ラルフ ローレンがポロシャツの雄たる所以とは？ブランドの歴史からおすすめアイテムを紹介！

ラルフローレンが追い求めたのは“豊かなアメリカの姿”

ブランドの特徴は、アメリカの豊かで理想的な上流階級のスタイルを反映した優雅なファッション。これは、けっして裕福とは言えない家庭で育ったラルフ・ローレン氏が幼いころから憧れた理想を追い求めたことが背景にある。ポロシャツを筆頭にボタンダウンシャツやニット、ローファーなど同ブランドから生まれた名品の数々は、世の中に既にあったアイテムたち。そこに、ラルフ・ローレン氏の想いや理想のイメージを掛け算することで、恒久的に付き合える上質なファッションに昇華させているのだろう。

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ラルフローレンのアイテムはアイビールックとの相性バツグン

トラッドなアイテムである一方、それらを着崩す“アイビールック”にうってつけなのもこのブランドの特徴。アイビーリーグと呼ばれるアメリカ東部にあるブラウン、コロンビア、コーネル、ダートマス、ハーバード、ペンシルべニア、プリンストン、イェールの名門8大学の生徒たちのファッションを指して生まれたこのスタイル。格式高い伝統校の学生たちらしく、社会的なステータスを感じさせるファッションだ。日本でも古くは60年代にブームが起こり、現代でも不変の着こなしだ。ラルフ・ローレン氏の理想とする、アメリカの豊かな時代のライフスタイルを表現するのに、そのスタイルとアイテムの相性がいいのは当然だと言えるだろう。

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ちなみに、アイビールックを牽引するブランド「ブラックスブラザーズ」で、ブランド設立前のラルフ・ローレン氏が企画したネクタイを売り込み、取り扱いをはじめたところ大ヒットとなった過去がある。この成功が評価され、財政的な支援を受けることができ、ブランドが誕生した点でもアイビールックへの関わりが表れているだろう。