アウトドアユースから始まり、今では多種多様なデザインが生まれているダウンジャケット。中綿入りのミリタリージャケットとして知られるMA-1のデザインで、中にダウンを使用したものも。今回は、そんなMA-1デザインのダウンジャケットをピックアップした。
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真冬にミリタリーコーデを楽しめるMA-1型のダウンジャケット
本物のミルスペックを備えたMA-1は、極端に低温になる上空でも対応できるよう、-10℃の寒さにも耐えられる防寒性を備えている。街中で着る分にはそこまでの防寒性は必要ないが、現在一般的に流通している薄手の中綿のMA-1では真冬はやや心許ない。その中綿がダウンに替わると防寒性がグッとアップし、真冬のアウターとしても十分なスペックとなる。見た目はMA-1そのものなデザインから、MA-1のデザインをベースにダウンジャケットらしいダウンパックがあるものまで、デザインは様々。自分好みのもので防寒性とデザイン性を両立して真冬コーデを楽しんでみてほしい。ここからは、MA-1デザインのダウンジャケットを3つ厳選して紹介していく。
MA-1タイプのダウンジャケット1TATRAS「OSODO」
バリエーション豊富なデザインのダウンジャケットを多く展開しているタトラス。今回ピックアップしたOSODOはブランドの人気モデルで、シンプルながらもMA-1のクラシックなディテールをしっかりと備えた本格派だ。首まわりや袖、裾のリブ仕様や左腕のシガーポケットはもちろん、オキシジェンタブ(酸素マスクのホースを固定するためのタブ)といった細かいパーツも忠実に再現。現代的なMA-1デザインのダウンジャケットでも、こだわりのミリタリーディテールを削らずに残した、満足感の高い一着だ。
MA-1タイプのダウンジャケット2TAION「Military MA-1 Down Jacket」
リーズナブルな価格で質の高いダウンアイテムを展開するタイオン。インナーダウンが強いブランドだが、アウターダウンも機能性・デザイン性に優れたものが多い。こちらはキルティングで個性を出したMA-1タイプのダウンジャケット。軽くて引き裂き強度が高いリップストップナイロンを使用しており、撥水加工も施された機能性バツグンの一着だ。さらに、一般的なダウンジャケットのフィルパワーは600程度で良質とされているが、このMA-1型ダウンジャケットは800フィルパワー。軽くて暖かい空気を多く含んでくれる上等なダウンジャケットなのに、価格は税込で1万3000円を下回るから隙がない。
MA-1タイプのダウンジャケット3CANADA GOOSE「Poter Bomber Black Label Fusion Fit」
都会での着用を想定したカナダグース ブラックレーベルのMA-1型ダウンジャケット。都会向けらしく、デザインもミニマルに洗練させており、装飾はシガーポケットの代わりにあしらわれた左腕のブランドロゴワッペンのみ。チャコールグレーのようなやや色の薄いブラックで、アーバンなムードたっぷりのMA-1ダウンジャケットだ。