ブーツの中でもっともドレッシーで、スタイルをエレガントに見せてくれるサイドゴアブーツ(チェルシーブーツ)。今回は、ファッション好きな海外の著名人たちもこぞって取り入れるサイドゴアブーツに的を絞り、コーデ事例をセレブスナップで紹介！
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スエードサイドゴアブーツとドロップショルダーのステンカラーコートをブラウン系の色味でマッチさせコーデの軸となる黒の上下と対比させた洒脱な着こなし
黒でまとめたコーデの軸にインしたデニムシャツのチラ見せとニットの赤いブランドロゴでアクセントを効かせ、ドロップショルダーのステンカラーコートとスエードサイドゴアブーツをブラウン系でマッチさせたヨハネス・ヒューブル氏。収縮色である黒の上下の印象をセットバックさせることでコートとブーツの存在感を際立たせ、あくまでもスマートに上品な甘さとマイルドな大人の雰囲気を後押した着こなしに。パキッとしたメリハリを避けるように馴染ませたブラックデニムとキャメルスエードブーツの組み合わせもお見事！
BUTTERO®(ブッテロ) サイドゴアブーツ
キャメルスエードのサイドゴアブーツを取り入れてコーデの軸をモカ系にまとめ、ブラキッシュなチェスターコートで甘さを制御
ブラウン、ベージュ、ホワイトから成るモカ色でコーデの軸をマイルドにまとめ、お馴染みのキャスケットでクラシックなムードを味付けしながらブラキッシュなチェスターコートで甘さを抑えたデビッド・ベッカム氏。抜けが良く中和力に長けた白Tシャツのインナー使いでくすんだ色合いが地味見えしないよう明るさを補正しながら、しっとりとした大人の冬コーデに若々しさを注入している。サイドゴアブーツのフォルムをアピールするよう折り返したボトムスのロールアップも見逃せない。
DOUCAL’S(デュカルス) サイドゴアブーツ
ブラウンスエードのサイドゴアブーツでモノトーンのグラデーションでまとめたメンズコーデにシブ味をプラス
トレンドをいち早くキャッチしたオフの着こなしも注目されるYe(カニエ・ウェスト)氏は、モノトーンのグラデーションでまとめたレイヤードスタイルにブラウンスエードのサイドゴアブーツでシブ味をプラス。ブラックデニムに馴染みやすくキメ感を抑制するにも効果的な深みのあるブラウンスエードのサイドゴアブーツを合わせることで単調になりがちなモノトーンスタイルと差別化し、上半身のルーズにまとめたレイヤードとスリムな下半身を対比させメリハリのあるコーデを完成させている。ウエストからたっぷり目に覗かせた杢グレーのカットソーの分量もナイス。
BOTTEGA VENETA(ボッテガヴェネタ) サイドゴアブーツ
ワイドレッグのダメージデニムにベージュスエードのサイドゴアブーツを合わせハードさを抑制
この手のワイドジーンズやバギージーンズにはティンバーランドのイエローブーツを合わせるのがストリートの定番だが、ブラッド・ピット氏はあえてベージュスエードのサイドゴアブーツをチョイスし武骨さを抑制した足元を演出。肌馴染みの良いベージュスエードの風合いでグラデーションのセーターとダメージデニムの組み合わせによって生まれるアクの強さを中和させ、洒落っ気とヤンチャなムードを残した着こなしに。顔周りの肌の露出とサイドゴアブーツの色味を呼応させながら、ハンチングからセーターへ繋がる美しいグリーンのグラデーションを際立たせている。
Common Projects(コモンプロジェクト) サイドゴアブーツ
スキニーデニムやスリムジーンズ、細身のパンツを軸にしたメンズコーデをスタイルアップするならサイドゴアブーツが有力な一手
全身をブラックからグレーのグラデーションでシックにまとめ、ナローシルエットのチェスターコートとスキニーフィットのバイカージーンズ、足元にセットしたブラキッシュなスエードチェルシーブーツでスタイリッシュな着こなしを披露したハリー・スタイルズ氏。くすんだ色味のバイカーブーツとスエードのチェルシーブーツでハードさを抑制し、シブ過ぎずヤンチャ過ぎないイイ按配のコーデを完成させている。この手の細身のパンツを軸にしたカジュアルコーデをスタイルアップするなら、サイドゴアブーツが有力な選択肢となることうけあいだ。
CROCKETT&JONE(クロケット&ジョーンズ) サイドゴアブーツ
