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メンズのオフィスカジュアルは何点で合格か。10点満点スコア表でチェック!【2026春夏編】

メンズのオフィスカジュアルは何点で合格か。10点満点スコア表でチェック!【2026春夏編】

オフィスカジュアルの服装は曖昧ではない。構成要素を分解すれば、十分に適否を判断できる。とはいえ、「そもそも構成要素を分解して考えるのが手間だし難易度が高いんだよな…」という方は多いはず。本稿では、オフィスカジュアルの着こなしの適否を精度よく判断できるよう、一次判定のための早見表を示すとともに、実際の着こなしをトップス・ボトムス・シューズ・小物・ベルトそれぞれを数値化し、10点満点でオフィスカジュアルとして適切かどうかを評価しながら紹介していく。

10点満点で評価オフィスカジュアルの判定基準を早見表でざっくりと理解しよう

オフィスカジュアルの着こなしとは自由ではなく、制約の中で最適解を設計する行為だ。まずはオフィスカジュアルに適している服装のボーダーラインを把握するために、下記の早見表を活用してほしい。ちなみに、このスコアはあくまで一次判定のための目安であり、最終判断は素材・シルエット・清潔感・TPOによって補正される。

8点以上:安心圏。多くの職場で通しやすく、社外対応にも向きやすい
5〜7点:オフィスカジュアルのグレーゾーン。IT、広告、自由度の高い職場では成立しやすいが、金融や保守的な企業では注意が必要。内勤なら可、対外対応は慎重に。
4点以下:赤点。休日着に見えやすく、一般的なオフィスや対外対応には不向き

各アイテムの配点一覧これで迷える着こなしをスコア化!

本スコアは、「他者の目にどう映るか」を定量的に示す指標として捉えていただきたい。春夏のスタイリングは軽量化するほど判断の難易度が高まるが、数値化することで改善すべき要素は自ずと明確になるはずだ。※今回は視認性を優先し「アイウェア」「バッグ」はあえて評価対象から除外している。

トップス

ジャケット +3点
ドレスシャツ、ポロシャツ、ハイゲージニット、 +2点
ローゲージニット、オーバーシャツ、ワークシャツ、バンドカラーシャツ、開襟シャツ、Tシャツ類 +1点
タンクトップ -5点

※上半身の加点対象は最大2アイテムまで。また3枚以上の重ね着は、見え方としてカジュアル寄りになるため減点対象となる場合あり
※シャツを取り入れる場合、ドレスシャツ系は2点、羽織り見えするシャツは1点相当と計算
※生地補正は全カテゴリ共通で適用される

ボトムス

スラックス +2点
ドレスチノ +1点
ジーンズ 0点
カーゴパンツ -1点
ショートパンツ -5点

セットアップ

セットアップ欄を使う場合は、トップス・ボトムスの単品加点とは重複しない。

ビジネススーツ +6点
ドレス寄りセットアップ +5点
芯地なしリラックス仕立てのセットアップ +4点
ストレッチ系セットアップ +3点
テック系・スポーティセットアップ +2点

※極端なオーバーサイズやタイトサイズ、肩の落ちすぎ、2クッション以上の裾のたまりは-1点補正
※見た目がテーラードでも、機能服感が強い場合は1段階下げて評価
※上下同素材でも、テーラードジャケット&スラックスの構造から逸脱する場合はセットアップとして加点しない

シューズ

革靴 +2点
ミニマル顔レザースニーカー、チェルシーブーツ +1点
ランニングスニーカー、ハイテク系ボリュームスニーカー 0点
カジュアル系ブーツ類 -1点
派手色配色のスニーカー -2点
サンダル -5点

