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ナイキ「エアフォース1」が人気を集める5つの理由とは?
ここからは、ナイキ「エアフォース1」のより細部にフォーカスしながら人気を集める5つの理由を紹介!
ナイキ「エアフォース1」が人気の理由①「快適さを追求した機能美がアクセントになったシンプルな設計」
素材やカラーなどさまざまなバリエーションが展開されているが、デザイン自体はシンプルなものが多いエアフォース1。アッパーの甲部分にベンチレーションホールが設けられているのも、多くのモデルで共通する仕様の一つだ。最初期のモデルでは配されておらず、バスケットボール選手の要望によって施されることとなったベンチレーションホールは、運動時における通気性を確保。皮革素材を多く用いるエアフォース1だが、熱のこもりにくい快適な履き心地を実現している。
ナイキ「エアフォース1」が人気の理由②「宇宙工学からインスパイアされたエアクッションシステムとハニカム構造を採用したミッドソールデザイン」
空前のスニーカーブームのきっかけであり、今ではナイキシューズの代名詞でもあるエアクッションシステム。エアフォース1はミッドソールに「エア」を注入した初めてのバスケットシューズとして大きな話題を呼んだ。エアクッションシステムが開発されたのは1970年代の後半。初のエア搭載シューズ「エア・テイルウインド」を1978年に発表したのが始まりだ。宇宙飛行士のヘルメット製造で使われていた技術を応用し、中が空洞のミッドソールに圧縮ガスを閉じ込めたポリウレタン製のエアバッグを埋め込んだエアクッションシステムは、優れたクッション性と、何度履いてもすり減らない画期的な技術として市場を席巻した。
“見えないエア”もロングセラーとなった理由のひとつ!トレンドに左右されないシンプルなデザインが時代を超えて愛される
のちのエアジョーダンシリーズやエアマックスシリーズでエアクッションを「見える」ようにしたことからハイテクスニーカーブームを巻き起こしたわけだが、エアフォース1のベーシックモデルでは機構を見せず、一見すると通常のミッドソールと変わらないのが特徴。だからこそ普遍的な人気でロングセラーとなっているのだ。実際にエアはかかと部分だけではなく土踏まずまでしっかりと注入されており、さらにシューズ全体に約5度の傾斜を加えることで安定感を得ることに成功している。また、ミッドソール内部をハニカム構造にすることで軽量化を図るなど、見た目からは想像がつかないさまなざま工夫がなされているのだ。
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