エア ジョーダン特集！おさえておきたい歴代の注目モデルを時系列に沿って紹介

従来の構造を一新したハイテクバッシュの先駆け的存在！「AIR JORDAN 6(エア ジョーダン 6)」

1991年に発売されたエア ジョーダン 6は、開発の段階でマイケル・ジョーダン氏とティンカー・ハットフィールド氏が何度もディスカッションを重ねた結果、従来のエア ジョーダンシリーズの構造を一新したハイテクバッシュの先駆け的なモデルとして知られている。注目すべきは、“スケルトン”と呼ばれるフレームがアッパー全体を補強する構造と“プレーントゥ”。従来モデルは何枚ものパーツでアッパーを補強していたが、このスケルトンの採用によってシンプルかつ全体を補強できるように改良された。プレーントゥは、マイケル・ジョーダン氏が「つま先を開放してプレーしたい」という要望が反映された結果採用されたディテールだ。

Nike Air Jordan 6 Retro Carmine (2021)

エア ジョーダン 6は、スラムダンクの桜木花道が初めて履いたバッシュとしても有名。AJ6は日本でも話題を集め、日本の各メディアもエア ジョーダン 6が発売された頃から頻繁にエア ジョーダンシリーズを特集し始めたと言われている。マイケル・ジョーダン氏が念願のNBA制覇を成し遂げた際に履いていたモデルもエア ジョーダン 6だ。

また、スパイク・リー氏がプロモーションキャラクターを務めたのもこのモデルまで。当時はすこぶる未来的なフォルムであったエア ジョーダン 6は、映画「バットマン」の“バットマンブーツ”のベースとなったとも言われている。あらゆる方面から注目を集めたこのモデルは、オリジナルの発売当時からプレミアム価格で取引されるほど人気を集めた。’00年のシドニーオリンピックの際には白×ネイビーのオリンピックモデルが登場したり、ここ数年ではオリジナルモデルのカラーリングが復刻するなど、現在も注目を集め続けている。

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