
夏の定番トップスとして人気を誇る「ポロシャツ」。スポーティーな雰囲気を備えながらも、上品さを演出できる優秀なアイテムだ。ドレススタイルからカジュアルまで幅広く対応し、さまざまなシーンで活躍する。今回は、ポロシャツの起源と歴史、選び方、夏の着こなし事例、定番アイテムを紹介。
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そのルーツと現在地ポロシャツの起源と歴史
ポロシャツの語源はイギリスの伝統競技「ポロ」に由来するが、現在のポロシャツの原型を生んだのはテニスである。1920年代、フランスのテニス選手ルネ・ラコステ(画像左側の男性)が、動きやすく通気性の高い鹿の子編みの半袖シャツを開発し、自らのブランド「LACOSTE」を立ち上げたのが始まりである。その後アメリカでは、ラルフ・ローレンが自らのブランド名を「POLO」として展開し、ポロシャツの存在感が世界的に拡大。現在のポロシャツは、スポーツウェアにとどまらず、ビジネスからカジュアルまで様々なシーンで活躍する。また、今では伝統的な鹿の子編み仕様のコットン素材のみならず、ジャージー、シルク混、ウール、テンセルなど使われる素材も多様化。デザイン面でも、ジップ仕様、スキッパーカラー、バンドカラーといった様々な襟のタイプのアイテムがリリースされており、多くの選択肢が存在する。
写真:TopFoto/アフロFrench tennis champion Rene Lacoste, left, and England’s Henry W. Austin after their Wimbledon Men’s Singles Championship match, London, June 30, 1928. Lacoste won the match 6-4, 6-4, 6-8, 1-6, 6-2. (AP Photo)
ポロシャツの選び方
ここからはポロシャツを選ぶ際にチェックしたい3つのポイントを紹介。自分自身のファッションスタイルに合わせて以下の3点を確認してほしい。
ポロシャツ選びのポイント1襟の仕様
ポロシャツは襟の仕様によって印象が大きく変わる。定番の仕様は台襟が省略されており、ボタンが2個もしくは3個配置されたタイプだ。カジュアルコーデにスポーティーな雰囲気をプラスしてくれる。また、ボタンのないスキッパータイプは開放的な雰囲気を放ち、カジュアルな装いによりマッチするだろう。また、シャツのような台襟付きのデザインは首元に立体感をもたらし、スーツやジャケパンなどビジネスカジュアルスタイルと好相性。なかでもボタンダウン仕様のタイプは、襟の形をより美しくキープできるため、首元に安定感と引き締まった印象をもたらす。
ポロシャツ選びのポイント2生地
ポロシャツの生地は、見た目や着心地、機能性に大きく影響する重要な要素。なかでも、コットン素材を鹿の子編みに仕立てた伝統的な生地は、通気性と吸湿性に優れ、スポーティーな印象を演出できる定番だ。そのほかにも、Tシャツのようにフラットでなめらかな質感の“天竺編み(ジャージー編み)”、表面に格子状の凹凸が浮かび上がる立体的な“ワッフル編み”、縦方向に凹凸が走ることで高いストレッチ性を備える“リブ編み”などが、ポロシャツの生地としてよく採用されている。さらに、編み方だけでなく、使用する素材ごとの印象の違いも把握したい。高級感を求めるなら、ハイゲージのコットンニットやシルク混、メリノウールなど、滑らかな質感と自然な光沢を備えた素材を選ぶと◎
ポロシャツ選びのポイント3サイズ感
ポロシャツのサイズ感は、コーデ全体のシルエットや印象を決定づける重要な要素である。ドレッシーな装いに合わせる場合は、身体に程よく沿うジャストサイズが望ましい。一方で、カジュアルスタイルでは、肩がやや落ちたルーズなフィット感も選択肢に。ギャラリー2枚目の男性は、キャップとスリッポンを合わせたオーセンティックカジュアルコーデに、ゆったりシルエットの無地のネイビーポロシャツを取り入れている。ファッション全体のトレンドでは、ジャストサイズのトップス&ルーズシルエットのパンツといった組み合わせに勢いがあるので、カジュアルシーンにおいて、ジャストシルエットのポロシャツを合わせるのも◎



























