黒と白の間にある無彩色にして無限の明度を備えたグレー。その濃淡だけで他の色では得難い豊かな表情とアカ抜けたアーバンなムードを演出し、アウターとしてスタイリングに取り入れることで着こなしに洗練さや洒落感、大人に相応しい落ち着いた雰囲気をもたらしてくれる。今回はそんな「グレーアウター」にフォーカスし、注目のメンズコーデとおすすめアイテムをピックアップ！
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グレーアウターを着こなすコツとは？
グレーアウターと一口に言っても素材やシルエットは様々で、そのスタイルもドレス、カジュアル、スポーツ、アウトドア、ワークやミリタリーなど多種多様。グレーアウターの着こなしに置いてあえて重要なポイントを挙げるとすれば、モノトーンをメインにグラデーションやトーンオントーンなどグレーの濃淡を活かした色使いにまとめることだ。アイテム全てをグレーの濃淡でまとめて統一感を演出したり、黒や白を組み込んでグラデーションやトーンオントーンに幅を持たせメリハリをつけるも効果的。さらにグレーアウターとトーンの近いニュートラルカラーのアイテムをマッチングし、印象を微調整するのも洒落者の常套テクニックとされている。
グレーのアウターを使ったメンズコーデ事例を紹介！
淡いトーンがアーバンなトラッカージャケットタイプのグレーアウターに白やニュートラルカラーのアイテムをマッチング
全身をモノトーンでまとめたこちらの男性。淡いトーンがアカ抜けたアーバンなムードを醸すグレーアウターを白やニュートラルカラーのアイテムをマッチングし、大人に相応しいクリーンかつ上品な着こなしに。武骨さや男らしさを底上げするこの手のトラッカージャケットでも、淡いトーンのグレーなら野暮ったさが微塵も無く、スラックスと合わせてもすっきりとしてスタイリッシュなことこの上なし。
Tommy Jeans(トミージーンズ) グレートラッカージャケット
コーチジャケットタイプのグレーアウターとカーゴショーツの色味を合わせ統一感のあるコーデを構築
ポールアンドシャークでディレクターを務めたメンズファッション界の重鎮ニック・ウースター氏を展示会のブースでキャッチ。コーチジャケットタイプのグレーアウターと色味を合わせたカーゴショーツでコーデの統一感を演出しながら、茶目っ気のあるテディベアプリントのブルーシャツとレインボーストライプのブルーソックスを同調させて遊びゴコロを増幅させポップさ際立つ着こなしに。スポーティでライトなグレーアウターの取り入れにより、彼のシグニチャーとも言える個性的なショーツスタイルが新鮮さを増している。
United Athle(ユナイテッドアスレ) グレーコーチジャケット
