レディースでは2024年から注目されていた「ブラウン」が、メンズの間でも注目される予感！？2025年1月に開催された「ピッティ ウオモ 107」では、参戦者の装いはもちろん、ブランドブースでもブラウンを取り入れたスタイリング提案が目立った。
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2025メンズファッション速報！半歩先行く洒落者は「ブラウン使い」で着こなしをアップデートしていた！
時代によって更新されるファッショントレンドの中でもわかりやすいのが「色」。新しいファッションスタイルを楽しみたいと思った時、トレンドカラーを把握して着こなしのインスピレーションを得るのは有力な選択肢になるだろう。直近のピッティ ウオモで多くのブランドがプッシュしていた「ブラウン」といえば、筆者のなかでは2018年ごろに注目された「ブラック」&「ブラウン」のスタイリングを想起するが、今年はより自由にブラウンを取り入れたスタイリングが散見された。着こなしのポイントとしては、普段ブラックを選ぶアイテムをブラウンに差し替えるイメージがわかりやすい。
↑普段は黒ダウンを選びたくなるモノトーン軸の着こなしも、ブラウンに変わると新鮮！
ここからは実際に最新スナップを紹介しながら、2025年らしいブラウン系アイテムの使い方を紹介していく。
2025年的「ブラウン」のコーデ案１モノトーンに傾倒しがちな秋冬コーデのマンネリ打破に「ブラウンアウター」が効く
ついつい無難な黒を選びがちな冬アウター。次に買い足すなら思い切ってブラウン系に注目してみてはいかがだろうか。実はモノトーンやメンズベーシックカラーのネイビー、アースカラーなどと相性が良いブラウン。ブラウンアウターは黒アウターに引けを取らない程着回し力に優れている。羽織るだけで一気に着こなしの印象が変わり、現代的なムードを演出できることうけあいだ。
ブラウンアウターのおすすめをピックアップ！DESCENTE の 水沢ダウン'マウンテニア'
日本を代表するプレミアムダウンジャケットとして支持されている水沢ダウン。2024年より、新色が発表され、その中に今季注目のブラウンの展開も。「MOUNTAINEER」は、熱接着ノンキルト加工とシームテープ加工による高い耐水性はそのままに、2023年モデルからディテールを見直した水沢ダウンのハイスペックモデル。取り外し式のキーチェーンが付いた内ポケットを追加したことによって収納力を向上させたり、メッシュ生地を駆使したデュアルジップベンチレーションにより通気性がさらに良くなっている。裏地は、デサントオリジナルの保温素材 HEAT NAVI(R)を使用し、衣服内を快適な温度にキープ。また、フードをコンパクトに収納するだけでなく、雨などの悪天候下での着用も考慮し、フードへの水たまりを防ぐパラフードシステムを採用するなど、様々なディテールがアップデートされている。オーバーサイズモデル(¥143,000)も同じカラバリで展開。
ブラウンアウターのおすすめをピックアップ！GENTLEMAN PROJECTS の SHANKS TOKYO
大人っぽいキレイめコーデにアプローチできるアウターの定番「チェスターコート」は、着こなしの主役の位置付けであり、当然デザインやクオリティによって、“コーデが格好良くキマるか否か？” を大きく左右する。「SHANKS TOKYO(シャンクス トーキョー)」は、「羽織るだけでキマる」を最重要コンセプトに、ストリートシックなコーディネートにハマる計算されたオーバーサイズデザインを採用し、生地や縫製のクオリティーにも強くこだわって誕生した。テーラードコートの仕立て・仕様を取り入れつつも、カジュアル使いしやすいようパターンを緻密に調整。Tシャツはもちろんスウェットシャツやフーディ、オーバーサイズのニットなど、イマどきのあらゆるトップスにさらりと羽織ればキマってしまう完成度の高い仕上がりとなっている。
2025年的「ブラウン」のコーデ案２地味だけど効果絶大な「ブラウンパンツ」使い
アウターほど目立つ存在ではないものの、着こなし全体の印象に影響するのがパンツ。昨年に引き続きゆとりのあるシルエットのパンツは注目されているため、2025年はルーズなブラウンパンツがアツい！？
ブラウンパンツのおすすめをピックアップ！ORCIVAL の 2Tuck Back Gather Chino Pants
今の気分にフィットするワイドシルエットに、全体のバランスを取りやすい丸みを加えたコットンパンツを「ORCIVAL(オーシバル)」で発見。毛羽立ちの少ないコンパクトヤーンを使用した高密度のチノクロスで、オールシーズン活躍を期待できる。ウエスト背面はシャーリング仕様により、締め付け感のないストレスフリーな穿き心地に。
ブラウンパンツのおすすめをピックアップ！N.HOOLYWOOD & Champion の TRACK PANTS
N.HOOLYWOOD(エヌ ハリウッド)が仕掛けるモダンなChampionのニューコンセプトシリーズ「NEW WEAVE」。ヴィンテージファンの間では通称“バータグ”と呼ばれるタグが付いた70年代のChampionのプロダクトから、天竺素材を用いたアスレチックウエアにフォーカスした第3弾のスウェットパンツをピックアップ。立体裁断で組み上げられたカーブしたサイドシームやさりげないN.HOOLYWOODのピスネームが通常ラインとは一味違うムードをただよわせる。裾の絞りを調整できるワイドストレートシルエットの設計も◎
2025年的「ブラウン」のコーデ案３「ブラウンの小物差し」でさりげなくモダンにチューニング
キャップやアイウェア、タイといった小物にブラウンを取り入れる「ブラウン差し」で着こなしをさりげなくモダンな印象に。取り入れのハードルが最も低く、手軽にトレンドを取り入れられるのが魅力だ。さりげなく印象を変えたいという方は、ぜひ小物でブラウンを投入してみてはいかがだろうか。
ブラウン小物のおすすめをピックアップ！NEW ERA の WOOL BLEND LOW GAUGE
クラウン部分はケーブル編み、カフ部分はリブ編みに仕上げた表情豊かなニット帽。冬コーデらしい季節感を演出しながら、トレンドコンシャスなスパイスを効かせられることうけあいだ。製品洗い加工により、柔らかな肌触りとなっている。
ブラウン小物のおすすめをピックアップ！Ray-Ban の Wayfarer Folding Classic
衣類はモノトーンで統一させたいという方は、アイウェアやシューズでブラウンを取り入れてみるのがおすすめ。王道ウェイファーラーをフォールディング仕様にしたこのモデルは、間違いない選択肢かつミニバッグにも収納しやすいサイズ感に折り畳める携帯性の良さが魅力だ。
