
CONTENTS
- 盛り上がり続けるエア ジョーダン熱!ピッティウオモでも着用者が増加中
- エア ジョーダンの礎を築いた名作中の名作といえばコレ!「AIR JORDAN 1 HI(エア ジョーダン 1 ハイ)」
- エア ジョーダンシリーズで唯一のイタリア製!?原作モデルを一新した隠れた名品「AIR JORDAN 2(エア ジョーダン 2)」
- あのジャンプマンロゴを初採用!マイケル・ジョーダン氏の心を射止めた名作モデル「AIR JORDAN 3(エア ジョーダン 3)」
- バスケを彷彿とさせるデザインの取り入れでエア ジョーダンシリーズの低迷を救った「AIR JORDAN 4(エア ジョーダン 4)」
- スラムダンクの天才プレイヤー流川 楓も愛用!「AIR JORDAN 5(エア ジョーダン 5)」
- 従来の構造を一新したハイテクバッシュの先駆け的存在!「AIR JORDAN 6(エア ジョーダン 6)」
- ハラチシステムの導入で素足のようなフィット感を実現!「AIR JORDAN 7(エア ジョーダン 7)」
- マイケル・ジョーダン氏が初3連覇を飾った究極のフィット感を追求したモデル「AIR JORDAN 8(エア ジョーダン 8)」
- アウトソールに国際的なストーリーが詰め込まれたシンプルなモデル「AIR JORDAN 9(エア ジョーダン 9)」
- 記念すべき10作目!マイケル・ジョーダンの復活で履かれた特別なモデル「AIR JORDAN 10(エア ジョーダン 10)」
- フォーマルな光沢を備えた異色の人気モデル!「AIR JORDAN 11(エア ジョーダン 11)」
- 武骨な見た目と高い機能性で本格派からアツい支持を獲得!「AIR JORDAN 12(エア ジョーダン 12)」
- 黒豹をモチーフにしたデザインが秀逸!「AIR JORDAN 13(エア ジョーダン 13)」
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エア ジョーダンの礎を築いた名作中の名作といえばコレ!「AIR JORDAN 1 HI(エア ジョーダン 1 ハイ)」
エア ジョーダンのスニーカーの元祖であり、現在も圧倒的な人気を誇るのが「AIR JORDAN 1 HI(エア ジョーダン 1 ハイ)」だ。初期モデルの発売は1984年10月15日。NBAのレジェンドプレイヤーであるマイケル・ジョーダンのシグネチャーシューズの第1作目として登場した。当時のマイケル・ジョーダン氏はアディダスとの契約を希望していたが、バスケ業界への参入を狙っていたナイキはどうしてもスーパースターと契約したかったため、トッププレイヤー相場である10万ドル(約1,000万円)の倍以上である25万ドル(約2,500万円)を用意。こうしてナイキはマイケル・ジョーダン氏との契約を交わし、レジェンドスニーカーの誕生につながった。
Nike Air Jordan 1 Retro Bred(2013)
ナイキと契約を交わしたマイケル・ジョーダン氏は、開幕戦から早速エア ジョーダン 1 ハイを着用。このデビュー戦で履かれていたカラーリングが現在も高い人気を誇る“BRED(ブレッド)”と呼ばれる赤黒モデルだ。当時は白いシンプルなバッシュが主流のためNBAコミッショナーであったデビッド・スターン氏は、派手すぎるカラーリングのシューズは規則違反として着用するたびに5,000ドル(約50万円)の罰金を課していたという。ナイキはそんな罰金を試合の度に肩代わりしてでも、マイケル・ジョーダン氏にエア ジョーダン 1を履かせていたというから驚きだ。罰金ネタは全米で話題を集め、マイケル・ジョーダン氏の大活躍も相まって一気にエア ジョーダンが知名度を獲得するきっかけとなったという。当時は罰金ネタのコマーシャルも放送されていた。
オリジナルカラーである“BRED”をはじめ、名カラーが多いことでも知られる「エア ジョーダン 1」。マイケル・ジョーダン氏の引退試合で履かれたことで有名な“CHICAGO(シカゴ)”やBREDの赤部分を青色にチェンジしたような“ROYAL(ロイヤル)”など、二次市場でプレミアム価格で取引されているモデルは枚挙にいとまがない。ここ数年では、有名デザイナーやアーティストとのコラボモデルのリリースが相次ぎ話題を集めている。
Off-White × Nike The 10 Air Jordan 1 Retro High Chicago
エア ジョーダン 1には現在ハイカット、ミッドカット、ローカットなど、様々なシルエットのモデルが発売されているが、圧倒的な人気を誇るのはマイケル・ジョーダン氏がデビュー戦で履いていたハイカットモデル。「ダンク」や「ビッグナイキ」などの他モデルと酷似したデザインだが、カカト部分に配されたバスケットボールと翼を組み合わせた“ウイングロゴ”が他には無いオリジナリティを演出する。この“ウイングロゴ”は当時ナイキのクリエイティブ・ディレクターであったピーター・ムーア氏が、飛行機での移動中に子供が身につけていたアメリカ空軍のパイロットウイングのレプリカにインスピレーションを受けて完成されたデザインだ。ウイングロゴの原型となるデザイン画は、ナプキンに描かれていたというのは現在スニーカーマニアの間では有名な話として知られている。
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