
2026年秋冬シーズン、国内外のブランドがテーラードジャケットを続々と提案し、百花繚乱の様相を呈している。装いに品格や色気を添えられるテーラードジャケットは、今季のトレンドを楽しむうえでも積極的に取り入れたいアイテムのひとつ。では、数ある選択肢のなかで、周囲より一歩先を行くならどんなスタイルに注目すべきか? 最新コレクションとOTOKOMAEスナップを手がかりに探る。
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2026年秋冬、テーラードジャケットの狙い目は?肩と胸の立体感で魅せる仕立てに注目。前合わせはダブルブレストが気分
2026年秋冬のメンズコレクションで、ひときわ目を引くのが肩や胸まわりの立体感を強調したテーラードジャケットだ。Saint Laurentは、張り出したショルダーラインと絞ったウエストによって、メリハリのあるシルエットを提案。LOUIS VUITTONでは、角張った肩と直線的な身頃が特徴のボックスシルエットが登場した。SOSHIOTSUKIは、1980年代のパワースーツを思わせる大胆なショルダーラインに、先端を反らせた大ぶりのピークトラペルを組み合わせ、往年のテーラリングを独自に再解釈。アプローチは三者三様だが、いずれもジャケット自体の輪郭を際立たせる造形が特徴的だ。こうした仕立てには、肩幅を広く、胸板を厚く見せる魅力がある。
MEN FW 26-27 / PARIS / FULL LENGTH / SAINT LAURENT /
MEN FW 26-27 / PARIS / FULL LENGTH / SAINT LAURENT /
MEN FW 26-27 / PARIS / FULL LENGTH / LOUIS VUITTON /
MEN FW 26-27 / PARIS / FULL LENGTH / LOUIS VUITTON /
MEN FW 26-27 / FIRENZE / FULL LENGTH / SOSHIOTSUKI /
MEN FW 26-27 / FIRENZE / FULL LENGTH / SOSHIOTSUKI /
さらに、今季のジャケット選びでもうひとつ注目したいのがダブルブレスト。前身頃の重なりやボタンの配置によって、シングルとは異なる重厚感と存在感が生まれる。クラシックな6ボタンも魅力的だが、今季はボタン数を抑えた2ボタンや4ボタンのすっきりとしたデザインが気分。肩や胸のラインが際立つジャケットなら、ダブルブレストならではの存在感もいっそう引き立つ。
MEN FW 26-27 / MILANO / FULL LENGTH / ZEGNA /
MEN FW 26-27 / MILANO / FULL LENGTH / ZEGNA /
MEN FW 26-27 / MILANO / FULL LENGTH / GIORGIO ARMANI /
MEN FW 26-27 / MILANO / FULL LENGTH / GIORGIO ARMANI /
テーラードジャケットの着こなしを考えるなら、ピッティ・ウオモに集うメンズの着こなしも参考にしてほしい。シングルブレストからダブルブレストまで、着こなし方は十人十色。OTOKOMAEが現地で撮影したスナップをギャラリーでチェック。
ここからは今季の装いに取り入れたいテーラードジャケットを紹介する。
2026年秋冬、抜け駆けする男のテーラードジャケット1Giorgio Armani「アプトンライン ダブルブレストジャケット カシミア」
ジョルジオ アルマーニからは、柔らかなカシミアを使用したアプトンラインのダブルブレストジャケットをピックアップ。身体に沿って流れるような、しなやかなシルエットが特徴だ。フロントは4ボタン仕様で、ノッチドラペルと腰のパッチポケットを採用。裏地を省いた軽やかな仕立てによって、ダブルブレストならではの存在感とリラックスした雰囲気を両立している。
2026年秋冬、抜け駆けする男のテーラードジャケット2Saint Laurent「ジャケット(ストライプ ヘリンボーンウール)」
サンローランからは、大きく張り出したショルダーラインと、絞りの効いたウエストが印象的なダブルブレストジャケットをピックアップ。パッド入りの肩とワイドなピークトラペルによって、力強いシルエットを形成している。また、フロントは2ボタン仕様。アンスラサイトを基調としたストライプ入りのヘリンボーンウールを採用している。
2026年秋冬、抜け駆けする男のテーラードジャケット3LEMAIRE「トロピカルウールブレンドのダブルブレスト ジャケット」
ルメールからは、ゆとりのある身頃と肩パッド入りのショルダーを組み合わせた、オーバーサイズのダブルブレストジャケットをピックアップ。ウエストを強く絞らず、全体に量感を持たせたシルエットが特徴だ。素材には、異なる色の糸が混ざり合ったような奥行きのある色合いと、しなやかな風合いを持つトロピカルウールブレンドを採用。深みのあるモスカラーも、この一着ならではの魅力だ。
2026年秋冬、抜け駆けする男のテーラードジャケット4ssstein「DEFORMED SHOULDER DOUBLE BREASTED JACKET」
シュタインからは、袖山を2段階に設計した独特のショルダーラインが目を引くダブルブレストジャケットをピックアップ。肩幅を強調しながらも、厚い肩パッドは使わず、袖の付け根に入れた薄い綿で肩先の形を整えている。さらに背面の両サイドをつまむことで身頃にメリハリをつけ、オーバーサイズながら立体的なシルエットを実現。素材には、ハリとコシのある高密度のウールギャバジンを採用している。
2026年秋冬、抜け駆けする男のテーラードジャケット5GENTLEMAN PROJECTS「BLUFF」
ジェントルマンプロジェクトからは、1980年代のスーツスタイルを現代的にアレンジした、オーバーサイズのダブルジャケット「BLUFF」をピックアップ。ふんわりと返るワイドラペルや、チェンジポケットを思わせる二段の腰パッチポケットが特徴だ。素材には、自然な伸縮性を備えた日本製のウール100%生地を採用。同素材のスラックス「ALIBI」と組み合わせれば、セットアップとしても着用できる。







































