
Tシャツ感覚で着られるのに、決してモノ足りなさを感じさせない。また、防寒性を発揮しながら、通気性やストレッチ性にも優れているため、肌寒い日から汗ばむ時期まで幅広く活躍する。そんな使い勝手の良さで支持されているのが、ワッフルやハニカムに代表されるサーマル生地だ。今回はサーマルの特徴や成り立ち、ワッフルとハニカムの違いを解説。最後にはサーマル生地を採用したおすすめのトップスを12選を紹介する。
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サーマルとは?防寒性・透湿性・ストレッチ性に優れた表面の凹凸が特徴の生地
サーマル(thermal)とは、英語で熱や温度を意味する言葉。ファッションにおいては、生地表面に凹凸を持たせたアイテムを指す。その凹凸が、肌と生地の間に空気を含み体温を逃がしにくい仕様となっており、防寒性を発揮する。凹凸によって通気性も確保されているため、気温が高い時期でも蒸れにくくサラッとした質感で着られる。また、ストレッチ性に優れている点も特徴だ。
そんなサーマルの出自は、19世紀に労働者が着る肌着として誕生したのが始まりとされている。20世紀に入るとその機能性が評価され、米軍の兵士が極寒地で活動する際のアンダーシャツとして用いられるなど、ミリタリーウェアやアウトドアウェアの肌着としても取り入れられるようになった。
現在では肌着という枠に留まらず、主にジャケットやシャツのインナー、あるいは一枚で着用できるトップスとして定着。シンプルな見た目ながら、生地の凹凸がさりげないアクセントとなるので、モノ足りなさを感じさせないアイテムとして親しまれている。
サーマルに使われる生地は2種類!どっちを選ぶ?ワッフル or ハニカム
ここでは、サーマルに使われる生地の種類について、それぞれの見た目と特徴を紹介する。
ワッフル生地焼き菓子のワッフルを想起させる正方形の凹凸が特徴
ワッフル生地とは、その名の通り焼き菓子のワッフルを思わせるザクっとした正方形の凹凸を備えた素材でありラフな印象だ。現代において、サーマルと呼ばれる生地としてはもっともポピュラーである。サーマルらしい見た目と機能性をわかりやすく味わえる、定番の生地だ。
ハニカム生地蜂の巣を想起させる六角形の凹凸が特徴
ハニカムとは、蜂の巣を意味するhoneycombに由来する生地のこと。ハニカムは六角形に近い凹凸を備えており、ワッフルと比較してきめ細かい凹凸のアイテムが一般的。軍用のアンダーシャツとして多く用いられていたこともあり、ヴィンテージ市場に出回る古いサーマルのアイテムはハニカム生地が多いとされている。ワッフル生地が主流の今、定番とは一味違う雰囲気を楽しみたい方にオススメだ。
ここからはサーマル生地を採用したオススメのトップスを厳選紹介!
オススメのサーマルウェア1GENTLEMAN PROJECTS「WADE」
ENTLEMAN PROJECTSの「WADE」は、Tシャツでは物足りないがシャツでは少し気取りすぎるといった大人の休日にちょうどいい一着。ヘンリーネック特有の男らしさは残しながら、ミリタリーやスポーツに寄りやすい装飾は削ぎ落とされており、清潔感と色気が自然に同居する。また、山形の職人と編み地から見直し、超強撚コットンと和紙糸を掛け合わせたワッフルニットが採用されている。
オススメのサーマルウェア2Hanes「ロングTシャツ」
ヘインズからピックアップした一枚は、アンダーウェア由来のリアルなサーマルらしさを味わえる仕上がり。コットンの肌触りとポリエステルの速乾性を兼ね備えたワッフル素材を採用し、さらっと着られる質感となっている。やや細めのシルエットで、シャツやジャケットのインナーにもあわせやすい。また、ヘンリーネック仕様となっているので、一枚で着たときもイイ感じのアクセントに。
オススメのサーマルウェア3Healthknit「サーマルキングラッセルハニカム クルーネック長袖」
ヘルスニットからは、ピックアップしたTシャツはハニカム生地を採用した一枚だ。気温が氷点下になる北極での活動用として米海軍が開発した3次元構造のハニカムサーマルをベースに、当時のヴィンテージを解析して特注の糸を使用。また、縫製には4本針フラットシーマミシンを採用しているので、縫い代の厚みが軽減されている。
オススメのサーマルウェア4BEAMS PLUS「Crew Thermal 30//-」
BEAMS PLUSのサーマルTシャツは、通常よりも細い番手の糸を使い、膨らみを持たせる工程を多くすることで軽さとなめらかさを両立。袖口のリブ部分には複数の編みパターンを用いており、シンプルながら細部まで手の込んだ作りが魅力だ。1940〜60年代のアメリカンユニフォームをベースに現代的なユーティリティウェアを提案する、ビームス プラスらしい一枚と言える。
