
アウトドア由来の高機能素材として知られるGORE-TEXは、街着として映えるアウターやパンツにも広く採用されている。今回はコート、ジャケット、パンツの3カテゴリから、注目のゴアテックス搭載ウェアをピックアップし、お手入れ方法と併せて紹介!
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そもそもゴアテックスとは?約50年前に米国で開発され、近年はあらゆるファッションアイテムに用いられる防水透湿素材
ゴアテックスは、防水耐久性、透湿性、防風性を兼ね備えた高機能素材だ。米国のWLゴア&アソシエイツ社が開発し、1976年にテントへ初採用されて以降、アウトドア用品やレインウェアを中心に広く普及。現在では、機能性を重視するウェアやシューズにおいて定番的な立ち位置となっている。
その性能の中核を担うのが「ゴアテックス メンブレン」と呼ばれる極薄の膜。このメンブレンには、1平方センチメートルあたり約14億個もの微細な孔(あな)があいている。そのサイズは水滴の約20,000分の1で水蒸気分子の約700倍となっており、水は通さず、蒸気だけを逃がす構造を実現。さらに、風を通しにくい性質も備えているため、悪天候下でも快適さを維持できる。アウトドアシーンで高く評価されてきた素材だが、近年では日常使いのアイテムにも広く採用されている。
ゴアテックス搭載ウェアのお手入れ方法洗濯・乾燥・撥水回復の3つが基本!
ゴアテックスを搭載したウェアは、洗濯、乾燥、撥水剤の使用と正しく手入れすることで機能を長く保ちやすくなる。まず、洗濯前には、まずウェア本体に付いている取り扱い表示を確認するのが重要。ゴアテックスを採用したウェアであっても、製品ごとに表地や付属パーツ、仕様が異なるため、ブランドの指示にもよく従ってほしい。
ゴアテックス搭載ウェアのお手入れ方法【洗濯編】すべてのファスナーとポケットを閉め、少量の衣料用液体洗剤で洗濯機を使用して洗う!
【ステップ1】
まずは洗濯前に、ウェアの取り扱い表示を確認し、それに従う。洗濯するさいは、すべてのファスナーとポケットも閉める。また、フラップやストラップ類もしっかり留めてほしい。
【ステップ2】
洗剤は少量の衣料用液体洗剤を使用。粉末洗剤、漂白剤、柔軟剤、しみ抜き剤の使用は避ける。洗濯機に入れて、40℃以下のぬるま湯で洗濯。すすぎは通常の2倍を目安にしっかりと、脱水は短時間で軽く行う。ポイントは洗剤を生地に残さないように、よくすすぐこと。
ゴアテックス搭載ウェアのお手入れ方法【乾燥編】一度乾燥させた後に、耐久撥水加工のケアのために乾燥機を使用!
【ステップ1】
十分すすいだ後、水をきって日陰の吊干しでしっかり乾かす。乾燥機を使用する場合は、高音は避けて中温を選択。
【ステップ2】
ウェアが乾いたら、耐久撥水加工(DWR)のために、さらに乾燥機を温風にして20分乾燥させる。もし乾燥機がない場合は、スチームなしで低温であて布をしてアイロンをかける。 ウェアの耐久撥水加工が弱っていると感じる場合は、このステップを繰り返してほしい。
ゴアテックス搭載ウェアのお手入れ方法【撥水剤の使用編】洗濯・乾燥を行ってもウェアの耐久撥水加工が弱っている場合は、撥水剤を使用して機能を回復!
【ステップ1】
洗濯後に乾燥機またはアイロンで撥水回復処理を行ってもウェアの表面が水を弾かなくなった場合は、撥水の再加工が必須。撥水剤は市販のウォッシュインかスプレータイプを使用してほしい。
【ステップ2】
市販の撥水剤を使用した後、さらに乾燥機で温風を選択し、20分間乾燥させる。乾燥機を使用しない場合は、スチームなしで低温であて布をしてアイロンをかける。また、GORE‑TEX SHAKEDRY ウェアなど「GORE‑TEX ガーメント with persistent beading surface」は、GORE‑TEX メンブレンを表面に採用しており表生地がないので、撥水剤の使用は不要だ。

























