
昨年よりまだマシとはいえ、9月に入っても30度を超える日があったりと、日中は汗ばむ日が続く。だからといって7月や8月と同じ格好では、服装だけが真夏に取り残されて見えることも。とはいえ、季節感を出すためにジャケットやニットを無理に足す必要はない。残暑の秋コーデで意識したいのは、「秋服を増やす」より「夏らしく見える要因を減らす」ことだ。今回紹介する3点を変えるだけでも、涼しさは確保しながら着こなしを9月らしく更新できる。
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残暑の秋コーデを9月らしく見せる方法①暑い日の肌露出は「どこを見せて、どこを隠すか」で秋へ寄せる
気温が高ければ、半袖やショートパンツで肌を出したくなるのは当然だが、秋へ移行する時期は、露出の「量」だけでなく「場所」にも目を向けたい。首元、腕、脚、足元と全身に肌の見える場所が多いほど、夏らしい印象は強くなる。たとえば半袖のTシャツを着るなら、ボトムスはロングパンツに替えて、ソックスとローファーで足元の露出も抑える。腕には抜けを残しつつ、脚から下を閉じるだけでも季節感は変わる。
残暑の秋コーデを9月らしく見せる方法②夏っぽい服装に見えるのは、夏服そのものより「夏要素の重なり」
半袖やショーツを、9月になった途端にやめる必要はない。気をつけたいのは、夏を強く連想させる要素がひとつのコーデに重なりすぎていないかという点だ。たとえば半袖のTシャツ、ショーツ、サンダルを組み合わせれば、真夏のスタイリングそのもの。そこを、ショートパンツを穿くならトップスは長袖シャツに替え、足元はスニーカーや革靴に。強い夏要素は一つまでに絞れば、他を通年性の高いアイテムで整えるだけで印象は落ち着く。
半袖のオープンカラーシャツも同様。ショートパンツやリネンパンツを合わせればリゾート感が強まるところを、フルレングスのスラックスやジーンズを合わせ、足元はスニーカーや革靴などサンダル以外の履き物で残暑の秋スタイルへ転換できる。ひとつ夏要素を減らすだけでも見え方は大きく変わるため、「夏服を着ない」のではなく「夏らしく見えるものを重ねすぎない」。この引き算が、残暑と季節感を両立させるコツになる。
残暑の秋コーデを9月らしく見せる方法③重ね着する前に、小物と足元へ「見た目の重さ」を足す
秋らしく見せようとすると、シャツを羽織る、ジャケットを着る、ニットを重ねるといった「服を足す」発想になりがち。しかし、日中は30度を超えるような残暑には現実的ではない。そこで検討したいのが、身体を覆う面積は増やさず、小物や足元だけで視覚的な重さを加える方法だ。たとえば薄手のキャンバスバッグを、面のしっかりしたレザーバッグへ。ライトなものから密度を感じさせる重厚感のあるものへ替えるだけで、コーデの中に重心が生まれる。
ベルトも細かながら有効。春夏らしいメッシュベルトを使っていたなら、隙間のない一枚革のレザーベルトへ交換する。編み目のある軽快な表情から、面の詰まった端正な印象へと変化する。足元では、キャンバス地などの軽快なシューズから、ローファーやダービーシューズといった革靴へ。単に「秋だからレザー」と考えるのではなく、装いのどこかに「面」「密度」「重量感」をつくるのがポイントだ。一枚重ねる前に、バッグ、ベルト、靴のどこかを少し重くする。体感温度をほぼ変えず、見た目の季節だけを先へ進められる。
















































