
様々な職業の現場で培われた実用性と武骨な印象を備えるワークパンツ。大人がコーデに取り入れるなら、素材や型の違いを理解して上品に着こなしたい。今回は、ワークパンツの基礎知識から、大人が取り入れる際の着こなしのヒント、オススメ品まで紹介!
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ワークパンツとは?作業着をルーツに持つパンツの総称!素材や形ごとに様々な種類が存在する
ワークパンツとは、作業着をルーツに持つパンツの総称だ。丈夫な生地、動きやすさを考えたシルエット、道具の携帯や身体の可動を助けるディテールなど、実用性を重視した設計が特徴。特定の型を指す言葉ではなく、ジーンズ、チノパン、カーゴパンツ、ペインターパンツ、シェフパンツなど様々な種類のワークパンツが存在する。
ワークパンツの定番素材主にデニム、チノ・クロス、コットンダックの3種類!
ワークパンツは形だけでなく、様々な素材が使用されている。武骨なエイジングを楽しめるデニム、クリーンで街着に取り入れやすいチノ・クロス、タフな表情が際立つコットンダックなど、それぞれに異なる魅力がある。ここからは代表的な素材とその特徴を紹介!
ワークパンツの定番素材1ワークパンツの王道素材「デニム」
デニムは、ワークパンツを語るうえで外せない素材だ。コットン製の綾織り生地による耐久性に加え、穿き込むほどに大胆な色落ちやアタリが生まれる経年変化も魅力。ジーンズの印象が強い素材だが、ペインターパンツやオーバーオールなどにも採用されており、ワークウェアらしい武骨な表情を演出する。
ワークパンツの定番素材2タフさとクリーンな見た目を両立する「チノ・クロス」
チノパンに使われるチノ・クロスは、コットンを主体にポリエステルやリネンなどを混紡したものもあり、表面に斜めの畝が現れるツイル生地が特徴。もともとはミリタリー由来の生地として知られるが、丈夫で動きやすい実用性からワークウェアにも取り入れられ、ワークパンツの定番素材としても定着した。適度なハリと耐摩耗性といったワークパンツらしい丈夫さを持ち合わせながら、キレイめコーデにも合わせやすいアイテムが多く展開されている。
ワークパンツの定番素材3厚手でタフな表情の「コットンダック」
コットンダックは、コットン糸を高密度に織り上げた厚手の平織り生地だ。帆布のようながっしりとした質感が特徴で、摩擦に強いのが特徴。新品の状態では硬さを感じるものの、穿き込むほどに生地がなじみ、アタリや退色によって奥行きのある風合いへと変化していく。
ワークパンツの定番モデル主にジーンズ、カーゴパンツ、ペインターパンツの3型!
ワークパンツの形を押さえるなら、まず注目したいのは5ポケット仕様を基本とするジーンズ、太もも周りに大型ポケットを備えたカーゴパンツ、ハンマーループやツールポケットを備えたペインターパンツの3型。ここからは、それぞれのルーツや特徴について紹介!
ワークパンツの定番モデル1ワークウェアの王道素材デニムを使用した5ポケットパンツ「ジーンズ」
ジーンズは、ワークパンツを代表する型のひとつだ。金鉱労働者やカウボーイなど、タフな環境で働く人々の作業着として普及した背景を持ち、フロントの2ポケット、コインポケット、バックポケットを備えた5ポケット仕様が特徴。デニム素材ならではの色落ちやアタリが出ることで、Tシャツやシャツを合わせたシンプルな装いにも自然な表情が生まれる。
ワークパンツの定番モデル2大型ポケットが特徴の「カーゴパンツ」
カーゴパンツは、太もも周りに配された大型ポケットが特徴のパンツだ。もともとは軍用パンツをルーツに持つアイテムだが、戦後はミリタリーサープラスを通じて民間にも広がった。収納力や動きやすさに優れた設計は作業着にも求められる要素であり、ワークウェアとしても高い有用性を発揮する。ポケットの存在感によって下半身にボリュームが出やすいため、街着として取り入れるならシルエットや丈感の調整が重要。細身すぎるタイプよりも、ほどよくゆとりのあるストレートやワイドシルエットを選ぶと、カーゴパンツらしい迫力を活かしやすい。
ワークパンツの定番モデル3職人由来のディテールを備えた「ペインターパンツ」
ペインターパンツは、画家や職人の作業着をルーツに持つパンツだ。ハンマーループやツールポケットなど、道具を携帯するためのディテールを備えている。膝部分を二重に補強したダブルニー仕様のモデルも多く展開されており、ハードな作業に耐えるための機能が各所に落とし込まれている。股上やわたりにゆとりを持たせたストレートシルエットのものが多く、屈伸やしゃがむ動作を妨げにくい設計も特徴に挙げられる。
ワークパンツを大人らしく着こなす3のヒント
タフで武骨な印象のワークパンツを大人らしくコーデに取り入れるなら、工夫を凝らして上品に着こなしたい。ここからは、ワークパンツを大人らしく着こなす3つのヒントを紹介!
