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ニューバランス「1400」の特徴②「アメリカ製モデルの特権!上質素材が足を包み込む袋マッケイ製法」
ニューバランスのスニーカーには、大衆向けのいわゆる「安価ライン」と、本格志向の「高価ライン」が存在する。価格帯の違いは生産地と製造工程から来ており、中国やベトナムといったアジア圏で大量生産されたものが安価ライン。アメリカやイギリスの工場で職人の手作業によって作られたものが高価ラインとして販売される。モデルによっては安価なものと高価なもの両方を製造している場合もあるが、M1400に関しては全てがアメリカ製。高品質のものしか存在しないモデルなのだ。
使用される素材はもちろん、ステッチなど細部の作り込みもハイレベル。特に注目したいのがアッパー内部の縫製で、このモデルでは「袋マッケイ製法(袋縫い製法)」という技術を採用している。インソールを剥がして靴の内部を見ればわかるが、一般的なスニーカーは靴の外周に沿ってアッパーとソールを縫い付けている。それに対し、M1400ではちょうど真ん中部分でアッパーとソールを縫合。文字どおり袋状に縫い付けることで、履くうちに足を包み込み、極上のフィット感を生み出していくのだ。袋マッケイ製法は、イタリア製の高級ローファーにも使われる高等技術。ニューバランスでも取り入れているモデルはごく限られている。
履き口まわりの素材や、シュータン裏の素材も安価モデルより肉厚なものを使用。クッション性あふれる柔らかな素材と袋マッケイ製法が相まって、優れたサポート性を実現する。
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