※手入れを怠って汚れている場合、見え方次第で-1点補正

減点アイテム・その他減点項目

減点アイテム
主張の強いチェック柄・ストライプ柄アイテム、メッシュベルト -1点
派手色アイテム、ガチャベルト -2点
-2点
キャップ、前面に大きく主張するロゴ入りアイテム、破れ・クラッシュ加工入りの服 -5点
その他減点項目
コーデの色数が4色以上かつコントラストが強い -1点
タックイン時ベルトなし(ベルトレスパンツは除く) -1点
ソックス無し(クールビズ文脈では許容される場合も) -1点
極端なオーバーサイズやタイトサイズ -1点
デニム、スウェット、シャカ感の強い化繊などのカジュアル見えする生地 -1点

※生地補正は全カテゴリ共通で適用される

点数が高くても安心とは限らないケースも採点時に注意すべき3点

冒頭で少し触れたように、このスコア表はあくまでも一次判定のための目安。季節・職場・立場によって状況は変わることを念頭に置いておいて欲しい。ここからはさらに精度をよくするために、点数が高くても安心とは限らないケースとなりうる採点時の注意点を紹介していく。

採点時の注意点1重ね着で点数が伸びても、見え方は別

余分な重ね着は、カジュアル見えしてしまう要素のひとつ。上半身の加点対象は最大2アイテムまでとし、それ以上は減点対象となる可能性が高まると考えたい。

採点時の注意点2素材とシルエットで1点以上ズレることがある

極端なオーバーサイズや、明らかにカジュアル・スポーツ用の生地を使用したアイテムは減点対象に。オフィスカジュアルの着こなしにおいては、シルエットでむやみに遊ばず、生地は上質で主張が控えめなものを組み合わせることに徹したい。

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採点時の注意点3スコアは一次判定であり、最終判断はTPOで行う

満点に近い服装だからといって、どの場面にも通用するとは限らない。当たり前ながらカジュアルな場には気張らない装いの方が周りに溶け込める。スコアを参考にしつつ、TPOに合わせて着こなしを微調整できる引き出しを増やしていってほしい。

AI image

リアルな春夏コーデで検証オフィスカジュアルの装いの適否をスコア化

オフィスカジュアルの装いスコアは「加点項目を合計」「減点項目を差し引く」「最終点数で判定」の3ステップで計算していく。ここからは実際に洒落者たちの着こなしを例に、オフィスカジュアルの装いの適否をスコア化し、判定していく。

春夏コーデ1大人の余裕を感じさせるスーツ&スニーカーコーデ

ベーシックなネイビースーツに白シャツを合わせた王道オフィスカジュアルスタイル。足元はレザースニーカーで軽やかに外すことで、オフィスカジュアルらしいリラックス感のある装いにまとめている。キメすぎず、かといって外し過ぎにも見えないオフィスカジュアルの装いを実現したい方は、ぜひ参考にしてみてほしい。

【加点項目:合計+9点
スーツ(+6点):ベーシックなネイビースーツ。
ドレスシャツ(+2点):ビジネススタイルの王道白シャツをチョイス。
ミニマル顔のレザースニーカー(+1点):サイドラインのアクセントがあるものの、主張は控えめでクリーンな白スニーカー。

【減点・補正項目:合計0点】
オフィスカジュアルの適否においては、目立った減点項目が見当たらない。

【最終スコア】
9点(幅広い職場で成立しやすいオフィスカジュアルスタイル)

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春夏コーデ2洗練された大人のリネンジャケパンスタイル

BRILLA PER IL GUSTOのディレクターを務める小林 淳平氏のスタイリングを紹介。グレーの濃淡でまとめたジャケパンスタイルに、ブラウンのスエードローファーを合わせた上品でイタリアンクラシックを感じさせる着こなし。一方、リネン素材特有のシワ感や足首を見せた素足履きがリゾートライクでカジュアルな印象を強めているため、オフィスカジュアルの装いとしてのスコアはグレーゾーン。アパレルやクリエイティブ系の職場、または自由度の高いオフィスでは「こなれ感のある洗練されたスタイル」として絶賛されるものの、厳格なドレスコードがある企業や堅い商談の場では「ラフすぎる」と受け取られるリスクあり。

