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港区ではモブ認定されがちなステータスアイテム3選

港区ではモブ認定されがちなステータスアイテム3選

日本屈指の猛者達が集う東京港区。通常のエリアであればステータス感を演出できるアイテムも港区では全く通用しない!?

港区でモブ認定されがちなステータスアイテム1ロレックスのサブマリーナー

サブマリーナーと言えば、1953年の登場以来、ロレックスを代表するダイバーズウォッチとして高い人気を誇るシリーズだ。ロレックスのサブマリーナーは、いわゆるロレックスのスポーツモデルの代表格として全モデルの中でも特に高い需要を持ち、定価での購入が難しい状況が続いており、世の中一般では間違いなく羨望の眼差しを受けるに値する時計である。しかし、リシャール・ミルやパテックフィリップの所有者も少なくない港区においては、話は異なってくる。

編集部 三井
例えば、ロレックスの「サブマリーナ デイト 126610LN ステンレススティール ブラック」は、直営店の定価でも150万円を超えており、二次流通店における店頭価格は200万円超えが当たり前です。安いクルマなら余裕で買えてしまうほど高価な時計なので羨望の眼差しを向けられるのが普通ですが、リシャールやパテック、APを所有している男性も珍しくない港区においては、ステータスシンボルとしての効果は全く期待できないと言って良いでしょう。ステータス至上主義のとある知人が「サブマリーナーって、ドラゴンクエストIIIで言うところのひのきの棒だよね(笑)」という発言をしているのを真横で聞いていてドン引きした思い出があります。

港区でモブ認定されがちなステータスアイテム2アメリカン・エキスプレスのプラチナ・カード

アメリカン・エキスプレスのプラチナ・カード」は、港区ではあまりにもホルダーが多く、特別感のあるステータスアイテムとしての効力は一切期待できない。以前まではインビテーションや紹介を受けた人のみが申し込めるカードだったこともあり、少なくとも所有する者にとっては特別感のあるカードだったが、2019年4月8日から一般申込が可能になったことで位置付けがゴールドカード寄りになり、相対的にステータスが低下したのは否めない。また、スマホ決済が浸透し、物理的なカードという形態で質感や色の違いによりステータスをアピールするような文化が廃れつつあるのも、ステータスシンボルとしての輝くを失う一因になっていくだろう。一方で「ブラックカード」として多くの人に知られるセンチュリオンについては、依然として希少性が高く、一目置かれるステータスシンボルとして十分にワークしている。

編集部 三井
アメックスのクレカに興味のない人から「シルバーカード」として誤認され、ゴールドよりも下ランクだと思われてしまう。アメプラホルダーなら一度は経験したことがあるのではないでしょうか。余談はさておき、私の周りの港区男子の間では「アメプラみんな持ってるし、そもそもカードを見せつける時代じゃないし。センチュリオンは憧れるけど取得するのは多分無理だから、センチュリオンへの通観点のカードとして持ち続けるモチベーションも上がらない。センチュリオン持ちたいのにインビテーション来てない人という目で見られるのも嫌。」ということで、アメプラから離脱する人がチラホラいる一方で、ステータスを演出するとかではなく、惰性で普通に持ち続けているという人が多数派です。

港区でモブ認定されがちなステータスアイテム3エルメスのシェーヌダンクル ブレスレット

エルメス4代目社長のロベール・デュマ氏が、1938年に船のいかりのチェーン(Chaine d’ancre)にインスパイアされて生み出した「エルメス シェーヌダンクル ブレスレット」は、完成度の高いタイムレスなデザインが特徴で、多くの人々を魅了する。エルメスの店頭に並ぶことはまずなく、また公式サイトには掲載もされていないため、店頭で入荷待ち申し込みをするか、二次流通店でプレ値で購入するかの2択になってくる。誰もが認める名作だが、港区でステータスアイテムとして機能させるのは難しい。一番人気のGMサイズの価格が現在28万1600円となっており、一般的には高額ではあるものの、港区で一目置かれるには安価すぎる。また、今のところ誰でも入荷待ちオーダーできるため、待ちさえすればどんな人でも買える点も弱い。

編集部 三井
港区と切っても切り離せないのが、六本木のキャバクラや西麻布のラウンジで働く女性や、歌舞伎町から遊びに来るホストといった水商売の人々の存在です。彼ら、彼女らは、アクセサリーの価格やブランドの格で相手を値踏みしたり、マウントを取ったりする習性があり、キャバ嬢はハリー・ウィンストン、ヴァン クリーフ&アーペル、グラフといったジュエリー、売れっ子ホストならクロムハーツの22Kゴールドのアクセサリーを普通に身につけていたりします。知名度のあるインフルエンサーやイケメンでない上に、身につけているアクセサリーが弱かったりすると、心のなかで平気で格下のザコ認定していたりします。同じ土俵で戦わないつもりでも港区で遊んでいれば、彼ら彼女らと必ず鉢合わせることになります。アクセサリーを身につけるならそのバトルに参戦しているような格好になるのが、何とも悩ましいところです。

※掲載価格等は、2025年3月13日時点の情報となります。

この記事の著者

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