あれやこれやとシーンに応じてアウターを複数持ちするのも悪くないが、ときには一極集中で極上のアウターを手にしたくなるのが男ゴコロというもの。ここで問題となるのが、極上アウターたるもの決して安くはないということ。そんな極上アウターを手にするという、いわば攻めの投資もオンオフ両用できるアウターともなれば、高い買い物ではなくむしろ賢い買い物になると言っても過言ではない。そこで今回は、ビジネス使いもできる極上のアウター4選を旬なコーデとともに紹介!
カジュアルだけに合わせるなんてもったいない!ドレススタイルのアウターにもダウンジャケットという選択肢を
数あるアウターの中でも特に防寒性バツグンで冬の主役となるダウンジャケットだが、カジュアルスタイルに合わせることだけを考えている方も少なくないのでは?そんなもったいない考え方はひとまず置いておいて、どうせならオンオフで使えるアイテムを探してみるのも良いだろう。そこでオススメしたいのが、こちらのスタイリングで使用しているMooRER(ムーレー)の「FLORIO-LL1」。ダブルブレストでテーラードカラーのような襟のデザインが、ジャケパンやスーツスタイルにもマッチする大人顔の極上ダウンジャケットだ。カシミヤ混のウールファブリックだけにとどまらず、ボタンやファスナーなど随所に上質素材を採用しているから、分りやすい装飾が無くてもラグジュアリーな雰囲気が滲み出る。
ムーレーのダウンジャケット25万6300円、ボリオリのジャケット10万7800円、スリードッツのカットソー1万4300円、PT01のパンツ3万1900円(以上 阪急メンズ東京 サードスタイル 03-6252-5438)
ダブルブレストとテーラードカラーのデザインを採用しているからドレススタイルにもスッと馴染むムーレーの「FLORIO-LL1」
ダブルブレストでテーラードカラーという、従来のダウンジャケットにはないディテールに宿る品格がドレスアイテムとバツグンの相性を見せるムーレーの「FLORIO-LL1」。フロントボタンをとめることでそのデザインはより存在感を増し、上のようなジャケパンスタイルはもちろん、タイドアップしたスーツスタイルにも違和感なくハマることうけあいだ。しかも、こんなドレッシーなデザインなのに、カシミヤ混のファブリックは防水性も兼ね備えている嬉しい仕様だから、雨の日でもラグジュアリーな雰囲気をまとえる。
秋冬の着こなしにトレンド感を注入するならオーバーサイズのコートが近道
今持っている定番のコートも良いけど、新しいテイストのコートもワードローブに加えたい…という方は、トレンド感のあるコートを検討してみてはいかがだろうか?ここ数年継続して人気を集めるオーバーサイズシルエットを採用したhevo(イーヴォ)のコート「BRINDISI」は、まさにトレンドコンシャスな一着。さらにブラウンという色も旬な香りを漂わせ、同じくトレンドとして注目を集めるモノトーンコーデにバサッと羽織れば、街でも注目を集めることうけあいのモダンな装いが完成する。オーバーサイズかつブラウンとなるとカジュアルなイメージを持つ方も多いかもしれないが、BRINDISIは2ボタンのミニマルなデザインだからドレススタイルにもスッと馴染む。
イーヴォのコート10万4500円、サイドスロープのニット2万6400円、ベルウィッチのパンツ3万1900円(以上 阪急メンズ東京 サードスタイル 03-6252-5438) パントフォラドーロのスニーカー4万4000円(阪急メンズ東京 紳士靴売場 03-6252-5276)
ベルテッド仕様も兼ね備えているから二面性のある着こなしを楽しめる!
ラグランスリーブでオーバーサイズ、大ぶりなアルスターカラー、ミニマルな2ボタンなど「BRINDISI」は魅力的なディテールが盛りだくさんだが、もう一つ触れておきたいのがこちらのベルテッド仕様。ベルトでウエストを縛れば生地にドレープが生まれ、エレガントな表情を見せるサマはまさに極上アウターと呼ぶにふさわしい。ベルトは付け外し可能なので、抜け感を楽しみたい時にはベルト無しで、ジャケットスタイルなどの着こなしにエレガンスを注入したい時にはベルトを結んで、一着で二度美味しい二面性を楽しんでみてはいかがだろうか?
2/3GO TO NEXT PAGE