アメリカが誇るワークウェアブランド「Carhurtt(カーハート)」のデトロイトジャケットとは?

Share

アメリカが誇るワークウェアブランド「Carhurtt(カーハート)」のデトロイトジャケットとは?

アメリカのワークウェアブランドの代表格「Carhatt(カーハート)」。ワークウェアならではタフさや機能性に加え、ファッションシーンでも重宝する上品なデザインが幅広い世代に人気を博しているブランドだ。今回は、そんなカーハートの定番アウターである「デトロイトジャケット」にフォーカス。カーハートの歴史と共にデトロイトジャケットの特徴とおすすめモデルを解説!

創業130年以上のアメリカ老舗ワークウェアブランド「Carhatt(カーハート)」とは?

「Carhatt(カーハート)」は、1889年にハミルトン・カーハート氏によってアメリカ ミシガン州のデトロイトにて創業したワークウェアブランド。製造業が増えた背景から「ハミルトン・カーハート・マニファクチュア」という社名で、わずか4台のミシンと5人の従業員でワークウェアの生産をスタートさせた。最初のプロダクトは、今もカーハートで高い人気を誇るオーバーオール。丈夫なダック生地とデニムでつくられた耐久性のあるオーバーオールだったが、あまり売上が伸びず製品を見直すことに。当時労働人口の多くを占めていた鉄道技師にアドバイスを求め、生地を12ozコットンに変更、工具用ポケットを追加するなど、実用性を高めた仕様にアップデートしたことで多くの労働者に受け入れられていく。労働者をウェアという観点から支えた証として、1935年~1960年までに生産されたアイテムには当時大きな影響力を持っていた労働組合が認めた製品のみに採用される「made in union(メイド イン ユニオン)」のタグが取り付けられている。90年代に入るとタフでシンプルなデザインが労働者以外にも評価され、HIPHOPやストリートシーンに進出し、日本やヨーロッパ各地でもファッションアイテムのひとつとして認知を高めていった。この影響に伴い、デザインやシルエットをより現代的にアップデートさせたヨーロッパ発のカジュアル・ウェアライン「Carhartt WIP」をスタート。さまざまなコラボアイテムも登場し、ワークウェアとファッションを融合した類を見ないブランドとして誕生してから130年以上経った今もなお、多くの人々から愛され続けている老舗ブランドなのだ。

詳細・購入はこちら

印象的なカーハートロゴの歴史

当初カーハートは現在のロゴではなく、当時“カー”と呼ばれていた路面電車と、ミシガン州を含むアメリカ合衆国中西部の“ハートランド”をブランド名にかけ、通称「ハートマーク」と呼ばれるロゴを採用していたが、1940年の第二次世界大戦による物資統制からロゴ刻印のないパーツが使用された経緯もある。現在の印象的なカーハートのロゴ通称「Cロゴ」は、1966年に誕生。これはギリシャ神話に登場する豊かさのシンボルである「コーヌコピア」のヤギの角をモチーフにしている。1989年のブランド100周年に製造されたモデルのタグやボタンには“100 YEARS 1889-1989”の文字が施されているものも。古着などでも多く見られるカーハートのアイテム。タグやブランドロゴに注目してみるのも面白いかもしれない。

詳細・購入はこちら

カーハートの代名詞「デトロイトジャケット」の5つの特徴

カーハートと聞いて連想するのが、今回紹介するカーハートの代名詞「デトロイトジャケット」。洗練されたシンプルなデザインにタフさを加えた色褪せない逸品で、かつてジョニー・デップ氏が着用していたことでも有名だ。そんなデトロイトジャケットはどのような特徴をもつのだろうか。定番のデトロイトジャケットの特徴を解説していこう。

カーハート デトロイトジャケットの特徴①「高い耐久性と難燃性を兼ね備える12ozのダック生地」

カーハートの多くのモデルに採用されている12ozのダック生地を採用。太めのコットン糸を密に折り込んだ平織の生地で、ハリ感があり高い耐久性と難燃性を併せもつことから、当時のワーカーからも絶大な支持を誇っていた。カーハート初のアイテムであるオーバーオールにもこのダック生地が使用されており、かなり長い歴史をもった伝統的な素材だ。そんな素材を分厚い12ozで表現することにより、硬さと耐久性をさらにアップ。経年変化を楽しめるので、着れば着るほどに味わい深くなる男心くすぐる素材なのだ。人によっては、新品のデトロイトジャケットを洗濯&乾燥をかけることでクタクタにしてから着用する人もいるほど。もし洗濯機にかける場合は、少し縮むことを考慮したサイズ選びがおすすめだ。

