フリースの生みの親「POLARTEC(ポーラテック)」とは?種類の違いとおすすめアイテムを紹介

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フリースの生みの親「POLARTEC(ポーラテック)」とは?種類の違いとおすすめアイテムを紹介

アウトドアシーンや冬の定番素材として欠かせない存在となった「フリース素材」。今回はフリースの生みの親とされ、最高級のフリース素材を提供するファブリックメーカー「POLARTEC(ポーラテック)」にフォーカスし、フリース誕生のきっかけから、その特徴までを徹底解説!

そもそも「POLARTEC(ポーラテック)」とは?

「POLARTEC(ポーラテック)」は、1906年にアメリカ・マサチューセッツ州で創業した老舗ファブリックメーカー。登山やトレイルランニングなどの本格的なアウトドアはもちろん、キャンプやタウンユースでも重宝する快適な着心地の素材を多く開発・展開してきたメーカーとして知られている。ポーラテックを語る上で切り離せない存在が世界初のフリース素材「ポーラテックフリース」。今では誰もが知っているフリースは、実はポーラテック社が生み出した素材なのだ。

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ポーラテックフリースが生まれたきっかけは「Patagonia(パタゴニア)」にあり

ポーラテック社は19世紀に、モールデンミルズ社という名で兵士の制服や女性服向けの生地を生産し、戦後にはカーテンやソファ、ベッドなどの生地を主に手がけていた。1950年代に入るとファッション界でフェイクファーが大流行。ポリエステルを起毛させた商品製造のおかげで経営が潤ったが、1970年代に入りその需要も低下していく。そのタイミングで有名アウトドアメーカーである「Patagonia(パタゴニア)」の創設者イヴォン・シュイナードがモールデンミルズの素材工場に訪問し、フリース素材を共同開発することに。それを使った「シンチラ」というアウトドアウェアが大ヒットしたことによりポーラテック社の業績は大きく回復。その後、様々なメーカーがフリースを手掛けるようになり、ポーラテック社は“フリース素材の生みの親”として一目置かれる存在となったのだ。

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ポーラテックフリースと一般的なフリースの違い

一般的なフリースは製造のしやすさを優先することで編み目が詰まっており、毛足の短いものが多く見られる。一方ポーラテック社のフリースは編み目が良い意味で粗く、毛足の長いフリースを使用。その編み目を起毛させることで、通気性と保温性の高さ、そしてふんわりとした柔らかさと軽さを実現。その確かな機能性は世界中で高く評価され、ポーラテックフリースは数々のアウトドアウェアに採用されている。さらに米軍戦闘服システム「ECWCS(エクワックス) level3」に採用されるなど、ミリタリーの分野でも高い評価を得ているのだ。

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