「ピッティウオモ 103」で新発見したメンズ冬コーデの最新トレンド③

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前回までは赤チェック柄のアイテムやニューバランスのスニーカーなど、ピッティ来場者たちの着用品を軸に紹介してきたが、連載最終回となる本記事では最先端の着こなし傾向にスポットライトを当てて最新スナップを紹介。ピッティに参戦した着道楽たちの多くが取り入れていたコーディネートとは?

ピッティ連載の第1弾はこちら↓

最盛期と比べるとまだ物足りなさを感じるものの、以前のようなお祭りムードがかなり戻...

ピッティ連載の第2弾はこちら↓

連載初回では“増えたもの・減ったもの”のレポートとして、赤チェック柄を使ったアメ...

2023秋冬は“レイヤードver3.0”で冬コーデを新鮮に!

時代と共に進化する着こなしのテクニック。ピッティウオモ103では、あらゆるバリエーションでの重ね着で個性を演出する洒落者の姿が散見された。この記事ではそんな重ね着スタイルを“レイヤード Ver3.0”と表現し、最新スナップを通して具体例を紹介していく。

Ver1.0 防寒のためだけに重ね着する
Ver2.0 機能インナーによって最低限の重ね着を実現して軽やかな見た目に
Ver3.0 防寒だけでなくファッション性も両立した重ね着で個性を演出

「シャツ オン ニット」のレイヤードが新鮮!

従来まではシャツの上に着用するのが主流であったニット。それをあえてシャツのインナーに取り入れるというテクニック。オーバーサイズトレンドの影響で昨今のシャツは身幅にゆとりがあるシルエットが多いため、ハイゲージからミドルゲージのニットまで意外にインナー使いしやすい。あとはゆったりとしたオーバーコートをあわせるだけで、洒脱な冬コーデの完成だ。

「シャツ オン ニット」はドレススタイルのハズしにも有効!

上で紹介したレイヤード術は、スーツやジャケパンのVゾーンをカジュアルに垢抜けた印象に着こなすテクニックとしても有効だ。シャツとニットの襟のシルエットをどちらも崩さずにみせられるため、ノーネクタイの着こなしながら顔まわりに立体感を演出できる。

「アウター」×「アウター」の洒脱なレイヤード!

アウターにアウターを重ね着するテクニック。以前からゆったりとしたコートのインナーにシャツジャケットやデニムジャケットといったショート丈アウターを重ねる着こなしは注目されていたが、ピッティウオモ 103ではそんな重ね着の自由度がさらに高まっている印象を受けた。例えば下の着こなし。ブラウンコーデュロイのシャツ型アウターにオレンジのフーデッドブルゾンというショート丈アウター同士を大胆にレイヤードしている。今年のカジュアルスタイルは、より自由な発想であらゆるアウター×アウターの重ね着にチャレンジしてみるのも一興だ。

フード×コートの中間に+1アイテム!

ドレス系のコートにフーディを合わせたミックススタイルは、現在では冬コーデの定番になりつつあり、ピッティ来場者だけでなく日本の街中を歩いていてもしばしば見かけるスタイルとなった。最新のピッティスナップを見返してみると、そんなフード×コートの装いがさらにアップデートされ、+1のレイヤードでコーディネートを組んだ男性たちが目に留まる。こちらのスナップのように、ミッドレイヤーとしてシャツやカジュアルジャケットなどのアイテムを間に挟み込んだパターンが多く、奥行きを持たせたスタイルが主。中にはフリースジャケットなどをミッドレイヤーとして着込む男性もいた。

色や柄モノをミッドレイヤーに仕込んでアクセントをプラス!

色モノや柄モノを間に挟んでアクセントを付けたスタイルは、分かりやすいレイヤードの着こなしのひとつ。モノトーンでも柄にインパクトがあると、コーディネートの主役にもなりうるほどの存在感を放つことが分かる。連載第一弾で紹介した赤チェックもこれに通ずるところがあり、アウターの下に赤チェックシャツなどを重ね着してアクセントを加えたスタイルも散見された。

自由で洒脱な最新レイヤード術をまとめてチェック!

今回のピッティで多く見られたver.3.0のレイヤードは、特定のアイテムやワンパターンな着こなしに終始していないというのが最大の特徴。レイヤードという大枠の中で、各個人がさまざまなアイテムを自由に重ね着してコーディネートを組んでいたのが印象的である。多様化が進む現代の中で、ひとつの正解に縛られず思い思いの着こなしを楽しむサマは、今の時代に至極合っている証とも取れるだろう。

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