
高温多湿な夏に、軽やかな穿き心地と装いに奥行きをもたらすリネンパンツ。端正なドレスパンツから開放的でカジュアルなパンツまで選択肢は広く、生地やシルエットによって見え方も大きく変わる。今回はリネンパンツの特徴と着こなしを押さえながら、大人が夏のワードローブに加えたい名品を紹介する。
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リネンパンツとは?清涼感とリネン特有の表情がを備えたパンツ
リネンパンツとは、亜麻から採れる天然繊維を用いたパンツを指す。リネンは湿気を吸収し、熱を外へ逃がしてくれるので、汗をかいても肌にまとわりつきにくい。さらりとした質感と軽やかな穿き心地を備えており、高温多湿な日本の夏にピッタリだ。自然な糸のだま(節)が織りなすムラや、着るたびに刻まれるシワもリネンならでは。均一で端正な生地とは異なる素朴な表情があり、穿き込むほど柔らかく身体になじんでいく。リネン100%だけでなく、コットンやウールを混紡し、落ち感や手入れのしやすさを備えたパンツも展開されている。
最新スナップをチェック!リネンパンツの着こなし
ひとくちにリネンパンツといっても、プリーツを備えたドレスパンツからリラックス感のあるイージーパンツまで、幅広い選択肢が揃う。同じリネン素材でも、デザインによって印象は大きく変化する。下のギャラリーで、ドレススタイルからストリートスタイルまで様々な着こなしのメンズをチェックしてほしい。
ここからは、大人の男性に選んでほしい5本のリネンパンツを紹介。
リネンパンツの名品1Loro Piana「オーランド・パンツ」
メゾンを象徴するトロピカル・リネンを、開放感のあるリラックスフィットで仕立てた「オーランド・パンツ」。伸縮性のあるウエストバンドに内側のドローコードを組み合わせ、力の抜けた穿き心地とすっきりした腰回りを両立している。生地はリネン100%で、裏地を省いた軽やかな作り。トリプルステッチを施したベルトや背面のパッチポケットが、シュガーホワイトの柔らかな表情にさりげないアクセントを添える。
リネンパンツの名品2ZEGNA「ライトトープリネンパンツ」
こちらは、素朴な表情のピュアリネンを採用し、ブランドならではのテーラリング技術で端正に仕上げられている。ブランドの源泉である自然保護区「Oasi Zegna」の輝くトレールで生き生きと躍動する色である「Sabbia Oasiカラー」を採用。また、裏地にはコットンを使用し、軽やかな素材に構築性を加え、クリースの通った輪郭を保ちやすくなっている。裾幅は太めの21cmとなっており、ゆったりとしたシルエットだ。
リネンパンツの名品3Ralph Lauren Purple Label「シルクリネン トラウザー」
タッサーシルクと上質なリネンを織り上げた、イタリア製生地のプリーツトラウザー。仕立てる前に生地へウォッシュ加工を施しているので、ヴィンテージアイテムのような表情を備えている。シルクが生む繊細な光沢とリネン特有の節や乾いた風合いが融合し、上品で肩の力が抜けた雰囲気に。やや細めのシルエットの端正な一本となっており、パープルレーベルらしい一本となっている。
リネンパンツの名品4BERWICH「SCOTCH」
ベルウィッチの定番品「SCOTCH」を、リネン100%で仕立てた春夏仕様のモデル。深めのツーインプリーツと広めのわたりから、裾へ向けて強く絞り込むキャロットテーパードが立体的なシルエットを描く。ハイバックやサイドアジャスター、ダブル仕上げのクロップド丈など、クラシックな意匠が採用されているん点も特徴。生地はリネンらしいドライなタッチに加え、シルエットを支えるハリと上品な艶を備える。
リネンパンツの名品5Giorgio Armani「オーロラ調 糸染めリネン プリーツパンツ」
糸染めリネンが生む繊細な光沢と、オーバーサイズフィットによる流動的なシルエットが印象的。フロントに入れたプリーツが腰回りへ奥行きを与え、たっぷりとした生地を使用することで、リネンの軽やかさを優雅なドレープとして表現している。また、淡いライトブルーも魅力のひとつ。光の当たり方によって色調が揺らぎ、無地のパンツでありながら陰影をもたらす。













































