世界各地のメンズファッション業界の関係者が集う、世界最大級のメンズプレタポルテの見本市「ピッティウオモ」も今回で97回目。作り込まれていない、半歩先ゆくリアルなスタイルに身を包んだメンズの撮り下ろしスナップを厳選して公開。OTOKOMAE読者のみなさまの着こなしの参考になれば幸いだ。
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ジワジワとブームの兆しを感じるダッフルコート、サイジングは大きめが正解!?
おなじみダニエレ ビアジョーリ氏は、アンダーカバーのダッフルコートを軸にオフ白ニット、メリハリをつけるようにネイビーパンツとハイカットスニーカーをあわせたスタイリングで登場。ところで、ダッフルコートといえば次なるトレンドアウターとして、徐々にピッティでも着用者が増えているが往々にしてサイジングは大きめ。ヴィンテージウェアへの興味の高まりの流れのなかで本来のダッフルのゆったりとした肩回り、胴回りや腰回りのサイジングが見直されていることがその一因だろう。
アズーロエマローネはトーンのコントロールで新鮮に!
トレードマークとなっているモヒカンヘアに加えて、ほどよくこなれていながらもシンプルで真似しやすい着こなしテクニックを毎度披露してくれるアンドレア バローネ氏。今回はロング丈のアルスターコートにベロア調のパンツ、インナーにはブラウンのタートルネックニットをあわせて登場。大まかに言えばいわゆるアズーロ エ マローネの定番カラーコンビネーションだが、明るめのブラウンを取り入れることで一気に新鮮な印象に。
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