ワークパンツを大人らしく着こなすヒント1トップスをタックインして品よくメリハリをつける
ワークパンツを大人らしく着こなすなら、まずはトップスをタックインしてみてほしい。Tシャツにワークパンツといった、ともすればラフな印象に傾いてしまうシンプルなコーデでもメリハリが生まれ、だらしなさを感じさせないどこか品のある印象に。また、ギャラリー2枚目の男性のようにフロントのみタックインすれば、よりこなれた雰囲気を演出できる。あわせるトップスの枚数が限られる春夏シーズンは特に有効な手段だ。
ワークパンツを大人らしく着こなすヒント2シャツを合わせてキレイめコーデに
ワークパンツにはシンプルなシャツをあわせるだけで、大人らしい品のある着こなしが完成する。土っぽいワークパンツでも、トップスにシャツを合わせることでコーデに端正な印象が加わる。白シャツにチノパンやジーンズを合わせた王道の組み合わせはもちろん、インナーにカットソーを挟み、シャツをアウター感覚で羽織るのも有効だ。ギャラリー2枚目、5枚目の男性のように無地やストライプの開襟シャツを選べば、爽やかな雰囲気を演出できる。また、ワークシャツを合わせるなら、10枚目の男性のように白など清潔感のあるアイテムを選びたい。
ワークパンツを大人らしく着こなすヒント3ジャケパンスタイルに合わせてアクセントをプラス
テーラードジャケットにワークパンツを合わせるのも大人らしく着こなすための一手だ。ドレカジコーデにワーク由来の武骨なアクセントをプラスできる。ブルージーンズを合わせてコントラストを楽しむ、あるいはクリーンなチノパンを合わせて馴染ませるといったコーデが筆頭候補に。ワークパンツならではのシルエットや生地の雰囲気を活かせば、ジャケット&スラックスといった王道の組み合わせとは一味違う装いが完成する。
大人にオススメのワークパンツ5選
ここからは、タックインやシャツ合わせ、ジャケパンスタイルにも取り入れやすい、大人にオススメのワークパンツを紹介!
大人にオススメのワークパンツ1Dickies「RonHerman別注 ワーク チノパンツ」
Dickiesの定番「874」をベースにした、Ron Herman別注のワークチノパンツ。USA生産当時に見られた腰割り部分を開く仕様によって腰回りにゆとりを持たせながら、ジャストな丈感ですっきりと見えるシルエットとなっている。素材はディッキーズ定番のポリエステル65%・コットン35%の混紡生地を使用しており、ハリのある手触りと耐久性の高さが魅力。王道のワークパンツを大人らしく品よく取り入れたい方にとって有力な一本だ。
大人にオススメのワークパンツ2BEAMS PLUS「2 Pleats Tapered Twill」
BEAMS PLUSのロングセラーとして展開される、2プリーツ入りのワイドチノ。腰回りにゆとりを持たせながら、裾にかけて絞りを入れたテーパードシルエットとなっており、リラックスした雰囲気とクリーンな佇まいを両立している。クラシックなウォッチポケットやターンアップ仕様の裾もポイントで、タックインした際の腰まわりにもさりげない表情が生まれる。
大人にオススメのワークパンツ3DOUBLE RL「ストレート フィット Milner セルビッジ ジーンズ」
DOUBLE RLからピックアップした一本は、ストレートフィットのセルビッジジーンズ。生地として使用されているブランドを象徴するレフトハンドツイルデニム「Ridgwayツイル」は、シャトル織機で織った13.7オンスの日本製セルビッジ生地を米国で仕立てている。1950年代のアメリカ製デニムに着想を得た色合いや、手作業によるユーズド加工と顔料加工により、穿き始めから味わい深い表情を楽しめる。
オススメのワークパンツ4Carhartt「OG Double Knee Pant - Black (stone washed)」
こちらは、Carhartt WIPからピックアップした、ダブルニーパンツ。12オンスのヘビーウェイトコットンデニムを使用し、ゆったりとしたストレートフィットに仕上げた一本だ。膝部分の二重構造に加え、ツールポケットやハンマーループを備えることで、クラシックなワークパンツらしい存在感をしっかり演出。負荷のかかる箇所にはバータックステッチが施されており、見た目だけでなく耐久性にも配慮されている。
オススメのワークパンツ5Stone Island「3100020 STRETCH ORGANIC COTTON TWILL」
こちらは、Stone Islandからピックアップした、ストレッチオーガニックコットンツイル製のカーゴパンツ。ルーズフィットのゆとりあるシルエットに、パネル切り替えやボタン&スナップ仕様のカーゴポケットを組み合わせ、立体感のある見た目となっている。ウエストはエラスティック仕様かつ内側にドローコードを備えており、穿き心地も抜群。また、ガーメントダイによる奥行きのある風合いも魅力で、カーゴパンツ特有のタフなムードはそのままに、ストーンアイランドらしい都会的なムードまで漂う一本となっている。







































