【加点項目:合計+9点
ジャケット(+3点): ライトグレーのリネンジャケット。素材感により少しカジュアル寄りだが、着用感は上品。
ポロシャツ(+2点): インナーとして白ポロシャツ。清潔感があり、上半身加点対象のアイテム。
スラックス(+2点): グレーのスラックス。ややゆったり目だが、素材と色合いでオフィス対応可能。
革靴(+2点): ブラウンスエードローファー。カジュアル寄りだが手入れ済みで清潔感あり。

【減点・補正項目:合計 -2点
ソックス無し(-1点): ローファーを素足(またはインビジブルソックス)で履き、足首が露出しているためカジュアル見え要素として減点。
素材補正(-1点): リネン特有のシワ感がカジュアル寄りに見える可能性を考慮し、-1点補正。

【最終スコア】
7点(オフィスカジュアルのグレーゾーン上位)

春夏コーデ3モダンな洗練セットアップスタイル

もしあなたがSaaS企業やプロダクト開発職、クリエイティブな広告代理店やデザイン会社に勤めているなら、スコアはグレーゾーンになるものの、こんな装いで攻めの好印象を狙ってみるのも一手だ。オーバーサイズシルエットのセットアップでカジュアル感を強めて親しみやすさを演出しつつ、ブラック&ホワイトの2色に絞った洗練されたカラーバランスと上質なレザー小物によってクラス感をキープ。まるでドレスとカジュアルの良いとこ取りをしたようなメリハリの効いたスタイリングが、底知れぬ提案力と柔軟性を持つシゴできのオーラを醸成する。

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【加点項目:合計+7点
芯地なしリラックス仕立てのセットアップ(+4点): リラックスした仕立てであるため、芯地なしリラックス仕立てのセットアップとして採点。
Tシャツ(+1点): インナーにはシンプルな白のクルーネックTシャツを着用。
革靴(+2点): 足元は黒のレザーローファー(革靴)でしっかりと引き締めている。

【減点・補正項目:合計 -1点
極端なオーバーサイズ(-1点): ジャケットは明確な「ドロップショルダー(肩が落ちたデザイン)」であり、身幅もかなりゆったりしている。また、パンツも太めのワイドシルエットで裾にたまりができているため、「その他の減点項目」にある「極端なオーバーサイズ」が適用される。

【最終スコア】
6点(オフィスカジュアルのグレーゾーン)

春夏コーデ4洗練された大人のワントーンスタイル

ベージュ系でまとめた上下に白スニーカーを合わせた、クリーンで都会的なカジュアルスタイルとしては非常に洗練され、鍛えられた体型にもよく似合っている。しかし、オフィスカジュアルという観点でスコア表に照らし合わせると、ジャケットを着用していないことや、ベルトを通さずにタックインしている点などのカジュアル要素が目立ち、スコアは2点に留まる。休日の外出や、服装規定が完全に自由なクリエイティブ系オフィスであれば問題ないが、一般的なビジネスシーンには適していない。

【加点項目:合計+4点
Tシャツ(+1点): Tシャツではあるものの、上品な編み目のサマーニットを着用し、大人っぽい品の良さを演出している。
スラックス(+2点): ボトムスはプリーツ入りのスラックスを合わせ、ドレスライクな綺麗なシルエットを表現。
ミニマル顔レザースニーカー(+1点): 足元は装飾の少ないシンプルな白のレザースニーカーで、クリーンな軽快さをプラスしている。

【減点・補正項目:合計-2点
タックイン時ベルトなし(-1点): ベルトループが明確にあるパンツにも関わらず、トップスをタックインしてベルトをしていないため、「その他の減点項目」が適用されてルーズな印象に。
ソックス無し(-1点): スニーカーを素足(またはインビジブルソックス)で履き、足首が完全に露出しているためカジュアル見え要素として減点に。

【最終スコア】
2点(カジュアル感が強く、一般的なビジネスシーンには不向き)

