アウトソールにもこだわりが詰まったG.H.BASSのローファー
アウトソールにはレザーとラバーの両方を採用。底付けのステッチが見えるレザー部分には、この靴の正式名称である“WEEJUNS”の文字が刻印されている。カカト部分にはラバーが施され、“Bass”の文字を刻印。上品でクラシカルなレザーをメインとしつつ、消耗の激しいカカトのみラバーにすることで長く履き込める仕様となっている。
G.H.BASSのローファーのシルエットは他と違うシャープな雰囲気を放つ
ローガンの小ぶりなラウンドトゥシルエットも魅力。よくあるぽってりとした形状のローファーではなく、シャープなフォルムで洗練された雰囲気を演出できる。履き口は大きく、着脱の快適さはスニーカー以上。インソールもレザー製で、Bassの文字が施されている。
G.H.BASSは100年近く変わらないローファーの製法を貫く
このブランドのローファーは、マッケイ製法に近い手法を用いて縫われている。モカシン製法とも呼ばれるこの底付けは、袋のように足を包み込むのが特徴。グッドイヤーウェルト製法の革靴に見られる振り子のような重さはないものの、軽やかな履き心地はローファーの用途を考えると相性抜群。シンプルな製法だからこそアウトソールの返りにも優れ、新品でも即座に持ち主の足に馴染む柔軟性を備えている。驚くことに、G.H.BASSのローファーは100年近くの間ほとんど製法を変えておらず、発祥した当時のままの伝統を継承しているのだ。
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