
2025年1月17日〜20日の期間で開催されたミラノ メンズファッションウィーク。アウターの新たなトレンド候補として編集部員の目に留まったのが「レザーアウター」だ。
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ミラノ ファッションウィーク報「ライダースじゃないレザーアウター」が次なるトレンド?
OTOKOMAEでは24秋冬のアウタートレンドとして、ショート丈アウターとロングコートにフォーカスしてきたが、今回ネクストトレンドとして台頭してきたのが「ライダースじゃないレザーアウター」。シャツジャケットタイプやコートタイプなど、どこかキレイめな雰囲気を漂わせるデザインが多く、レザージャケットらしい武骨さやハードなイメージを持ったタイプはあまり気分ではないかも?特にライダースジャケットは分かりやすく鳴りを潜めている印象で、ピッティでも同じく着用者は少なめであった。今の時期から来年も継続して使えるアウターを探している方は、ライダースジャケット以外のレザーアウターでリサーチしてみては?
ここではレザーアウターを着用したピックアップコーデを5つ紹介!
レザーアウター ピックアップコーデ1ミドル丈のレザーコートを使った今風Iラインコーデ
ミドル丈のレザーコートとワイドパンツで全体的に緩く仕上げた、今風のIラインシルエットコーデ。オールブラックでシルエットに緩急がないと野暮ったく見えてしまいがちだが、コントラストが効いた素材の質感の違いが視覚的に立体感を生むことでメリハリのある印象に。レザーのコートを重く見せない第一ボタンの一つ留めや、ジップアップセーターの襟レイヤードなどの小洒落たテクニックが光るコーデだ。
レザーアウター ピックアップコーデ2レザージャケットとタイドアップシャツの合わせで作る大人のギャップ
シャツ襟がついたジップアップタイプのレザージャケットとタイドアップシャツの合わせでドレスMIXの装いに。ワイドデニムにナイキのエアフォース1といったストリートなボトムアイテムを土台に、ギャップのあるタイドアップスタイルで大人っぽくまとめた上級者スタイル。
レザーアウター ピックアップコーデ3レザージャケットで作る現代的スケーターコーデ
シャツジャケットタイプのレザーアウターを全身オーバーサイズでスタイリングし、ロングヘアにキャップの逆さ被りで変化球のスケーターコーデに。自身のキャラクターを典型に落とし込まない、着こなし巧者のコーディネートだ。
レザーアウター ピックアップコーデ4ヴィンテージ調のレザーコート〝ただ者ではない″感を醸す
ネオンイエローの差し色が小気味よいレザーコートの着こなし。エージングが進んだヴィンテージ調のレザーアウターと、モダンなネオンカラーの組み合わせがプラダのショー会場前にて人目をひいていた。ウールのステンカラーコートではなし得ない、難度の高いレザーコートならではの〝ただ者ではない″雰囲気を醸し出した着こなしだ。
レザーアウター ピックアップコーデ5レザー製Pコートでよくあるキレイめスタイルをモードに昇華
珍しいレザー製のPコートで、キレイめなコーディネートにモードなエッセンスを注入。Pコートといえばクラシックなコートの一つだが、素材がレザーに変わるだけでこんなにも見違えるという好例だ。