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コンバース「ワンスター」の魅力③「美しい光沢が品格のある大人の雰囲気を醸すアッパーのガラスレザー」
ワンスターのアッパーは、光沢のあるガラスレザーを採用している。現在ではレザーアッパーのスニーカーも珍しくないが、ガラスレザーは少数派。美しい風合いで大人のカジュアルコーディネートに相応しいムードを演出する。
コンバース「ワンスター」の魅力④「バッシュ由来の機能的なアウトソール」
アウトソールには耐摩耗性に優れたラバーを採用。バスケットシューズがルーツなだけあって、グリップ力もなかなかのもの。見た目こそシンプルなローテクスニーカーだが、長年の使用に耐えうる耐久性を備えている。
ワンスターの前身モデル「スター＆バーズ(ジャックスター)」にも注目
1974年に誕生したワンスターだが、その原型となっているのは1968年のメキシコオリンピック翌年に発表されたスムースレザーオールスターというモデル。2本のバーと1つ星が入ったデザインから「スター＆バーズ」と名付けられ、ジャックスターの通称で親しまれている。ナイロンのステッチやインサイドカップ、タン裏に重ねられたナイロントリコットなど、当時はバスケットシューズとしてさまざまなプロテクト機能が搭載されていた。
サイドのスターアイコンなどデザイン面ではワンスターとの共通点も多いが、星の両サイドに配置された2本のラインが入っているのが最大の違い。このラインは1960年代中旬に人気を博していたアディダスのスリーストライプから影響を受けたという説もあるが、実際は単なる飾りではなくバスケットボールをするときの激しい動きをサポートするためのもの。ワンスターのシンプルなデザインもいいが、もうひとクセ欲しいならスター＆バーズが最適だ。
ワンスター同様に高級感のある素材使いが魅力的！
スター＆バーズは1973年に製造中止になり、幾度かのリバイバルを経て現在は当時のものをアレンジしたモデルを復刻。キャンバスアッパーで名を馳せたコンバースがレザーに注力しはじめた時代のモデルのため、ワンスター同様素材に高級感がある。スムースレザーのほかに、スエードレザーモデルも展開中だ。
世界中で支持を集めるスニーカー界の雄「コンバース(CONVERSE)」とは？
アメリカを代表するシューズブランドのひとつ、コンバース。1908年、創設者のマーキス・M・コンバース(Marquis M Converse)が設立した。発祥の地であるマサチューセッツ州は、降雪量が多く深い森や湿地帯が続く地域。コンバースは天候や環境に左右されずに作業できるラバーシューズを製造し、その品質が評価されることで成功を収めた。キャンバスオールスターやジャックパーセル、ワンスターといった後世に残る名作を数多く生み出し、現在では街で見かけない日はないほどの人気を博している。
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