
坊主とひと口に言っても、ただ短く刈り揃えるだけが選択肢ではない。トップとサイドに長短をつけたバズカット、前髪を残したクロップ、髪色そのものをデザインとして見せるハイトーンなど、そのバリエーションは意外と幅広い。今回は著名人の実例から、かっこいい坊主ヘアを厳選して紹介する。
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坊主ヘアのメリットは?セットが楽なだけじゃない。坊主ヘアなら顔立ちまで引き立つ
坊主ヘアの大きなメリットは、毎朝のスタイリングにほとんど時間がかからないこと。シャンプーやドライも短時間で済み、髪型が崩れにくいのも利点だ。また、髪の存在感が抑えられるぶん、顔立ちや眉、髭といったパーツが際立って見える。ただし、短く刈れば自動的に洒落て見えるわけではない。黒髪の坊主なら、サイドまで同じ長さで揃えるより、耳周りや襟足を短くして濃淡をつけるのが基本。フェードを取り入れることで頭部に立体感が生まれ、いわゆる丸刈りとは異なる印象に仕上がる。例外はハイトーンなど、髪色自体に十分なデザイン性があるケースだ。なお、セットの手間は減るものの、短い髪型ほど数mmの伸びでもシルエットの変化が目立ちやすい。きれいな形を保つなら、長い髪型よりもこまめなメンテナンスが必要になる。
参考にしたい坊主ヘア1ハイトーンのトップと刈り上げのコントラストを効かせたスタイル
高良健吾が披露したのは、ハイトーンに染めたトップに長さを残し、サイドを地肌が見えるほど短く刈り込んだスタイル。こめかみ付近から一気に短くすることで、トップとの境界をはっきり見せているのが特徴だ。髪色だけでなく、長さのコントラストまで強くつけることで大胆な仕上がりになっている。トップは短くても毛先が立ち上がる程度の長さがあるため、直毛や硬毛の方と好相性だ。
参考にしたい坊主ヘア2サイドを短く刈り、トップを立ち上げたスタイル
中田英寿が披露したのは、茶髪のトップに長さを残して立ち上げつつ、サイドをかなり短く刈ったスタイル。トップとサイドに大きく長短をつけることで、短髪ながらメリハリのあるシルエットに仕上げている。サイドのボリュームを削りながらトップに高さを残せるため、丸顔やベース型など横幅を抑えて見せたい人にも取り入れやすい。中田のようにカラーを加えれば、トップと短く刈ったサイドの濃淡もより際立つ。
参考にしたい坊主ヘア3短い前髪を残してメリハリをつけたスタイル
ユ・アインのスタイルは、前髪とトップに長さを残しながら周囲を短く仕上げたもの。いわゆるクロップヘアと呼ばれるスタイルに近く、額へ下ろした短い前髪が髪型の輪郭をはっきりと見せている。額をすべて出さないため、縦の長さを強調したくない方や面長の方も取り入れやすい。トップまで一気に短くするのには抵抗があるものの、坊主らしいコンパクトなシルエットにしたい人にも有力な選択肢になる。
参考にしたい坊主ヘア4サイドを自然に短くして濃淡をつけたスタイル
エディソン・チャンは、トップを短く整えながら、サイドと耳周りをさらにコンパクトにしたスタイル。地肌がはっきり見えるスキンフェードほど強いコントラストはつけず、自然な濃淡で頭の輪郭を引き締めている。坊主にフェードを取り入れるといっても、必ず0mm近くまで刈る必要はない。サイドをトップより短くするだけでも、全体を均一に刈るよりメリハリは出せる。顔型を大きく選びにくいバランスだが、とりわけ卵型やベース型なら取り入れやすい。フェード感を強く出したくない人にも参考になるだろう。
参考にしたい坊主ヘア5トップにやや長さを残したスタイル
RM(BTS)は、トップに毛流れが分かる程度の長さを残しつつ、全体をコンパクトに整えている。数mmまで刈り込む坊主に比べて頭の形が露出しすぎず、短髪ならではの清潔感と自然な立体感を両立しやすい長さだ。トップにある程度の長さがあるため、後頭部の丸みや頭頂部の高さも調整しやすく、頭の形が気になる人にも取り入れやすい。いきなり極端に短くするのが不安なら、このくらいの長さをスタート地点にするのも手だ。
参考にしたい坊主ヘア6全体を潔く短く刈り込んだスタイル
ディオは、トップからサイドまで全体を潔く短くまとめたシンプルなスタイル。今回紹介するなかでは、いわゆる丸刈りにもっとも近い。ただし、生え際やもみあげまで整えることで輪郭が明確になり、単にバリカンで均一に刈っただけの印象とは一線を画している。ここまで短ければ髪質による仕上がりの差は小さくなる一方、頭の形や額、生え際、顔の輪郭はかなり目立つ。特に卵型など、頭頂部から顎までのシルエットがまとまりやすい人には似合わせやすい。黒髪のまま全体を同程度まで短くするなら、長さだけでなく生え際やもみあげの処理まで意識したい。
坊主ヘアをオーダーするときのコツ長さだけでなく、残す場所まで伝えるのがポイント
坊主をオーダーするときに、例えば「6mmで」など、ただ長さだけを指定すると、全体を同じ長さで刈った丸刈りになる可能性がある。今回紹介したような仕上がりを狙うなら、トップをどの程度残すのか、サイドをどこまで短くするのか、フェードを入れるのか、前髪は残すのかまで共有したい。もっとも確実なのは、理想に近い写真を美容師や理容師に見せること。そのうえで、自分の髪質や頭の形に合わせて微調整してもらうのがおすすめだ。坊主は髪が短いぶん、わずかな長さの違いでも印象が変わる。「何mmにするか」だけでなく、「どこを短くして、どこを残すか」まで考えてオーダーしたい。























