わかりやすい“C”のアルファベットをベースにしたロゴと、万能なスウェットやカットソーなどで愛され続けてきたスポーツウェアブランド「チャンピオン(Champion)」。このブランドを象徴するアイテムといえばお馴染みのスウェットだが、暑さも厳しくなる季節には、同ブランドのシンプルでスマートなTシャツもあらゆるシーンで重宝するアイテム。何枚でも欲しくなるバリエーションや素材感などに魅力をもつチャンピオンのTシャツについて、多くのユーザー支持を得ている理由を紹介していこう。
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Tシャツでも一時代を築いたブランド「チャンピオン(Champion)」
1919年にブランドの歴史をスタートさせたチャンピオンだが、もともとは労働者の防寒用ウール下着やスウェットシャツを販売していたメーカーであり、その高いクオリティによって早くから多くのユーザーの心をとらえていた。米軍の訓練用ウェアや大学のアスレチックウェアとして注目が集まり、カレッジ人気も高まっていった結果、全米でその名を知られるようになる。間もなくスウェットシャツのパイオニアとして「 キング・オブ・スウェット」の愛称で高い支持を得るブランドに成長していった。
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チャンピオンのTシャツはアメリカの若者たちの間で大流行し、カレッジプリントの代名詞的存在に
大学生たちの間ではカジュアルウェアとして注目され、定番ブランドとしての地位を築くと、1930年頃に起こった校章や学校名をプリントしたTシャツの流行にも大きく影響を及ぼす。いつしかカレッジプリント=チャンピオンというレベルまで認知され、ファッションアイテムとしてのTシャツをアメリカの若者の間に急速に浸透させていくこととなった。
ファッション史における「プリントTシャツ」の1ページはチャンピオンによって作られたといって過言ではないだろう。ここからファッションスタイルとしてのTシャツ文化が現代へと続いていくのだ。
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