オススメのサーマルウェア5RRL「ワッフルニット ヘンリーネック シャツ」
RRLからピックアップした一枚は、薄手で湿度を保つテクスチャーに加え、ウォッシュ加工によって柔らかなヴィンテージの手触りを実現しているのが特徴だ。3つボタンの前立てや袖先のリブなど、クラシックなディテールも健在。一枚でさらっと着ても、シャツやジャケットのインナーとして差し込んでもRRLらしい雰囲気を演出できる。
オススメのサーマルウェア6Patagonia「メンズ・ワーク・ワッフル・クルー」
Patagoniaが放つワークウェア由来の一枚は、オーガニックコットン56%、テンセル・リヨセル41%、ポリウレタン3%のストレッチ・ワッフルニットを採用し、丈夫さと着心地の良さを両立している。アウトドアブランドらしい機能性を備えており、街着としてはジャケットなどのインナーとして活躍するだろう。
オススメのサーマルウェア7Goldwin「ワッフルライトロングスリーブティーシャツ」
Goldwinからは、ブランドらしい高機能な一枚をピックアップ。素材にはSOLOTEXのキックバック性を活かした“DELTA SLX Waffle”を採用しており、着用や洗濯を繰り返してもシルエットが崩れにくい。シワになりにくくイージーケア性にも優れているため、旅先や出張先に持っていくカットソーとしても重宝する。さらにUVプロテクト機能と抗菌防臭のポリジン・ステイフレッシュ加工を備え、汗ばむ時期も快適に着用可能。街着からアウトドアまで、季節問わず着用したい。
オススメのサーマルウェア8DAIWA PIER39「W's TECH THERMAL CREW S/S」
DAIWA PIER39からは、シワになりにくいポリエステル100%素材のショートスリーブ仕様のサーマルTをピックアップ。バイメタル構造のストレッチ糸を活かしたワッフル組織によって、しっかり伸びながら戻りも良い生地に仕上げられている。裾はクラシックなラウンドカットで、春先から初夏のレイヤードにも重宝する。
オススメのサーマルウェア9snow peak「Dry Waffle T-Shirt」
Snow Peakからは、半袖クルーネックタイプのサーマルTシャツをピック。Teijinの高バランス素材“デルタ”と“SOLOTEX”を融合したワッフル素材を採用しており、伸びとキックバックのバランスが良く、型崩れしにくいのが魅力だ。袖と身頃は腕上げの運動量を確保したマチ付きとなっており、アクティブなシーンでも快適に着用できる。
オススメのサーマルウェア10Stone Island「6100056 ORGANIC COTTON WAFFLE FLEECE」
Stone Islandからは、オーガニックコットンのワッフルフリースを使用したクルーネックスウェットをピックアップ。厚手のワッフル生地を採用しているため、サーマル特有の凹凸感をより楽しめる一枚だ。背面はラグランスリーブ仕様で、両サイドと脇下にはリブのインサートを配置しており、腕まわりの動きやすさにも配慮されている。さらにオーバーロックステッチや左袖のバッジが、ブランドらしいアクセントとして機能。コーデの主役としても取り入れらる。
オススメのサーマルウェア11Carhartt「S/S Nelson Waffle T-Shirt」
Carhartt WIPからは、ヘビーウェイトのコットンワッフル生地を採用した半袖Tシャツをチョイス。生地に厚みと表情があり、胸元にロゴも配置されているので、一枚で着てもサマになる。ガーメントダイ加工によって柔らかな肌触りと独特の色合いを実現しており、こなれた雰囲気演出できるのも魅力だ。
オススメのサーマルウェア12Stüssy「BASIC STÜSSY THERMAL」
Stüssyからは、ブランド定番ロゴを落とし込んだ一着をピックアップ。こちらはコットン100%のサーマル生地を採用し、ガーメントダイ加工が施されている。胸元とバックに配されたベーシックロゴが効いており、シンプルなパンツに合わせるだけでストリートな着こなしが完成する。サーマルの実用性にステューシーらしいグラフィック感をが付与された一着だ。
オススメのサーマルウェア13MAGIC STICK ENTERTAINMENT「TECH WAFFLE L/S TEE」
MAGIC STICK ENTERTAINMENTからは、特殊ポリエステルワッフル素材を採用した一着をピックアップ。配色の振りステッチが構造線を際立たせ、無地のサーマルとは違うテクニカルなムードを演出。ブランドのCOREラインをベースにした安定感のあるシルエットで、デザイン性がありながら日常使いしやすいバランスに仕上がっている。ベーシックなサーマルではモノ足りないという方にオススメ。















































