
市場開拓のための大都市への出張、自分の見聞を広げる辺境の地へのひとり旅、そしてその帰路..挑戦する男の旅路には、「RIMOWA(リモワ)」のスーツケースがよく似合う。洗練された佇まい、機能美に宿る哲学、そして小さな傷さえ味わいに変える風合いは唯一無二である。今回はそんなリモワのスーツケースの魅力と100以上にわたる全モデルを紹介。初めてのリモワを購入検討する方はもちろんのこと、リモワを複数所有するようなフリークにとっても、必ずや新たな発見があるような内容となっているのでぜひご一読を!
スポンサーリンク
CONTENTS
- アルミニウム製スーツケースのパイオニアとして挑戦者に寄り添ってきた歴史
- 航空機に着想を得た機能美と圧倒的なステータス性
- ドイツの熟練職人による100%自社製造&完全永久保証
- リモワのスーツケース5モデルを徹底解説
- アルミニウム製のミニマルな佇まいがアイコニックな「Original」
- ブランドのヘリテージを忠実に受け継ぐ「Classic」
- 軽量なポリカーボネート素材を採用した実用的な「Essential」
- 外付けポケットが付属している「Essential Sleeve」
- ブランドで最も軽量設計の「Essential Light」
- ブランドを代表する2つの素材が組み合わされた「Hybrid」
- ブランドで唯一のレザー製「Distinct」
リモワのスーツケースを挑戦者が偏愛する理由1アルミニウム製スーツケースのパイオニアとして挑戦者に寄り添ってきた歴史
CONTENTS
- アルミニウム製スーツケースのパイオニアとして挑戦者に寄り添ってきた歴史
- 航空機に着想を得た機能美と圧倒的なステータス性
- ドイツの熟練職人による100%自社製造&完全永久保証
- リモワのスーツケース5モデルを徹底解説
- アルミニウム製のミニマルな佇まいがアイコニックな「Original」
- ブランドのヘリテージを忠実に受け継ぐ「Classic」
- 軽量なポリカーボネート素材を採用した実用的な「Essential」
- 外付けポケットが付属している「Essential Sleeve」
- ブランドで最も軽量設計の「Essential Light」
- ブランドを代表する2つの素材が組み合わされた「Hybrid」
- ブランドで唯一のレザー製「Distinct」
1898年、ドイツ・ケルンで馬具工房として誕生したリモワ。創業者パウル・モルシェックは、革張り合板や軽量素材を駆使して、旅行業者向けのカスタムスーツケースを開発した。そして時代とともに人々のライフスタイルが変化し、より小型で耐久性に優れたスーツケースの開発へと舵を切る。
1920年代、パウルの息子であるリヒャルト・モルシェックが事業に参画。そんな中、近隣の工場が火事に見舞われ、焼け跡からアルミニウムの破片を見つけたリヒャルトは、この素材をスーツケースに応用する発想を得た。軽くて頑丈なアルミニウム製のスーツケースは、従来では耐えられなかった過酷な旅も乗り越えられ、瞬く間に信頼を獲得。同じく長い歴史を誇るスーツケースブランド「グローブ・トロッター」は、リモワより1年早く1897年にイギリスで創業。英国王室御用達ブランドとして、そのクラシックで優雅な佇まいが貴族に愛されてきた。それに対して、リモワのアルミニウム製スーツケースは、見た目の美しさだけでなく、機能性と耐久性も兼ね備えており、挑戦者たちの旅路に寄り添う存在として彼らにとっての頼れるパートナーとなり、今日までその地位を確立している。
リモワのスーツケースを挑戦者が偏愛する理由2航空機に着想を得た機能美と圧倒的なステータス性
リモワの存在をスーツケースの王者たらしめているのが、そのミニマルで洗練された佇まいだ。無駄を削ぎ落としたフォルム、アルミニウムやポリカーボネート素材が放つ美しさ、そしてひと目でリモワとわかる縦のグルーヴ(溝)デザイン。派手なロゴや装飾に頼らずとも、空港のロビーで見ればすぐにそれとわかる。そんなブランドのアイコニックデザインが登場したのは1950年。当時ドイツの最新鋭の航空機であった“ユンカースF13”のデザインからヒントを得て、現在につながるアイコニックなグルーヴデザインが誕生した。
そんな普遍的なデザイン哲学に共鳴するように、ディオールやフェンディ、オフホワイト、シュプリームなど、様々なファッションブランドとのコラボも次々と実現。これほどまでに数多くのファッションブランドからコラボのオファーを受けるスーツケースブランドは、他に類を見ない。また、ビジネスエリートから名だたるアーティスト、ファッションアイコンまで、数々のセレブリティたちに愛されている。
この投稿をInstagramで見る
リモワのスーツケースを挑戦者が偏愛する理由3ドイツの熟練職人による100%自社製造&完全永久保証
リモワは、創業から一貫して自社生産にこだわり続けてきた。現在もリモワの工場では、多くの工程が熟練職人による手作業で進められており、航空機にも使われる高精度アルミニウムを使用して200を超えるパーツが丁寧に組み上げられている。近年は一部モデルをカナダやチェコでも生産しているものの、品質への哲学は決して揺るがない。100%自社製造を貫くことで、ラゲージ業界では類を見ないほどの品質管理体制と精密な製造が可能となっている。2017年にLVMHグループの傘下に加わってからは、アフターケアも強化され、現在では2022年7月25日以降に購入された正規品スーツケースに対して“完全永久保証”を提供。まさに一生モノと呼ばれるにふさわしいスーツケースとなった。