首元に前立てとボタンをあしらったヘンリーネックTシャツは、普遍的なTシャツコーデとの差別化を図れる優れモノ。しかし、これさえ着れば即オシャレとはならず、適当にコーディネートするとどこか休日のオジサンっぽい印象になってしまうのもその実。そこで今回は、ヘンリーネックTシャツコーデがダサくなる原因と、オシャレにするために意識したいポイントを紹介！
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ダサく感じる原因はズバリ、ヘンリーネックTシャツが“肌着に見える”から！
ヘンリーネックTの着こなしがダサく感じてしまうのは、ズバリ肌着のように見えるからである。薄い生地で作られたチープなヘンリーネックに、適当なボトムスを合わせると、途端にダル着のように見えてしまうのは想像に難くないだろう。そもそもヘンリーネックTシャツには、20世紀初頭に労働者に向けたアンダーウェアとして誕生したという背景があり、どうしても肌着のイメージがつきまとう。また、日本人の我々からすると『バカボン』のパパや、『あしたのジョー』の丹下段平が着用している印象も強く、そのアンコンシャスバイアスによって古っぽさやオジサンっぽさを感じてしまうのだ。
とはいえ、ダサくなる原因さえ分かってしまえば対策は容易。次の項からはヘンリーネックTコーデを洒脱に仕上げるためのポイントを紹介！
ヘンリーネックTコーデをオシャレにするために意識したい３のポイントとは？
意識したいポイント①「生地感やシルエット、色にこだわってヘンリーネックTを選ぶのが重要！」
先述したような薄手のものや、体のラインを拾うようなタイトなヘンリーネックTを選んでしまうと肌着に見える原因に。そのため、肉厚なヘビーウェイト生地やイマドキな印象を与えるちょいユルなシルエットなど、肌着というイメージを払拭させるためのアイテム選びを心がけるのが吉。また、ヘンリーネックTといえば白や生成りがベーシックカラーだが、肌着見えを防ぐならブラックやネイビー、オリーブグリーンなどをセレクトするのが無難だろう。
意識したいポイント②「基本はタックアウトで着こなすべし！」
空前のタックインブームが巻き起こっている昨今だが、ヘンリーネックTコーデで実践するとなると、それこそ休日のオジサンのような佇まいに。ここは流行りに乗っかりたい気持ちをグッとこらえて、さらりとタックアウトで着こなすのが定石だ。しかし、タックアウトしてダラシなく見えてしまっては元も子もないため、丈感には細心の注意を払おう。ポイント①にも通ずるが、着丈の長いヘンリーネックTは避けた方がいいだろう。
前だけタックインなら洒脱な印象に。ウエストにふんわり感をもたせるとイマっぽい
「手持ちのヘンリーネックTの着丈が長い…」という場合は、前だけタックインをぜひ実践してみてほしい。丈の長さによってダラシなく見えるのを防ぎながら、技アリなコーディネートが実現するはずだ。やや大きめなサイズ感ならウエストにふんわり感も出て、イマドキらしく仕上がる。
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意識したいポイント③「きちんと感が漂うアウターやボトムスと合わせるのがオシャレへの近道に」
ヘンリーネックTシャツ自体のチョイスにこだわったり、着こなしを工夫したとしても、組み合わせるアイテム次第ではダサくなる可能性がある。たとえば、肉厚な黒のヘンリーネックTシャツを選んだとて、合わせるボトムスがスウェットパンツでは、オシャレに仕上げるのは至難の業と言えるだろう。そのため、きちんと感のあるアウターやボトムスと組み合わせるのがおすすめだ。アウターを羽織るならジャケットやジレ、ボトムスにはスラックスを選択するなど。あまりドレッシーなデザインを選んでもチグハグ感が生まれるので、カジュアルな仕立てのものと組み合わせることも忘れずに。
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