社会人にとっては、新入社員を迎える時期が間近に迫ってきました。今回は、彼ら/彼女たちの世代、すなわち”さとり世代“の特徴を紹介していきたいと思います。ぜひ特徴を予習して新人を温かく迎え入れる心構えに役立てて頂ければ幸いです。image:https://www.pakutaso.com/
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①過剰な物欲がない
自分の身の丈を超えた車やブランド品を所有したいという物欲は弱め。高級車やブランド品を買いあさってきたバブル世代の価値観とは対照的。シェアサービスやレンタルサービスも賢く使います。反面、自分が価値を感じるモノや体験、仲間との付き合いにはお金や時間をかけることも。
②外出や旅行にこだわらない
「休日は外出して楽しまないと!」なんていう固定観念はありません。無理に外出したり旅行するよりは、自宅で好きなことをしてマイペースに楽しむスタイルです。
③恋愛には消極的?
恋愛に苦労はつきもの。仲間うちで恋愛なんてしようものなら輪を乱してしまう危険も。そんなリスクを嫌ってか「恋愛に無関心なわけではないけれど優先順位が低め」というのが特徴です。絶食系男子、干物女子などの流行語がそんな現状を物語ります。
④協調性が高い
争いを嫌い、和を重んじます。自分の意見を無理に押し通すくらいなら、チームワークを優先して主張を控えるなど協調性が強いという特徴があります。
⑤SNSの活用術に長けている
青春時代には、当たり前にSNSが普及していた世代。呼吸するようにSNSを駆使。SNSで嫌われない投稿マナーや情報の集め方など、彼らから学ぶことは少なくありません。
⑥人生は仕事だけじゃないことを理解している
景気の良くない時代を目の当たりにしてきた世代。仕事に過度な期待をせず、オフを大事にする傾向があります。
⑦人間関係に慎重
ネット炎上やSNSを使ったイジメなどを目の当たりにしてきたのが、さとり世代。自分が悪目立ちしないように、空気を読んでうまく同調する術に長けています。少しよそよそしかったり、主張がないように感じることがあっても慎重なだけで、決して人間関係を避けているわけではないかも。
⑧コスパ意識が高い
低価格でありながら優れたデザインのファストファッション、飲食店の口コミサイト、価格比較サイトなどモノと情報が豊富な時代に慣れ親しんだ世代。「価格に見合う価値があるのか?」等をシビアに判断する冷静な判断力を持っています。
⑨世代という文脈で語られるのに疲れている
“さとり世代”とほぼ同義で用いられる”ゆとり世代”という言葉も含め、世代という言葉でくくられるのに疲れています。特に言葉自体にネガティブなニュアンスが含まれる”ゆとり世代”という言葉を好まないと言われています。(「しらけ世代」もそんな感じですよね。)「この記事が、まさにそうじゃん!」と言われてしまえばそうなのですが..
いかがでしたでしょうか?「最近の若者は..」という若者批判はいつの時代も定番ですが、同世代の若者もさまざま。今回紹介した特徴に当てはまらないさとり世代も多いことでしょう。可能性のかたまりである彼ら/彼女たちを温かく彼らをむかえて頂けたら幸いです。世代で決めつけたり、自分の価値観を押し付けるなんてナンセンス!くれぐれも「最近の社会人は..」なんて、さとられることのなきよう..