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海外のファッショニスタたちのアイテムとして「オニツカタイガー」のスニーカーが復権!
ブランド名が消えてから四半世紀となる2002年、オニツカタイガーはヨーロッパの地で復活。レトロシューズが大きなトレンドとなり、アシックスが同ブランドをリバイバルし、ファッションシューズとして市場に投下することになったのだ。
天然皮革を用いるなどスニーカーとしての質を高め、パリやロンドンなど主要な大都市の高級ブティックやセレクトショップに出品するなど、緻密に計算されたマーケティングを展開。ピッティ ウオモ、ミラノファッションウィークといったファッションイベントの会場でもオニツカタイガーを業界関係者が履くようになり、高感度なファッションピープルの多くの支持を集めた。
世界的大ヒット映画「キル・ビル」でオニツカタイガーのスニーカー登場したことで、ファッションアイコンとしてより決定的に
先述したヨーロッパでのレトロスニーカー人気の再燃も復権の理由だが、2003年公開の大ヒット映画「キル・ビル」による影響も大きいだろう。鬼才クエンティン・タランティーノ監督の日本を舞台とした同作では、ユマ・サーマン演じる主人公ザ・ブライドが、オニツカタイガーの「Taichi」を着用し、劇中での活躍以上にファッションアイコンとしてのイメージが急激に加速。エンターテイメントにより、世界的な再ブレイクがもたらされたのだ。
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