味や爽やかさがありがらあくまでもナチュラルで奇をてらった感じのないジャケットを選ぶことが肝心だ。もちろんスタイリングとしても控えめな感じを意識しながらも、合わせや着こなしによりしっかり個性を主張する。そもそも緑ジャケット自体がポピュラーな色味とは言い難く手を出しづらいアイテムゆえ、すっきりとスマートな着こなしとこなれ感こそお洒落見えの決め手となることをお忘れなく。
緑ジャケットを使ったメンズコーデを紹介!
落ち着いた色味の緑ジャケットとグレースラックスを組み合わせ新鮮な印象のタイドアップコーデに
テクスチャーと色に深みのある緑ジャケットに、タイドアップしたブルーストライプシャツを合わせ、グレースラックスとブラウンのタッセルローファーをコーディネート。ネイビーやグレーとは一味違う新鮮味のあるテーラードジャケットを取り入れることで差別化を図り、キチンと感際立つスマートなジャケパンスタイルに。ネイビーのレジメンタルタイでほどよいアクセントを効かせつつ、主張控えめな緑ジャケットで大人の余裕を醸している。
TAGLIATORE(タリアトーレ) 緑 ジャケット
カーキ系緑ジャケットと迷彩柄ジレを組み合わせ、白でまとめたコーデの軸とのメリハリで男らしさを際立たせる
金ボタンをアクセントにしたカーキ系緑のダブルジャケットにショールカラーの迷彩柄ダブルジレ、ベーシックなクルーネックの白Tシャツとスリムテーパードの白のアンクルパンツ、濃いブラウンのスタッズキルトローファーを組み合わせ。白でまとめたコーデの軸で清潔感を担保しながら、緑ジャケットと迷彩柄ジレを際立たせた男らしさを感じるジャケパンに。テーラードジャケットとダブルジレというドレス系アイテムでありながらも、ミリタリーなニュアンスを感じさせるアイテム選びが◎
AMI Paris(アミ パリ) 緑 ジャケット
緑ジャケットとネイビースラックスのジャケパンに、抜けが良く中和力に長けた白Tシャツをコーディネート
ダブルブレストの緑ジャケットとネイビースラックスのジャケパンに、抜けが良く中和力に長けた白Tシャツをインナー使い。足元にインナーと色味を揃えたローカットの白スニーカーをセットして、こなれ感のあるコーデを完成させている。オリーブグリーンやカーキ系とは一味違う新鮮な緑ジャケットの色味がナイス。