
ただの「年相応」ではなく、洗練された大人の魅力を放つイケてるおじさまがいる。成熟した雰囲気、他者への気遣い、プロフェッショナルな姿勢、そして人生を愉しむ余裕──それらが合わさり、渋みのある輝きを生み出す。そんな素敵な男性を増やしたいと心から願う美容オタクの筆者。内面磨きは各々にお任せするとして、筆者が担いたいのは、外見磨きの方面。本企画では、私が厳選したアイテムを紹介していく。筆者の記事を通じて、魅力的なイケオジが一人でも多くなりますように。第四弾の今回は青ヒゲのカバーができる名品を紹介する。
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イケオジの宿敵、「青ヒゲ」回避アイテムは...補色で青ヒゲを撃退するオレンジ系のコンシーラー!
清潔感を追求する男性が抱える悩みの中でも、特に多いのが「青ヒゲ」。仕事や人と接する場面が多い男性にとって、毎朝しっかりと深剃りをしているのに、剃った後でも青く残ってしまう青ヒゲは気になるポイント。肌が白くて皮膚が薄い場合や、ヒゲが濃く太く密集して生えている場合に目立ちやすくなる。また、毛の成長が早い人は、剃った後でも時間が経つと青みが復活しやすいのが特徴。しかし、青ヒゲの解決策としてよく挙げられる「ヒゲ脱毛」にも、なかなか踏み切れないという方も。費用や時間の面からハードルが高く感じられることや、将来的に「ヒゲを伸ばしてみたい」と思う可能性があるという方も多い。青ヒゲのカバーとしてBBクリームを使っても、「効果が物足りない」という声も。BBクリームには、肌のトーンを均一に見せる効果があるが、それは赤みやくすみに対してのこと。そのため、BBクリームを広範囲に塗り広げても、肝心の青ヒゲのカバーが十分にできないということが起きる。
そんな悩みを解決するために提案したいのが、オレンジ系コンシーラー。青の補色であるオレンジを使うことで、青みが中和され目立ちにくくなるというメカニズム。コンシーラーを使う順序としては、青ヒゲの濃さやコンシーラーのタイプによって3パターンほど存在する。基本的に、水分量の多いアイテムから使うのが鉄則。水分量の多いアイテムは肌を潤わせ、その後に使うアイテムの密着度を高める。逆に水分量の少ないものを先に使ってしまうと、それが蓋の役割をしてしまい、うまく肌に馴染まない。
(1)軽くカバーしたい場合 | 日焼け止め・透明に近い下地→オレンジ系コンシーラーの順。日焼け止め・下地は、前回「KANEBOの名品・日中クリームがイケオジの秘密兵器となる3の理由」という記事でご紹介したKANEBOのクリームインデイがおすすめ。下地を使うことで、肌とコンシーラーの密着感がアップし、乾燥を防ぎ崩れにくくなる。 |
(2)程よくカバーしたい場合 | BBクリーム→オレンジ系コンシーラーの順。 |
(3)しっかりカバーしたい場合 | 日焼け止め・下地→オレンジ系コンシーラー→BBクリームの順。BBクリームの色素が強くて重ため、もしくは水分量の多いコンシーラーを使う際はこの順番で塗る。青みをオレンジで打ち消してその上にベージュ等の色を乗せることでよりカバー力が高くなる。 |
いずれにせよ、朝の髭剃り・スキンケア後、日焼け止めや下地を塗ってから、コンシーラーを使うのが◎ 髭剃り後は肌の水分が逃げやすく、乾燥しやすくなるためしっかり保湿するのが重要だ。
以下では、オレンジ系コンシーラーの名品を2つ紹介する。動きの多い口元の青ヒゲをカバーするため、乾燥しにくく、密着力があり崩れにくいものをピックアップした。ナチュラルに仕上げられるリキッドタイプと、カバー力の高いパレットタイプからそれぞれセレクト。
オレンジ系コンシーラー名品1KANEBO デザイニングカラーリクイド 03 アプリコットオレンジ
KANEBOのコンシーラーは、「美容液コンシーラー」と謳われるだけあって、高い保湿力と「肌に悪いことがない」という安心感が魅力。保湿成分にヒアルロン酸Naを含み、乾燥知らずな使用感。動きの多い口元にコンシーラーを使うと、ヨレや崩れが心配になるが、KANEBOのコンシーラーはしっかりとフィットしてくれる。KANEBO公式サイトによると、03番のアプリコットオレンジは青ヒゲ対策としても効果的と案内されており、男性にとっても嬉しいアイテム。リキッドタイプなので、伸びが良く、自然な仕上がり。軽いつけ心地ながら、カバー力と保湿力を兼ね備えているため、口周りの乾燥が気になる方に最適。
オレンジ系コンシーラー名品2&be ファンシーラー
ヘアメイクアップアーティスト河北裕介がプロデュースする「&be(アンドビー)」。「ナチュラルでありながら洗練された仕上がり」を提案していて、多くの女性や男性から支持されている。その&beと言えば、の「ファンシーラー」は過去何度も女性美容誌のベストコスメに選ばれる名品。名前からもわかるようにファンデーションとコンシーラーのいいとこ取りをしたのが「ファンシーラー」。オレンジカラーとベージュカラーが2色セットになっているが、リフィルのものを買えば、オレンジの部分だけをゲットできる。柔らかなテクスチャーで、厚塗り感なく素肌っぽさを残した仕上がりになるところもポイント。フリー処方&ノンコメドジェニックテスト済みなので、急な肌荒れにも安心して使える。リキッドタイプよりはカバー力があるので、しっかりと青ヒゲをカバーしたい人におすすめ。先にオレンジを青ヒゲが気になる部分にのせて、その上からベージュを馴染ませるという使い方も◎