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ニューバランス「991」がもつ6つの特徴とは？
2001年に99Xシリーズの第8弾モデルとして登場した「991」。99Xシリーズには13代ものモデルがあり、どのような違いがあるか分からない方も多いだろう。ここからは2021年に発売から20周年を迎えた991がもつ特徴を解説していこう。
ニューバランス「991」の特徴①「アッパーに採用された重厚感のあるスエードとメッシュアッパー」
アッパーには重厚な雰囲気を醸し出すピッグスキンスエードを採用。なめらかでやわらかい素材感が大人っぽいムードを漂わせてくれる。そこに通気性の良いメッシュ素材を加えることで、異素材による濃淡が生まれ立体感を演出。991の定番カラーのひとつであるグレーは、他の99Xシリーズのグレーに比べると少しベージュかかった色味が特徴。やわらかい佇まいのあるスニーカーに仕上がっている。
ニューバランス「991」の特徴➁「99Xシリーズの中でも貴重な英国製」
ニューバランスはビジネスの軸をアメリカやイギリスなどに置いており、このモデルは99Xシリーズの中で唯一、メインの生産国が英国のモデルだ。ニューバランスの中でも高級感が重視されており、現在もイギリスのカンブリア州フリンビーの工場で製造されている。スニーカーとしては高価な3万円という価格設定だが、その上質な雰囲気とクラフツマンシップ溢れる英国製の仕上がりにハマるユーザーが多いモデルだ。
ニューバランス「991」の特徴③「印象的な流線型のトゥボックスデザイン」
トゥの部分はほどよく丸みを帯びたプレーントゥ。そこに異素材が組み合わさった印象的なトゥボックスデザインを落とし込んでいる。ボトムスの先から覗くユニークなデザインがニューバランスならではのレトロな雰囲気を醸し出す。コロンとしたフォルムで足元にボリューム感をプラスできる1足。太めのパンツやデニム、スラックスなどとも高相性でさまざまなスタイルとマッチしてくれる優秀アイテムだ。
ニューバランス「991」の特徴④「991をアピールするバックロゴ」
バックには大きく991をアピールするロゴをオン。バックスタイルでも991を履いていることが分かる大胆なデザインだ。ステッチで囲んだレトロな991のフォントと丸いロゴが2001年当時を彷彿とさせるクラシックな雰囲気をただよわせる。
ニューバランス「991」の特徴⑤「快適な履き心地を提供する“ABZORB(アブゾーブ)”」
ニューバランスが開発した独自のシステムである「ABZORB(アブゾーブ)」を搭載。ソールから可視化できるビジブル仕様となっており、バックのソール部分にも“ABZORB”の文字が刻まれている。衝撃吸収性と反発弾性を備えたクッショニング素材で、着地時の足にかかる衝撃を吸収すると同時に、その衝撃エネルギーを反発させ推進力に繋げる役割を果たしてくれる。そのため、長時間履いていても疲れにくく、ヘビーローテーションで着用するユーザーも多い。通常の歩行はもちろん、ランニングシューズとしても良いパフォーマンスを提供してくれるだろう。
ニューバランス「991」の特徴⑥「擦り減りを防ぐ“N durance(Nデュランス)”」
履いていくうちにどうしても気になるのがアウトソールの擦り減り。991はN durance(Nデュランス)というラバーコンパウンドを改良した耐摩耗素材をアウトソールに採用している。擦り減りやすいアウトソールをしっかりとプロテクトしてくれるため、シューズの寿命は格段に向上。気張らず長く愛用できるうれしい仕上がりとなっている。
20周年を祝して生まれた記念モデル「991 ANI」も要チェック！
定番以外にも991モデルが登場しており、991の誕生20周年を祝した記念すべきモデル「991 ANI」を展開。アッパーは、定番モデルと同様のピッグスキンスエードにメッシュ素材を組み合わせたものを採用し高級感を演出。シュータンラベルの裏には、“20th Anniversary”、通常“996”のロゴがオンされているかかと部分には991が誕生した年“2001”のロゴをプリントし、盛大に20周年を祝っているデザインだ。さらに、20周年を象徴するカラーとして、シュータンラベル裏面の随所にエメラルドグリーンを配した特別仕様。ファンにはたまらないこんな1足もあわせてチェックしておきたい。