春夏コーデ5洗練された大人のサマーポロシャツスタイル

ブラウンとホワイトの2色で潔くまとめた、イタリアンクラシックを感じさせる夏の装い。トップス、ベルト、シューズの色をブラウンで美しく統一しているため、非常にエレガントで洗練された印象に仕上がっている。ジャケットを着用していないためトータルスコアは低めだが、クールビズ期間やスマートカジュアルが推奨される夏のオフィスでは、周りと差がつくお手本コーデだ。

【加点項目:合計+6点
ポロシャツ(+2点): トップスは落ち着いたブラウンのポロシャツを着用。襟があることで、Tシャツよりもきちんと感を演出できている。
スラックス(+2点): ボトムスはセンタークリース(折り目)がくっきりと入ったホワイトのスラックスを合わせ、ドレスライクで清潔感のある雰囲気に。
革靴(+2点): 足元はトップスと同じブラウンのレザーローファーで、コーディネート全体を品良く引き締めている。

【減点・補正項目:合計-1点
ソックス無し(-1点): ローファーを素足(またはインビジブルソックス)で履いており、足首が露出しているため、ビジネス基準の「カジュアル見え要素」として減点。

【最終スコア】
5点(夏のオフィスカジュアル・クールビズのお手本レベル)

春夏コーデ6親しみやすさと落ち着きを両立したカジュアルスタイル

自由と責任の文化が形成されたクリエイティブな職種なら、より自由度の高いスタイリングにも挑戦できる。例えば、ローゲージのショールカラーカーディガンをテーラードジャケットに見立てて羽織ったこんなコーディネート。ジャケパンのような品を維持しながら、ニットだから着心地はルームウェアのようにラクちん。従来の仕事服にあった堅苦しさを取り除き、好印象を残した新しいスタイルの一例として、ぜひ参考にしてみてほしい。

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【加点項目:合計+6点
カーディガン(+1点): 紺色のローゲージショールカラーカーディガン。「ローゲージ」素材のため1点評価となるが、落ち着いた色で好印象。
Tシャツ(+1点): 白無地のTシャツ。清潔感はあるが、オフィスカジュアルとしては1点。
スラックス(+2点): グレーのスラックス。きれいめな印象で、ボトムスとしての加点対象。
革靴(+2点):足元が写っていないため、ここでは革靴を合わせた場合の想定スコアとして算出。

【減点・補正項目:合計0点】
その他、色数は抑えられており、サイズ感も適切で、特に減点項目は見当たらない。

【最終スコア】
6点(オフィスカジュアルのグレーゾーン)

春夏コーデ7オーバーサイズシャツで魅せる、モダンなリラックススタイル

リモートワークが中心の職種なら、ばさっとジャケット感覚で羽織れるシャツが1枚あると便利。直近で行われたメンズファッションの祭典ピッティウオモでは、新しい重ね着の試みが散見されており、なかでもニットセーターの上にシャツを合わせたスタイリングは、オフィスカジュアルの装いにも反映できそうだ。このコーデでは、ゆとりのあるシャツのインナーに3Gながら天竺編みでTシャツのような感覚で着こなせるように仕上げたローゲージセーターをセット。プレミアムフライデーや内勤の日にもぜひ取り入れてみて欲しい。

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【加点項目:合計+6点
オーバーサイズシャツ(+1点): ブルーグレーの開襟シャツ。羽織りスタイルとして計算。
ローゲージセーター(+1点): 3Gのローゲージセーターをインナーとして採用。
スラックス(+2点): 黒いワイドスラックス。きれいめな印象で、ボトムス加点対象。
革靴(+2点):足元が写っていないため、ここでは革靴を合わせた場合の想定スコアとして算出。

【減点・補正項目:合計 -1点
シルエット補正(-1点): シャツ、パンツともにオーバーサイズであり、全体的な「オーバーサイズ」の補正として減点。

【最終スコア】
5点 (オフィスカジュアルの下位グレーゾーン)

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