アメリカ靴の王道、オールデン「9901」が秘める6つの魅力とは

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アメリカ靴の王道、オールデン「9901」が秘める6つの魅力とは

オールデン「9901」の魅力④「バリーラストを採用した象徴的なシルエット」

さまざまなラストを保有し、モデルによって使い分けているのもオールデンの特徴。9901では、不屈の名作とも呼ばれる「バリーラスト(Barrie Last)」を採用している。1950年代初期にビジネス用として開発されたバリーラストの特徴は、やや長めのレングスと狭めの履き口、そしてぽってりとしたラウンドトゥのフォルム。オールデンを代表するラストだけあって、いかにもアメリカ靴らしい飾り気のないゆったりとした雰囲気を備えている。

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オールデン「9901」の魅力⑤「最高の履き心地を実現する360度グッドイヤー製法」

オールデンの靴は270度グッドイヤーと360度グッドイヤーが使い分けられているが、9901では出し縫いの糸がヒールをぐるりと一周する、360度グッドイヤー製法を採用している。高い耐久性を誇るグッドイヤーウェルト製法は、ソールの張り替えがきき、長きに渡る愛用に耐えうるのがメリット。インソールとアウトソールのあいだには松脂を練り込んだコルクが詰められており、クッション性を高めている。このコルクは履き込むことで足型にそって沈んでいき、よりフィット感を向上させるという役割もある。

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最高の履き心地を追求するオールデンは、”コルクたっぷり”が伝統だ。オールアラウンドグッドイヤー製法とも呼ばれる360度グッドイヤー製法は、カカトまでコルクが敷き詰めることが可能。シャンクなどの金属パーツも省けるため、英国靴などに採用される一般的なグッドイヤーウェルト製法以上の軽量化とクッション性を実現しているのだ。

至高の職人技で仕上げられたコバとスプリットウェルト

9901の美しいコバにも注目したい。ウエルトとアウトソールを縫い合わせたのち、底廻りを熟練の職人が回転するカッターにコバを押し当てて上下のブレ無く同一の幅に削っていく。その後コバに塗料を塗り、布バフでワックス掛けをし、丁寧に磨き、光沢を出しながら仕上げることでアッパーのシェルコードバンに迫力負けしない美しいコバが完成する。

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また、ウェルトの仕様もオールデンならではのこだわりが反映されている。9901には「スプリットウェルト」と呼ばれる独特の意匠を採用。ウェルトとアッパーの間に防護壁があるストームウェルトにも似た形状で、アッパーに面したウェルト部分にもステッチを施しているのが特徴だ。このステッチは実際にアッパーを縫い付けているのではなく、あくまでも飾り。すっきりとしたプレーントゥに装飾性の高いコバを組み合わせることで、飽きの来ない愛嬌のある印象に仕上げられている。

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