詳細・購入はこちら

カーハート デトロイトジャケットの特徴➁「頑丈なトリプルステッチ縫製を採用」

ステッチにはワークウェアに多く採用されるトリプルステッチを採用。その名の通り、3本の糸でしっかりと縫製される手法だ。元々は、生地が薄いものに対してしっかり補強するために生み出された手法だが、デトロイトジャケットは、頑丈な生地に対してこのトリプルステッチを採用することにより、さらにタフさをアップ。ワークウェアらしい見た目に仕上がるのも魅力だ。

詳細・購入はこちら

カーハート デトロイトジャケットの特徴③「動きやすさを考慮したアクションプリーツと調整可能なスナップボタン」

ワーカーにとって大事なポイントなのが動きやすさ。それを考慮し、バックにアクションプリーツを採用。後ろのショルダー部分にプリーツを施すことで腕周りの可動域を広げてくれる。さらに袖や裾部分に調整可能なスナップボタンを施すことで、自分のちょうど良いサイズ感に仕上げてくれるのもうれしいポイントだ。

詳細・購入はこちら

カーハート デトロイトジャケットの特徴④「保温性の高いブランケット素材とキルトの裏地」

裏地の身頃部分にはお洒落さをプラスしてくれるストライプ柄のブランケット素材を採用。ポリエステルとアクリルの混合素材でシワになりにくい特徴をもつ。落ち着いたカラーのストライプ柄でこなれ感を加えてくれることうけあい。さらにスリーブ部分には保温性を高めてくれるキルト素材を落とし込むことで、真冬のアウターとしても着られるアイテムに仕上がっているのだ。

詳細・購入はこちら

カーハート デトロイトジャケットの特徴⑤「シンプルなディテールでこなれた雰囲気に仕上がる5つのポケット」

無駄のないデザインが特徴のデトロイトジャケットには、シンプルなディテールのポケットを5つ備えている。前見頃には左胸と両サイドにジップ付きのポケットを備え、物が滑り落ちるのを防いでくれる仕様に。内側両サイドにはマジックテープ仕様のポケットが配され、荷物の少ない方はこれ1枚で外出できるほど収納力も高いアイテムに仕上がっている。

詳細・購入はこちら

定番モデル以外にも!さまざまな種類のデトロイトジャケットを紹介

デトロイトジャケットは、定番以外のアイテムもこなれた雰囲気のモデルが多く、シンプルなスタイルを垢ぬけさせてワンランク上のスタイルへと導いてくれる。ここでは、定番以外のおすすめデトロイトジャケットを紹介していこう。

カーハート デトロイトジャケットおすすめモデル①「トレンドのミリタリーテイストを落とし込んだDETROIT JACKET – Camo Mend / Black」

トレンドであるミリタリー感を演出してくれるのがこちらの「DETROIT JACKET – Camo Mend / Black」。ミリタリー感のある色味と柄を組み合わせ、周りと被らないカモ柄に仕上げているのもお洒落ポイント。フロントジップにはゴールドを採用し、高級感も醸し出してくれる。Carhartt WIPから登場したアイテムで、定番よりもスッキリとしたデザインが洗練された印象に。裏地がメッシュになっているので、春夏にも重宝しそうな1品。白Tの上にサラッと着てお洒落に決めてみてほしい。

詳細・購入はこちら

カーハート デトロイトジャケットおすすめモデル➁「春にぴったりのカラーDETROIT JACKET – Pale Spearmint」

デトロイトジャケットの定番カラーはブラウンだが、やわらかい雰囲気に仕上げてくれる淡いカラーも登場。ヴィンテージ感漂う淡い色味は普段淡いカラーを着用しない方にもきっと馴染んでくれるだろう。すべて同じペールカラーで統一しているが、襟元のみコーデュロイ素材をあしらうことでお洒落さをグンとアップ。春夏に活躍してくれそうな1着に仕上がっている。

詳細・購入はこちら

カーハート デトロイトジャケットおすすめモデル③「レトロな雰囲気を醸し出すDETROIT TUSCON JACKET – Tuscon Stripe, Dollar Green」

ウエスタンコレクションとして登場し、人気を博した「DETROIT TUSCON JACKET – Tuscon Stripe, Dollar Green」。あたたかみのあるウール素材に、レトロなボーダーパターンを落とし込んだ1枚。スッキリとしたシルエットに仕上がっているので、野暮ったく見えずに都会的な印象に仕上げてくれるのもうれしいポイント。ライニングにはダイヤモンドキルトを使用し、保温性もバッチリ。デニムなどと合わせて、カジュアルに着こなすのもおすすめだ。

詳細・購入はこちら

Follow us !

会員登録して
OTOKOMAEメールマガジンを受け取ろう

会員登録する