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同じメタルモデルのG-SHOCKを比較！「MT-G」と「MR-G」の違いとは？
G-SHOCKシリーズの中でメタル素材を採用する2つのモデル「MR-G」と「MT-G」。似たアルファベットの並びでもあり、混同するユーザーもいるのは仕方がないところだろう。この2つのモデルについて、その違いを解説しておこう。
G-SHOCK「MT-G」と「MR-G」の違い①「シリーズ内でのポジションと、そのハイ&ローによる素材の違い」
先行して発表されたMR-Gは、カシオG-SHOCKの最高峰で最上級のモデルに位置するだろう。高級素材のチタンをベゼルやベルトに採用しているのも特徴で、表面の処理もDLC(ダイヤモンドライクカーボン)という、より傷つきにくい仕上げが施されている。一方のMT-Gは、タフで耐久性の高いモデルとしてよりアクティブなモデルへと進化していることもあり、主な素材はステンレスと樹脂。表面加工は金属の密着性が高まるようイオンプレーティングされているのも特徴だ。MR-Gに比べ、より手にとりやすいメタル系G-SHOCKというポジションイメージになる。
G-SHOCK「MT-G」と「MR-G」の違い②「メタル素材を異なるベクトルで活かしたそれぞれのデザイン性」
高級感のある「大人のG-SHOCK」として誕生したMR-Gは、フルメタルの重厚感、裏面からの衝撃を保護するためのバックプロテクターなど、すべてがハイレベルな仕上がり。ガラス面にサファイアガラスを採用した高級感と視認性の高さも上級グレードのアイテムの証。それまでのG-SHOCKにあった個性的なデザインよりも、高級時計の精錬として品のある造形を素材とともに作り出している。
この造形美を継承しながら、“タフで美しい”を両立させたMT-Gも、G-SHOCKらしいゴツゴツしたデザインではなく、メタルを基調としたメカニカルでスタイリッシュなデザインをまとっている。上手な素材の活かし方で、フォーマルでも使えるスタイルはビジネスユースにも十分対応するルックス。どちらも、大人が着用するG-SHOCKとしてのデザインを備えながら、上質を極めた姿とより実用性を求めたフォルムといった差があると言えるだろう。
G-SHOCK「MT-G」と「MR-G」の違い③価格帯の違い
前述したように、G-SHOCKの中でも最高峰に位置するMR-Gシリーズは、素材や構造、機能はもとより、デザインにも拘り抜いたハイスペックなモデルで、他のシリーズとは一線を画す価格も高級時計を思わせるもの。電波ソーラーモデルで14万円～になり、Bluetooth搭載の電波ソーラーモデルやGPSハイブリッド電波ソーラーモデルになると26万円～が価格帯になる。これがMT-Gになると、樹脂素材を使った合理性が手伝って、価格も9万円～に設定され、カーボン素材を採用したモデルでも12万円～と両者の製品ポジションの違いが見えてくる価格差。金属の質感を楽しむため、ユーザーにあれこれ考えさせてくれるのも面白い。
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