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防水スニーカーで妥協しない選択肢を。雨の日コーデを減点しない8足

防水スニーカーで妥協しない選択肢を。雨の日コーデを減点しない8足

雨の日の足元問題で憂鬱になるのは、濡れることだけではなく、防水性を優先した結果いつもの服装から靴だけが浮いてしまうことも理由のひとつ。だが現在は、防水スニーカーの選択肢が大幅に拡大しており、いわゆるレインスニーカーを「雨の日専用の靴」として選ぶ必要はなくなった。今回は防水性だけでなく、濡れた路面での歩きやすさ、晴れの日にも履きたくなるデザインまで考慮し、大人の男性にすすめたい防水スニーカー8足を厳選して紹介する。

メンズ防水スニーカーの選び方1小雨なら撥水、本降りまで想定するなら防水を選ぶ

「撥水」と「防水」は似ているようで役割が異なる。撥水はアッパー表面で水滴を弾く性能を指すのに対し、防水スニーカーはメンブレンやシューズ構造によって内部への水の侵入を抑える設計が基本。短時間の小雨なら撥水加工でも対応できるが、本降りのなかを歩く、通勤で長時間屋外にいるといった用途まで考えるなら、防水モデルの方が安心感は高い。GORE-TEXは代表的な選択肢だが、それ以外にも各ブランド独自の防水構造が存在するため、素材名だけで候補を絞る必要はない。

GORE-TEX搭載スニーカーを中心に探すなら、下記の記事もあわせてチェックしてほしい。

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メンズ防水スニーカーの選び方2濡れた路面ではアウトソールのグリップも重要

雨の日に意外と気が回りにくいのが靴底だ。アッパーの防水性が高くても、濡れたタイルや石畳で滑りやすいと街履きとして万全とは言いにくい。アウトソールのラバー配合やトレッドパターン、濡れた路面を想定したグリップ技術まで確認すると選択の精度が上がる。ビブラムソールなどはその代表格で、ブランド別注で作っているケースも。

メンズ防水スニーカーの選び方3晴れの日にも履くなら、見た目と快適性まで妥協しない

防水スニーカーとは言っても、雨の日専用として控えさせるより、晴天でも自然に手が伸びるような心から好みの一足を選びたい。そこで重要になるのが、重さ、クッション性、デザイン、そして普段のパンツと馴染むシルエットだ。防水スニーカーにはトレイル由来のボリューム型だけでなく、レトロランニング、ロードランニング、ロープロファイル、ラグジュアリーまで選択肢がある。機能から靴を選ぶというより、普段履きたいスニーカーの延長線上に防水性能があるモデルを探すのが理想だ。

ここからは、雨の日でも普段のコーデが減点されない8足を厳選!

1.テックスニーカーの熱狂を越えて、定番として残った一足SALOMON「XT-6 GORE-TEX」

サロモンのXT-6は、トレイル由来の機能美をファッションへ持ち込んだ代表格。数年前のピーク時の爆発的なブームこそ落ち着いたが、それは失速というよりも定番化と捉えたい。GORE-TEX仕様のモデルはPFCフリーのePEメンブレンに加え、砂や小石の侵入を抑えるクローズドメッシュ、安定性を高めるAgile Chassis System、着脱しやすいQuicklaceを搭載。雨の日だから選ぶのではなく、普段からXT-6を履きたい人がそのまま悪天候へ対応できるのが魅力だ。ブラックが圧倒的人気だったが、裏を返せば飽和状態とも言えるため、今ならこんなベージュの変化球を選ぶのもおすすめ。

SALOMON「XT-6 GORE-TEX」

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2.2002Rを履く感覚のまま、雨の日も守備範囲にNew Balance「2002RX GORE-TEX」

ニューバランスの2002Rは、すでに一過性のトレンドを越え、ブランドの定番のひとつに。そのGORE-TEX仕様である2002RXなら、普段のコーディネートをほとんど変えずに雨への対応力を備えられる。2010年登場のMade in U.S.A. 2002を受け継ぐ重厚なアッパーに、ABZORBやN-ergyを組み合わせたソールユニットを採用。テック系防水スニーカー特有のアウトドア感が苦手な人にも取り入れやすく、デニム、チノ、スラックスまで対応範囲が広い。「雨用の靴を買う」という感覚を最も薄くしてくれる一足だ。

New Balance「2002RX GORE-TEX」

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3.レトロランニングの気分と雨の日の実用性を両立ASICS「GEL-VENTURE 6 GTX」

アシックスがトレイルモデルを都市向けに再構築したGEL-VENTURE 6 GTX。GORE-TEXを搭載しながら、いかにも雨靴という表情はなく、2000年代ランニングを思わせるレイヤードアッパーが現在のファッションとも自然につながる。後足部にはアシックスならではのGELテクノロジー、アウトソールにはトレイル由来のトラクションパターンを採用し、見た目だけのアウトドアテイストに終わっていない点も好印象。少しルーズなスラックスやワイドデニムの裾から覗かせれば、今っぽい空気感を手軽に足元へ取り込める。

ASICS「GEL-VENTURE 6 GTX」

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4.雨の日こそ頼れる、高クッションのランニングシューズHOKA「CLIFTON 11 GTX」

ホカを代表するデイリーランニングモデルの防水仕様として登場したCLIFTON 11 GTX。GORE-TEX Invisible Fitメンブレンとクローズドメッシュ、撥水加工を組み合わせつつ、ベースモデルが持つ軽快なクッション性を生かしている。トグルで調整できるレースや、雨天を意識してアップデートされたトラクションも特徴。防水スニーカーにありがちな硬さや重々しさより、長時間歩く日の快適性を優先したい人に適した選択肢だ。

