いま最新のシューズトレンドを席巻しているミュール。ビルケンシュトックのサボサンダル「ボストン」はこのカテゴリで圧倒的な存在だが、バレンシアガやグッチ、マルニなどのラグジュアリーブランドや、ナイキやニューバランス、アディダスなどのスポーツブランドもこぞって展開を広げている。そんな中、エンポリオ アルマーニが2023春夏コレクションで発売したウェーブ ミュールが、あの“ゴジラ”をイメージさせるようなデザインで何やらイイ感じだ。
スポンサーリンク
ラバー製のミュールに施されたギザギザがゴジラの鱗のよう…
ミラノファッションウィークで開催されたエンポリオ アルマーニのショー終わりに会場付近でスナップを撮っていると、気になるシューズを履いた男性たちが多く目に留まる。ミュールがトレンドシューズだという意識もあるが、取材チームが気になったのは、あの怪獣ゴジラの鱗のようなフォルムで形成されたデザイン。ラバー製のミュールは得てしてミニマルなデザインで仕上げられることが多いが、この“ゴジラミュール”はモードで異質な雰囲気を放つ無二の存在感を放っていた。
編集部 泉
2023年6月のピッティとミラノでは、ビルケンシュトックのボストンを履いた男性が本当に多くて、ミュールトレンドを肌で実感したのですが、私の目に留まったのはエンポリオ アルマーニのミュール (第一印象から勝手に“ゴジラミュール”というニックネームをつけてしまいました…笑)。2022年の冬に日本で開催された展示会で拝見していたことをすぐに思い出しました。皆カッコよく履きこなしていたのですが、特に1枚目のスナップの男性はバランスも非常に良く、オールブラックコーデにこのミュールのギザギザデザインでアクセントをつけていたのが秀逸。
1 4
2 4
3 4
4 4
“周りと被りたくない”という欲望を満たすEMPORIO ARMANI(エンポリオ アルマーニ)のミュール
正式名称はミュール ウェーブデザイン。波打つようなアッパーの形状から名付けられたのだろう。単体で見るとなかなか難易度が高そうに感じるが、上のスナップを見れば意外とすんなりコーディネートに溶け込むアイテムであることが分かるはず。ビルケンシュトックのボストンなどとは違った、周りと被りにくいミュールをお探しなら、エンポリオ アルマーニの“ゴジラミュール”が有力候補になるだろう。
編集部 泉
エンポリオ アルマーニさんの店舗でブラックを実際に履いてみたのですが、ボリュームと特徴的なデザインの存在感はありつつも、意外と合わせやすいなという印象でした。あと、ヒールの部分に高さがあり、ミュールやつっかけタイプのサンダルにありがちな足がすっぽ抜ける心配がないのも◎ 個性的なデザインばかりに目がいきがちですが、軽くて非常に履きやすいシューズだと思います!
1 2
2 2
日本ではブラックとグレー(ベージュのような色味)の2色展開だが、海外ではイエローの展開もあるようだ。FARFETCHやSSENSEなどの海外ECサイトで販売されているので、派手色が気になる方はそちらもチェックしてみては?
FARFETCH | 詳細・購入はこちら |
SSENSE | 詳細・購入はこちら |