ダナーが生んだアウトドアブーツの代名詞「マウンテンライト」の魅力とは?

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ダナーが生んだアウトドアブーツの代名詞「マウンテンライト」の魅力とは?

男らしい見た目と耐久性を兼ね備えたブーツを展開し、多くの人々を魅了し続けてきたアメリカのシューズブランド「Danner(ダナー)」。アメリカ国内で初めてビブラムソールを使用したブランドとしても知られ、昔ながらのクラフツマンシップと新しい技術を融合させ、80年以上にわたって数多くのブーツを作り続けてきたブランドだ。今回は、そんなダナーが誇る名作マイクロナノバブル「マウンテンライト」をテーマに、その特徴とおすすめモデルを紹介していく。

アウトドアブーツの定番ブランド「Danner(ダナー)」のはじまり

1932年、アメリカ ウィスコンシン州にあるチペワフォールズにて、チャールズ・ダナー氏が4$という安価な価格で靴を売り始めたことが、「Danner(ダナー)」のはじまり。“可能な範囲の中で最も優れた靴を作る”という目標を掲げ、5人の職人と共にワークシューズメーカーを立ち上げたのだ。1936年にはポートランドに拠点を移し、靴底に鋲のついた「チョークロガー」を20$の価格で売り始めた。その後、イタリアのソール専門メーカー「Vibram(ビブラム)社」のソールのパフォーマンス力にいち早く目をつけた「ダナー」は、アメリカ国内で初めてイタリアからソールを輸入し、ビブラムソールを採用。1960年にはアメリカでアウトドアブームが到来し、ハイキング・バックパッキング・登山がメジャーとなり、そこに着目したダナーはワークブーツだけでなく、ハイキングブーツの製造を開始した。その後、世界で初めて靴にゴアテックスを採用したことで世界中から注目の的に。耐久性や機能性に優れ、かつ質実剛健なモノづくりで今なお幅広い人に愛されているブランドだ。

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「マウンテンライト」はタフで武骨な見た目からは想像つかない快適な履き心地を実現したマウンテンブーツ

ダナーが初めて手がけたマウンテンブーツ「エルクハンター」、その改良版として誕生した「マウンテントレイル」の後継として、1982年にリリースされたのが「マウンテンライト」だ。総革アッパーやビブラムソールを備えたアウトドアの息吹を感じるデザインもさることながら、ゴアテックスによる透湿防水機能を備えたハイスペックな仕様が実に魅力的。その昔ながらのマウンテンブーツの見た目と最先端の機能を搭載したシューズとして、発売されてから現在まで幅広い人に愛されている。また、カラーや素材のバリエーションも意外と豊富で、ファッションユースとしても使いやすいモデルも多い。ビジネスシーンや冠婚葬祭を除いて、あらゆるシチュエーションに履けるブーツゆえ、一足持っていても損はないはずだ。

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ダナーの名品「マウンテンライト」がもつ4つの魅力とは?

ダナー マウンテンライトの魅力①「防水性と透湿性の両方を兼ね備えたブーツ」

世界で初めて、防水性と透湿性を兼ね備えたゴアテックス素材をブーツに採用したモデル「ダナーライト」。その機能性を受け継ぎ、“ゴアブーティ”と呼ばれるダナーとゴアテックスが共同開発した技術を「マウンテンライト」にも反映している。防水透湿素材であるゴアテックスをソックスのような袋型の形状にし、シューズのライニングに施した。従来のハイキングブーツは、ステッチなどから水分が入り込んでしまうことがネックだったが、この構造によって完璧な防水透湿性を確保。アッパーに関しても、撥水加工を施したフルグレインレザーを採用。牛革の中でも、もっとも高級で耐久性に優れたフルグレインレザーは、履きこむほどに味わいを増す素材だ。内側も外側も防水・撥水加工素材を使用することで、極めて高い防水性を実現しているのだ。

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ダナー マウンテンライトの魅力②「快適な履き心地が楽しめるステッチダウン製法」

重厚感のある登山靴というと足馴染みが悪いように感じるが、マウンテンライトの履き心地はまさに別格。それを実現しているのが「ステッチダウン製法」だ。アッパーの革をあえて内側に巻き込まず、コバを外側に張り出すようにつり込み、しっかりと中底を縫い合わせることで、靴内部にゆとりを持たせて締め付け感のないソフトな履き心地を実現している。しかも、ダナーでは253にも及ぶ工程を全て手作業で行っているので、快適さも耐久性もバツグン。また、このステッチダウン製法は靴内部に水が入りにくい構造となっており、ダナーのブーツの魅力である防水性をより高めているのだ。

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ダナー マウンテンライトの魅力③「安定性と高いグリップ力を備えたビブラム クレッターリフト」

アウトソールには、伝統的なビブラムのパターンを施した「ビブラム クレッターリフト」を採用。優れたグリップ力を実現するトレッドパターンで、足元が悪い登山時にも快適に歩行できるよう設計されている。土踏まずの内側と外側にゆるやかなラグ(段差)を取り入れたデザインで、さらにグリップ力をアップ。山の急な斜面でも滑りにくいよう考慮されている。ミッドソールには、衝撃を吸収する「PU(ポリウレタン)ミッドソール」を採用。クッション性と安定性を高めてくれることにより、長時間山道を歩いていても疲れない優れた機能性を持ち合わせている。ソール交換も可能なので、足に馴染んだ革はそのままに、新品のようなクッション性を取り戻せるのも魅力のひとつだ。

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ダナー マウンテンライトの魅力④「足元に重厚感を与えてくれるほどよいボリューム感」

「マウンテンライト」は、7アイレットを採用した重厚感のある1足。足元にアクセントを加えてくれるデザインとボリューム感で、アウトドアシーンのみならず街にも履いていけるのが嬉しいポイント。Dリングとスキーフックを組み合わせた頑丈なアイレットを特徴とし、ぴったりと足をホールド。長めのシュータンを採用し、かかとに向かって短くなるデザインが、周りとかぶらない独自のシルエットを生み出している。かかと部のバックステイ以外は、1枚の革で形成。ステッチをできるだけ無くすことにより、水が染み込みにくい仕様を実現した。

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「マウンテンライト」のサイズ選びは?

快適な履き心地を実現するには、サイズ選びが肝心。ガシガシ歩く登山では、厚手の靴下を着用するこが多いため、サイズ選びの際は登山時に履くような厚手の靴下を着用して選ぶのが吉だろう。幅広めな日本人の足型を考慮すると、足囲は標準より少し大きめの「EE」サイズがおすすめ。元々足に馴染みやすいブーツだが、さらに革が馴染んで少しゆとりが出てきた場合は、インソールを入れて調整することで快適なフィット感を維持できる。ちなみにダナー特製のインソール「ファティーグファイター」は、足の疲れを軽減するエアクッションを備え、蒸れを防止する速乾性のマイクロファイバーを採用したアイテム。トゥ部分に膨らみのあるシルエットを採用することで、歩行時に足指が窮屈にならないのも魅力のひとつだ。

 

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