3大デニムブランドの一角「Wrangler(ラングラー)」が誇る“デニムジャケット”の傑作モデルを紹介

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3大デニムブランドの一角「Wrangler(ラングラー)」が誇る“デニムジャケット”の傑作モデルを紹介

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ラングラーならではのデニムジャケットのディテールに注目!

ラングラーでは、あまりマイナーチェンジを行わない競合ブランドに対し、常に機能向上を目指してアップデートを行うことで、他ブランドとの差別化を図っている。そしてデザイナーを起用していることから“デザイナーデニムの先駆け”としても注目されていた。とくに1950年から1970年代にかけて頻繁にデザインの変更を行っており、年代によってデザインが異なるのが特徴。そのため、ヴィンテージ好きの中にはラングラーのデニムジャケットファンが非常に多く、古着のデニムジャケットを見つけたときに仕様を見ながら年代をチェックするのも楽しみの一つとなっている。他のブランドとは一味違うラングラーならではの個性的なディテールが、着るだけでワンランク上のコーデに導いてくれるはず。そんな現代にも受け継がれるマスタピースのひとつであるラングラーのデニムジャケットの特徴を詳しく解説していこう。

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ラングラー デニムジャケットの特徴①「丈夫さが魅力の“ブロークンデニム”」

一見同じように見えるデニム生地もブランドによってこだわりや特徴がある。リーバイスやリーに採用されているデニムは、経年変化によってよじれが生じる場合があるのだが、ラングラーに採用されているデニム生地は、このよじれを防止した「ブロークンデニム」を採用。これは1971年に考案されたもので、3本以上の生地で構成される綾織りの斜めに畝を綾目と呼び、その綾目をつながらないように工夫することで、よじれが生じない丈夫な生地が出来上がる。これを壊れないデニム=“ブロークンデニム”と呼んでいるのだ。

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ラングラー デニムジャケットの特徴➁「ミニマルな雰囲気をまとう“ノースクラッチリベット”」

生地と生地を締結するための部品であるリベットはデニムには欠かせない重要パーツ。生地自体に穴を開け、そこにはめ込んで使用するアイテムだ。リーバイスやリーのリベットは突起があったり、逆に凹んでいたりと凹凸があるのに対し、ラングラーのリベットは、平坦になっている「ノースクラッチリベット」を採用。これは、単なるデザインではなく、馬の乗り降りの際に用いる鞍に引っ掻き傷をつくるのを防ぐよう配慮されたもの。ウエスタンウェアを製造していたラングラーならではのデザインで、洗練された印象に導いてくれる。デニムジャケットでは、フラップポケットのボタンにその仕様が反映されており、さりげなく“Wrangler”の文字が点で打ち込まれているのも魅力だ。

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ラングラー デニムジャケットの特徴③「一目でラングラーだと分かる“サイレントWステッチ”」

ポケットに配されるステッチは、どこのブランドかを判断するトレードマークのようなもの。ラングラーのポケットにはラングラーの頭文字である“W”の文字を表す「サイレントWステッチ」を採用している。なぜ“サイレント”という名称なのかというと、「Wrangler」の“W”は発音されないサイレントレターのため、ここから“サイレントW”と名づけられたそうだ。ちなみに、エドウィンにも似たような直線的なWが採用されているモデルがあるが、ラングラーの方が2本の平行している線の幅が狭く、折り返し部分にダイアモンドクロスポイントがあるかどうかで見分けが付く。スマートな印象のメリハリのあるステッチでコーデのアクセントにもなってくれるだろう。

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