脱定番がキーワード。進化系デニムで装いをアップデート！

1850年代の誕生以来、男の装いの相棒的存在として愛用され続けている「デニム」。染色、エージング、ダメージなど、様々な手法を駆使して、デニムが持つ奥行きのある表情を引き立たせたデザインは実に魅力的だ。さらに昨今では、そこへもうひと手間加えた「進化系デニム」が展開されていることをご存知だろうか？今回はそんなひねりのきいた「進化系デニム」にフォーカスして、旬なコーディネートを紹介！

絶妙な“ダメージが施されたデニムパンツ”でシンプルコーデをグッとこなれた印象に！

旬なミリタリーテイスト漂う男のTシャツコーディネート。ジーンズを合わせた王道の組み合わせでも退屈な印象を与えないのは、ダメージ加工によるアクセントがプラスされているため。インパクトがありながらも上品な印象をキープする絶妙なアブレーションが施されたこんなジーンズが一本あれば、シンプルになりがちな夏コーデも無条件にこなれて見えるから不思議だ。

ココが進化系！「大人が穿くのにちょうどいいダメージ加工」

ダメージが入っていれば何でもOK！とはならないのがダメージデニム選びの難しいところ。さらに、大人の男らしさと品の良さを兼ね備えた一本となると意外と選択肢が多くないことに気づく。クリアしたい条件は、絶妙な按配のダメージ加工と仕立ての良さが伝わるシルエット。ディーゼルが展開しているこちらのジーンズは、そんな条件を難なくクリアしている。モモに施された大胆なダメージは、あて布が施されているため肌を露出をする心配もご無用。素材にはジョグジーンズを採用しているため、穿き心地も極上。

主張強めの“ペイントデニム”で半歩先行く攻めコーデを表現！

色落ち、アブレーション、リペア、ステッチワーク…そんな市場に多く出回っている加工デニムとは一味違う主張で他と差を付けられるのがペイントデニムのメリットだ。なかでも手描き風のグラフィックは、イマもっともアツいと言っても過言ではない。デニム地に馴染むようなペイントの集合体が、男の着こなしを半歩先行く攻めのスタイルへと導いてくれる。

ココが進化系！「みっちり描かれた主張強めのグラフィックペイント」

フロントからバックスタイルまで配された手描き風プリント。爽やかなライトブルーのデニム地に映えるカラフルなグラフィックが、ロックなムードを醸しスタイルをアップデートしてくれる。ほどよく擦れの加工が施されているため、全体の馴染みもイイ感じ。ディーゼルが新たに展開を始めた「MHARKY」の絶妙なタイトストレートシルエットもイマの気分にピッタリだ。

セットアップのデニムなら、ラクに上級のお洒落が楽しめる！

着るだけで完成度の高いスタイリングが実現してしまうのが「セットアップ」の大きな利点。ラギッド&スポーティなデニムのセットアップがあれば、やんちゃな中にも頼りがいを感じさせるスタイリッシュな装いがイージーに実現。ディーゼルが展開しているこちらのセットアップは、ミリタリーの薫り漂うディテールを備えた名コンビ。内側に隠されたブライトイエローが、差し色のスパイスをきかせると同時に武骨な印象をほどよく和らげてくれるバランスGOODなデザインが嬉しい。

ココが進化系！「上下に隠されたイエローの差し色でシックなコーデにスパイスを」

こちらのセットアップデニムには、裏にブライトトーンのイエローが配されている。ちょっとした仕草からチラりと見える差し色のスパイスは、ダークトーンでまとまったシックなデニムスタイルに面白みと華を添えてくれること間違いなし。裏使いだから、あくまでも雰囲気はシックという点もexcellent！

デニムラバーも要注目！？ウォッシュがきいたカバーオールで、こなしの幅をさらに広げる

ジーンズをはじめ、Gジャン、デニシャツなど、様々な型で展開されているデニムアイテム。どんな男たちのワードローブにも愛される定番の存在でありながら、常にフレッシュな一面をみせてくれるからこのファブリックはクセになる。そんなデニムの魅力を見事に表現したのがこちらのカバーオールだ。ありそうでなかったボックスシルエットの採用と独自の加工によって生まれた濃淡差のある表情が相まって、個性きわだつフレッシュなデザインに仕上がっている。カラーTシャツと単色スニーカーで色の遊びをきかせながら、黒のサイドラインパンツで引き締めれば、アーバンムードも漂う粋な大人のコーデが完成だ。

ココが進化系！「デニムならではの奥行きある表情が楽しめる！濃淡差激しめのウォッシュ加工」

フロントに施された個性的な加工デザインに注目。パッチワーク技術とインディゴの濃淡差を利用することで、奥行きたっぷりな大人デザインに格上げされている。表情がありながらもライトオンスの柔らかな生地を採用しているため、着心地は見た目以上に軽やか。