HOKA「CLIFTON 11 GTX」

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5.都市とアウトドアをまたぐGORE-TEX以外の選択肢On「Cloud 6 Geo Waterproof」

オンのCloud 6 Geo Waterproofは、水の侵入を抑える防水アッパーにMissiongripアウトソール、Speedboard、マッドガードを組み合わせた全天候型モデル。街歩きから軽いハイキングまでを想定した設計で、GORE-TEX一辺倒にならない防水スニーカー選びを示す好例だ。地形図を着想源とするレイヤードアッパーとトグル式シューレースによって、通常のCloud 6よりアウトドア色も強め。黒のワントーンなら機能的なディテールが悪目立ちせず、モード寄りの服にも合わせやすい。

On「Cloud 6 Geo Waterproof」

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6.防水性能を脇役にするほど、造形そのものに力があるMIZUNO「WAVE PROPHECY LS GTX」

ミズノのスポーツスタイルを象徴するWAVE PROPHECY LSへ、GORE-TEXを組み込んだWAVE PROPHECY LS GTX。最大の特徴は、空洞を設けた独自のINFINITY WAVEによる、一度見たら忘れられないような強インパクトのソールデザインだ。アッパーにはマイクロリップストップやメタリックなディテールを配し、アウトソールには濡れた路面でグリップ力を発揮するWgripを採用。防水機能を理由に選ぶというより、デザインで欲しくなった靴が結果として雨にも強いという理屈がこのモデルにはある。ワイドパンツで存在感を受け止めるほか、ミニマルな装いの足元に一点だけ未来的な要素を足すのも面白い。

MIZUNO「WAVE PROPHECY LS GTX」

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7.ロープロファイルと高機能ランニングが交差する最新形Y-3「EVO SL ATR GTX Trainers」

Y-3のEVO SL ATR GTX Trainersは、GORE-TEX Invisible Fitを採用しながら、シルエットは意外なほどシャープで、Lightstrike Proによる軽量なランニング性能も備える。ランニング界隈で人気を集めているアディダス「アディゼロ」の流れを、Yohji Yamamotoならではの視点でモードへグッと引き寄せた一足だ。細身のパンツに合わせるより、ワイドスラックスなど重量感のあるボトムスで厚みを掛け算して楽しみたい。

Y-3「EVO SL ATR GTX Trainers」

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8.ラグジュアリーと本格的な悪天候対応を両立Moncler「Trailgrip APEX GTX」

モンクレールのTrailgrip APEX GTXは、ラグジュアリースニーカーでありながら機能を飾りで終わらせない。スエードとテクスチャードPUのアッパーに防水GORE-TEXメンブレンを組み込み、EVAミッドソール、カーボンファイバープレート、Vibram MEGAGRIPまで搭載する本格仕様。公式で127,600円と、スポーツブランドの防水スニーカーとは価格帯が大きく離れるものの、機能性と高級感をどちらも譲りたくない層には明確な選択肢となる。アウトドア由来のボリュームを備えながら素材使いに品があるため、上質なウールパンツやラグジュアリーなアウターとも釣り合いがとれる。

Moncler「Trailgrip APEX GTX」

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防水スニーカーQ&A防水性能だけでなく、使い方まで考えれば失敗しにくい

Q1. 防水スニーカーと撥水スニーカーの違いは?本降りまで想定するなら、防水モデルの方が安心感は高い

撥水は主に素材表面で水滴を弾く性能、防水はシューズ内部への水の侵入を抑えるための素材や構造を指す。短時間の小雨なら撥水でも対応しやすいが、長時間の雨天移動まで想定するなら防水モデルを選ぶのが基本。ただしメーカーごとに試験方法や表記基準は異なるため、商品ごとの仕様確認は欠かせない。

Q2. GORE-TEXを選んでおけば間違いない?GORE-TEXは有力だが、それだけが正解ではない

GORE-TEXは防水性と透湿性を両立する代表的な選択肢だが、防水スニーカーの絶対条件ではない。Onのように独自の防水アッパーを採用するブランドもある。雨天性能に加えて、履き心地、アウトソール、デザインまで含めて判断したい。

Q3. 防水スニーカーでも雨で濡れることはある?ローカットなら履き口から水が入る可能性はある

ある。アッパーや縫製部分が雨を防いでも、ローカットでは履き口から水が入り込む可能性が残る。特に激しい雨や深い水たまりでは注意が必要だ。日常的な雨対策としてローカットを選ぶのか、より過酷な環境まで想定するのかで必要な仕様は変わる。

Q4. 防水スニーカーにも防水スプレーは必要?素材との相性を確認してから使う

必須ではない。もともと防水メンブレンや撥水加工を備えるモデルも多く、追加のケア方法はアッパー素材やメーカーの推奨によって異なる。むやみに市販の防水スプレーを使用せず、製品ごとのケア方法を確認してから使うのが安全だ。

Q5. 防水スニーカーは晴れの日に履いても問題ない?晴れの日にも履けるモデルを選ぶ方が、むしろ使いやすい

もちろん問題ない。現在の防水スニーカーは、雨天専用というより全天候型の普段履きとして設計されたモデルが多い。防水性を備えるぶん通常モデルと履き心地や通気性が異なる場合はあるものの、デザインと快適性に納得できるなら晴雨兼用で使う方が出番は増える。雨の日のためだけに靴を用意するのではなく、普段履くスニーカーに雨への対応力を加えるという考え方が、現代の防水スニーカー選びには合っている。

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