
高いホワイトニング効果を謳う歯磨き粉が数多く出回っている。これは期待できそうという商品を購入していざ使ってみたところ「全然白くならない…」という経験はないだろうか? 今回は筆者がホワイトニング効果に太鼓判を押す「本当に白くなる歯磨き粉」を紹介する。
スポンサーリンク
日本と海外の歯磨き粉は根本的に違った!?日本の歯磨き粉で歯が白くならないのはなぜか?
日本の歯磨き粉は、歯の健康を守ることを最優先にしているため基準が非常に厳しく、歯に優しい成分や予防効果を重視しているため、効果はかなりマイルド。多くの製品はフッ素を含み虫歯や歯周病予防に効果的だが、ホワイトニング効果は限定的である。主要製品はもとより、香料に関しても刺激が少ないものが多い。日本のホワイトニング歯磨きを使っても、劇的に歯が白くならないのはこのような事情が背景にある。一方、海外のホワイトニング歯磨き粉は、ホワイトニング効果を追求した製品が多いのが特徴。特に欧米の歯磨き粉には、歯を白くするための成分(過酸化水素や研磨剤)が多く含まれており、確かな効果をすぐに実感しやすい。これらの成分は日本では規制が厳しく、ドラッグストア等では販売されていないがオンラインでは購入できる。そのため、海外で人気の歯磨き粉は、ホワイトニング効果を最重要視する日本在住の人々にとって非常に魅力的な選択肢だ。
以下では、強いホワイトニング効果を実感できる海外で人気のホワイトニング歯磨き粉を紹介する。
海外で大人気!実力派ホワイトニング歯磨き粉1EUTHYMOL(ユーシーモール) ホワイトニング歯磨き粉
EUTHYMOLは1898年にイギリスで誕生し、国民的な歯磨き粉メーカーとして有名。お隣韓国では2021年にローンチされてから大人気の歯磨きとなり、韓国大手のヘルス&ビューティストアである「オリーブヤング」では売り上げ1位を何度も獲得している。過酸化水素を使用せず、代わりにホワイトニング粒子「SHMP」成分(メタリン酸ナトリウム)を配合し、しっかりとホワイトニング効果を感じられる処方になっている。歯の黄ばみの補色である紫によって、歯を白くトーンアップしてくれる。湿布系のかなり強いミント味なので、濃い味が苦手な人は注意が必要。ハリーポッターに登場する店「ハニーデュークス」を思わせるレトロなパッケージはおしゃれで、洗面所に出しっぱなしにしていてもダサくならない。ピンクのパッケージのものは非過酸化水素のホワイトニング歯磨き粉なので好みに合わせて選べる。
EUTHYMOL ホワイトニング歯磨き粉を探す(Amazon)
海外で大人気!実力派ホワイトニング歯磨き粉2VUSSEN(ビュッセン) ホワイトニング歯磨き粉
美容大国の韓国は、歯磨き粉もすごい。VUSSENは2017年に韓国で誕生したオーラルケアブランド。好みや自分の歯の状態に合わせてホワイトニング効果を選択できるオーダーメイド美白ケア歯磨き粉をはじめ、オーラルケアアイテムを展開している。ホワイトニング向けには、「28」「15」「7」「H」の4種類が展開されている。数字が大きいほど、またパッケージの色が濃いほどホワイトニング効果が高くなっている。一番人気なのは最も強い効能が備わった「28」だ。ちなみに「28」という数字は、過酸化水素が2.8%配合されていることを示している。知覚過敏が気になる人はより低い配合量のものを選ぼう。「H」は過酸化水素が配合されておらず、最も低刺激。4種類ともフッ素は配合されていないので、虫歯等が気になる人はフッ素ジェルを併用するのも◎ 日本では、「28」と「H」のみ販売されており、LOFTなどで購入することも可能。そのほかは並行輸入品として購入できる。
VUSSEN ホワイトニング歯磨き粉を探す(qoo10公式ショップ)
海外で大人気!実力派ホワイトニング歯磨き粉3AJONA(アジョナ) Stomaticum
「AJONA(アジョナ)」はドイツの国民的オーラルケアブランド。BTSのジョングクが使用していたことで、アジアでも人気が高まった。ただ現在日本においては、オフラインで扱っている店舗がほぼないため認知度は低い。特徴的なのはその高濃縮処方で、豆一粒程度の少量で十分な効果を発揮し1本で約150回使用可能。また、天然植物成分を配合し、抗菌作用に優れ、虫歯や歯肉炎の予防、口臭防止に効果的とされている(AJONA HP参照)。サイズが小さいので旅行などでの持ち運びも便利。